• ベストアンサー

質問紙の分析の仕方が分かりません。

大学の卒論でシャイネスについての研究をしています。 質問紙をSPSSを使い分析をしたいのですが方法が分かりません。 質問紙のある項目群の得点の合計を算出し(120人分) →それを昇順に並べ替え →3つの得点群(高得点群・平均得点群・低得点群)に分けたいのですが、 どうすればいいのでしょうか?? SPSSを使って3つの得点群に分け分析はできるのでしょうか? どなたかご教授ください。よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • vzb04330
  • ベストアンサー率74% (577/778)
回答No.1

大変正直なご質問ではありますが、卒業論文とはいえ、研究に取り組む上では、どういう方法で、どのように分析するか、まで見通しを持って、研究計画の段階から十分考えておく必要があります。 そうでないと、行き当たりばったりの対応となり、本来確認したかったはずの仮説の検討ができないという始末になってしまいますので、ご注意ください。 分析方法の詳細まで、ここでご説明すると煩雑ですし、多少はご自分でも調べていただいた方が、よくおわかりにもなるでしょうし、今後の質問者様のためにもなろうかと思いますので、筋道だけ書かせていただきます。 SPSSを用いたデータ分析についてゃ、超初心者向きの参考図書もたくさん出ています。 たとえば、 1.小田利勝(2007):ウルトラ・ビギナーのためのSPSSによる統計解析入門、プレアデス出版、¥2,200+税 2.石村貞夫・石村友二郎(2010):SPSSでやさしく学ぶ統計解析(第4版)、東京図書、¥2,500+税 3.石村貞夫・石村光資郎(2010):SPSSによる統計処理の手順(第6版)、東京図書、¥2,800+税 4.柳井晴夫・緒方裕光(2006):SPSSによる統計データ解析-医学・看護学,生物学,心理学の例題による統計学入門-、現代数学社、¥2,800+税 などがあります。 さて、ご質問に関しての大まかな方法です。 1.SPSSへのデータ入力  SPSSで直接入力su るなり、Excelを用いて入力したデータを読み込むなりしてください。 2.合計得点の算出  SPSSのデータエディタのメニューにある「変換(T)」タブから、「計算」を選ぶ。「変数の計算」ダイアログが現れますから、「目標変数(合計得点を入れる変数)」に新しい変数名を入れ、さらに、「数式」欄に、合計得点を求める元になる変数名と「+」記号とをクリックすることで、数式として入力する。これで、合計得点が求められ、新しい変数として追加されます。 3.3群に分ける  昇順に並び替える必要はありません。  メニューの「分析(A)」から、「記述統計(E)」、さらに、「度数分布表(F)」を選び、「統計(S)」を指定します。このダイアログで、平均値、標準偏差を必ず指定する。他の指標は必要に応じて指定します。  3群に分ける際の基準を、仮に平均±1標準偏差以内を平均得点群、これ以上を高得点群、以下を低得点群とします。データエディタのメニューにある「変換(T)」から、「他の変数への値の再割り当て(R)」を選びます。「入力変数→出力変数(V)」と、「変換先変数」を指定します。前者は、合計得点、後者は、新しく作成する、3群を区別する変数となります。「変換先変数」は、新しいものを指定すれば、自動的に作成されます。さらに、「今までの値と新しい値(O)」に3群を区別する合計得点の値(ここで示した例であれば、平均値+1標準偏差、平均値-1標準偏差の値)などを入力します。  これで3群に分けられ、それが「変換変数」として作成されますので、データをいったん保存してください。 4.3群間の合計得点の平均値の比較  3群間の比較について、合計得点の平均値に有意差が認められるかどうかを比較するとすれば、一要因(一元配置)分散分析を用います。2群間の平均値の差の検定であれば、t検定を使いますが、3群間の比較の場合、結果的に有意水準が甘くなりますので、t検定を繰り返し実施してはいけません。  「分析(A)」、「平均の比較(M)」から、「一元配置分散分析」を選択します。「従属変数リスト(E)」に検定したい、合計得点の変数を、また、「因子(F)」には、先ほど3群に分けた「変換変数」を入力します。分散分析では、全体として有意差が認められるかどうかを調べますので、これで有意であった場合、どの2群間に有意差が認められるかについては、「その後の検定(H)」を用いて、どの方法で行うかを指定します。 以上でお考えの検定まで実施できます。 ただし、ここまでの説明において、検定方法の選択の仕方など、細部については、SPSSのバージョンによって、メニューに示される順序、項目などが異なりますが、それらまで言及しますとさらに煩雑となりますので、恐縮ですが、参考図書をご覧になるか、上記の説明を適宜応用して挑戦してください。 また、「その後の検定」の方法のうち、どれを採用するかについては、説明を省きましたので、卒論の指導教員の先生とも相談され、ご指導を受けてください。 以上、ご参考までに。

