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滴定曲線からpKaが求められる理由

0.02mol/LCH3COO30mLを0.1mol/LNaOH(0~12mLまで)で滴定して、NaOHの滴下量とCH3COOHのpHから滴定曲線を作成しました。 この滴定曲線から作図法で滴定終点を求めたのですが、pKaの概略値が滴定終点の1/2のNaOH滴下量の時のpHの値に等しくなる理由が分かりません。ネットで調べても、滴定終点の1/2の滴下量時のpHでpKaが出てくることすら見当たらないです。ヘンダーソンバッセルハルヒの式が関わっているそうなのですが、その式だけ見ても全く見当がつきません。 回答よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • nious
  • ベストアンサー率60% (372/610)
回答No.3

#2です。 pKa=-log(Ka) 、Ka は酢酸の酸解離定数です。 % を表す式は、次の電荷収支から理論的に得られたものです。 [H^+]+[Na^+]=[CH3COO^-]+[OH^-] [H^+]+Bx/(v+x)=AvKa/{(v+x)([H^+]+Ka)}+(Kw/[H^+]) [H^+]=Ka を代入、xをvで表して、x=f(v)。 当量点は、x=Av/B だから、100*f(v)/(Av/B) (%) pKaが小さい程(酸として強い程)、50%の 1/2当量点 から手前にずれていく事が分かります。

dhbi
質問者

お礼

解説ありがとうございます。

その他の回答 (2)

  • nious
  • ベストアンサー率60% (372/610)
回答No.2

それは当然です。全ての弱酸について成り立つ訳ではないからです。 濃度 A(M) の弱酸「HA」(解離定数:Ka) を、濃度 B(M) の強塩基で滴定するとき、 正確に [HA]=[A^-] で pH=pKa となるのは中和が、 50・(B/A)・{(AKa‐2Ka^2+2Kw)/(BKa+Ka^2‐Kw)} (%) 進行した時です。 A=0.02M、B=0.1M の場合には、 pKa=2.5 で 約33% pKa=3 で 約45% pKa=3.5 で 約48% pKa=4 で 約49% pKa>4.5 で ほぼ 50% 中和した時です。(ほぼ 1/2 当量点) 酢酸の pKa=4.76 (25℃) だから、近似的にたまたま成り立っただけの話です。 より強い酸では一般には成り立ちません。 従って、「一般に 1/2 当量点の pH=pKa」等と記載されるような事は絶対に有馬温泉。

dhbi
質問者

補足

回答ありがとうございます。 50・(B/A)・{(AKa‐2Ka^2+2Kw)/(BKa+Ka^2‐Kw)}%の式が少しよく分からないのですが、Kaというのは酢酸のpKaのことでしょうか?2Ka^2の^2とは何なのでしょうか?

  • itaitatk
  • ベストアンサー率38% (751/1976)
回答No.1

pKaは50%解離しているPHなのですべてがイオンの状態になった半分がpKaになるということです

dhbi
質問者

お礼

回答ありがとうございます。

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