- ベストアンサー
地震について。P波の速度の求め方をおしえてください
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
示されている情報・条件で不明なことが多いので、答えの出し方が不明です。 地震の問題では伝播速度を所与の条件として距離を求めるものが多いですが、今回は伝播速度を求める問題です。 速度を答えとして出すには、距離と時間の情報が必要なのが普通です。距離情報と時間情報を探して求めることが、問題を解決してくれると思います。 (1)図の中に、p波が伝わる様子が2経路示されているようです。それぞれの経路の長さが情報として与えられているか、計算で求められるようになっているのであれば、伝搬(伝播)する経路を出してください。 2経路は長さが違うはずなので、仮にL1km(地殻の表面近くを伝わる経路の長さ)、L2km(震源からマントルに達しマントルを伝わったのち再び地表に到達する経路の長さ)の2つの長さを出してください。 (2)次に、設問か図などの中に時間情報か時刻情報があると思います。 地震波の図にtという記号で表している横軸にあるかもしれません。 どのように示されているのかわかりませんが、震源での地震の発生時刻と地震動の観測地点(普通は地表にあります)で(P波の到着)をとらえた時刻から、地震波(P波)がその経路で観測地点に伝わるのに要した時間(t秒、t1地殻の表面近くを伝わる経路に懸かった時間、t2震源からマントルに達しマントルを伝わったのち再び地表に到達する経路に懸かった時間)を求めます。 (3)伝わった距離と伝わるのに懸かった時間から、平均のP波の速度を計算します。 P1=L1÷t1、P2=L2÷t2 (一般的にはP波は5km/sと言われますが、計算して見なければ、問題の答えにはならないので、計算してください。 問題の正解が5km/sとはっきりしていて、P1、P2とも5km/sにはならない場合、P1とP2の平均を求めている問題かもしれません。 なお、平均=(P1+P2)÷2でも出せますが、【P=L1÷t2】という計算もあります。 これは、(震央-観測地距離)÷(一番最初に到着したP波の到着時間)で計算したものです。 次のURLの図からP波到達までの平均速度をイメージすると、遠くなるほど平均速度は速くなる計算になります(距離の伸びに比べて時間がかからない)http://www.s-yamaga.jp/nanimono/chikyu/chikyunokozo-01.htm (あるいは、色々な地震のデータがあって地震毎、あるいは観測地毎のP1などを計算して、その平均を出すと、大体5km/sになるという問題かもしれません。 計算したP1のばらつきが大きい場合には、4.9743KM/Sとか5.555km/sのように細かく計算しても意味がありません。ばらつき具合を考えて大体の数字を出すことを期待されているのかもしれません。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 参考ですが(実際の地震波観測からP波の伝播速度を計算推定したものがあります) http://www.hp1039.jishin.go.jp/kozo/Mie8/figures/f3-2-14.jpg おおざっぱな推定では、次のようなものもあります。図1.4 大陸と海洋の地殻構造とP波速度 (‘地震・プレート・陸と海’、深尾、1985)。 http://home.hiroshima-u.ac.jp/er/ES_CK_N1.html ここには次の注記があります(各層の厚さとP波速度は、むしろ概念的な値を示すもので、場所によっては、この値からかなりはずれることもある。) ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 中学の入試問題の解説では、「大手塾では地震のP波とS波の速度はそれぞれ、秒速8kmと秒速4kmで習います。」http://www.chugakujuken.jp/komatou/rika/15.html 中学生向けの理科の解説では、「[P波](Primary wave)・振動方向と波の進行方向が同じでたて波。・固体・液体の中を伝わる。・地表近くで、秒速約6~8kmの速さで伝わる。」 http://yslibrary.cool.ne.jp/harorika017.htm
関連するQ&A
- 走時曲線
地表付近に震源をもつ人工地震を観測した結果、観測点付近の地下は地表面に平行な1つの速度不連続面によって上下2つの層に分けられることがわかった。この観測で得られた震央距離と初動の各観測点までの所要時間(走時)は次のとおり。 (震央距離(km),所要時間(秒))=(36,6)(75,12.5)(114,19)(150,25)(180,30)(220,35)(244,38)(280,42.5)(300,45) この走時曲線は震央距離約180kmのところで折れ曲がる2つの直線からなり、第1層の速度v1は約150/25=6km/s、第2層v2は(300-180)/(45-30)=8km/s、 ここで第1層の厚さは約34kmなんだそうです。この厚さはどのようにして求まるんでしょうか?
- ベストアンサー
- 地学
- 震度分布はどうして同心円を描かない?
地震の震度分布が必ずしも同心円上にならないのは、どうしてですか? 震源から地震波が地表に伝わる際、震源から近いところは波の振幅が大きいから震度が大きくなる、というのはわかるんですが・・・ 自分で考えた理由としては、地震波の伝わる地殻の構造が一定でないからと思ったのですが、その他に理由はありますか?
- ベストアンサー
- 地学
- 地震の震源地
ある地震がA,B,Cの地点で下記のように観測された。この地震について次の各問いに答えなさい。 なお、地点Cは地震から160km離れており震源の深さは無視できるほど浅く地震波が到達する時間と震源からの距離は 正比例するものとして考えよ。 地点A 12時00分35秒から12時01分03秒まで初期微動が続いた。 地点B 12時00分23秒に主要動が到達した。 地点C 12時00分23秒から初期微動が20秒間続いた。 (1)初期微動が続いた時間をt秒間とし、震源までの距離をdKmとして、tとdの関係式を答えよ。 (2)主要動を起こす波(S波)の速度は何km/秒か。? (3)この地震の発生した時刻は、何時何分何秒か。? (4)震源から地点Bまでの距離は何キロメートルか? 助けてください。
- 締切済み
- 数学・算数
- メキシコでの大地震について
マグニチュード8.1の大地震でしたが、震源の深さが69kmと深かったのにかなりの建物被害が起きています。 普通深度が深いと地表の被害は少ないような常識的な知識がありましたが、今回は何故被害が大きかったのでしょうか。
- ベストアンサー
- 防災 ・災害
- 中学理科の地震についての質問
中学校の理科の問題(地震)についての質問です。 問題は、、、 『下の図は、ある同じ地点で地震計に記録された地震(1)と地震(2)のゆれを示したものである。 これらの地震はどちらが大きいか?「震源までの距離」「主要動」という語句を使って理由を書け。』 というものです。 図に描かれている地震(1)と地震(2)の様子は、 地震(1)----初期微動継続時間が短く、主要動のゆれの幅も小さい。 地震(2)----初期微動継続時間が長く、主要動のゆれの幅が大きい。 というものです。 地震の規模の大小を、グラフからどのように読み取るかがわかりません。 初めは主要動のゆれの幅が大きい方が、地震の規模が大きいのかな?と思ったのですが、、どうもわかりません。初期微動継続時間が短いということは、震源までの距離が近いということなので、地震(1)の方が規模が大きいのかな?とも思えます。 図がないのにこのような質問をしてもうしわけありません。どうか、よろしくお願いします!
- ベストアンサー
- 地学
- 中二 理科 地震の問題です
教えてください A地点は 震源からの距離30km 下の図は地震計が記録したゆれの記録です A地点にP波が到着してから5秒後に、X地点にS波が到着しました。X地点の震源からの距離は何キロか P波の速さは7.5km/s S波の速さは3km/s です よろしくお願いします。
- 締切済み
- 地学
- 中学理科 「地震」の問題です
「ある地震のP波の速さは8km/秒であった。この地震で、震源から200kmの地点での初期微動継続時間は25秒であった。(1)この地震で初期微動が5秒しか続かなかった地点は震源から何kmの地点か。(2)S波の速さを求めなさい。」この二問の問題の解答と解説をお願いします。僕は中学生で、解き方が思いつかないので、詳しい解説をよろしくお願いします。
- ベストアンサー
- 地学
- 地震計の記録の見方について
地震のP波、S波の到達によって初期微動や主要動という揺れが起こると言うことですが、教科書に載っている地震計の記録を見ると、P波の到着は、揺れはじめなので何時何分ということはわかるのですが、S波が到達した時刻ははっきりわかりません。グラフが大きく揺れはじめたところといっても、S波が到達したときにはP波によってもゆれているのでS波による揺れはじめがはっきりしないと思うのですが。それとも振幅が何マイクロメートル以上になった時刻とか、縦波と横波の違いがグラフに出るとかでS波が到着したということなのでしょうか。ご存じの方教えてください。
- ベストアンサー
- その他(学問・教育)
お礼
素敵です。