819111
質問者

お礼

お礼が遅れてしまい申し訳ありません。 とても丁寧なご回答ありがとうございました。 vzb04330さんの教えてくださった手順と参考図書をもとに、3つの得点群に分け分析を行うことができました。 これから卒業研究を進めるにあたり、人に聞くようなことがないよう十分検討を重ねて研究を行っていこうと思います。   ありがとうございました。

関連するQ&A

  • SPSSを使う分析(心理学)はエクセルでもできますか?

    SPSSを使う分析(心理学)はエクセルでもできますか? 今大学で「人間関係に関する調査」といった内容でアンケートを取り、 1:各項目についての度数分布の確認、2:全項目の合計得点を求め平均と標準偏差を算出、3:部分―全体相関係数を算出、4:尺度得点の性差についてt検定によって検討する という課題が出されています。 教授はSPSSのやり方を熱心に話していたのですが、去年違う講義で似たようなことをエクセルでやったことがあって、エクセルでもできるんじゃないのかな?と思い、質問させて頂きました。 SPSSは大学に行かないと使えないし、私の家は大学まで2時間半程かかるところにあるのでできれば家でやりたいと思っています。 ご存知の方は教えてください。

  • 卒論の分析方法に関して

    心理学の卒論について質問です。データは揃ったのですが、どんな分析をするのが適切なのかよく分かりません。 尺度Aと尺度Bの尺度Cへの影響を調べたいです。 それぞれの尺度の合計得点を高低群別に分け、調べようと思っているのですが…。 分散分析の方法を教えてください。SPSSも可能ですが、できればanova4でやりたいです。 統計のことがよく分かっていないので、どなたか教えてください。 よろしくお願いします。

  • 心理学のレポートの分析の仕方

    心理学のレポートについて質問です。調査をとったものの、どんな分析をするのが適切なのかよく分かりません。 ・A尺度とB尺度を使って、A感情とB感情の関連性を調べたい ・性差によって違いがあるか調べたい 目的はこの2つです。 得点を足して高低群別に分けようかと思ってましたが・・・ A尺度に明らかに逆転項目と思われる質問項目があるのに、特にそのようなことが書いていなかったので、勝手に配点を変えたり、単純に得点を足したらまずいかなと思い困っています。 このような場合どうすればいいのでしょうか? (1)どの分析法が必要か (2)なぜそれが必要か を教えて頂きたいです。ちなみにSPSSを使います。 統計のことがよく分かっていないので、初歩的な質問ですいません。どなたか教えてください。よろしくお願いします。

  • 満点の異なるテストの相関分析

    統計初心者です。ご教授をお願いいたします。 満点の異なる三つのテストの相関関係を見たいと 思っています。(例えば, テストA・・・30点満点で平均得点は25点, テストB・・・50点満点で平均得点は30点, テストC・・・70点満点で平均得点は65点) このような場合,以下の内のどの方法で相関分析を することが望ましいのでしょうか。 (1)テスト得点をパーセンテージ化して分析 (2)テスト得点をz得点化して分析 (3)テスト得点のまま分析 望ましいのは,(1)か(2)かと思っているのですが…。 なお,分析に使用する統計ソフトは,SPSS(Ver.17)です。 どうぞよろしくお願いいたします。

  • 回帰分析の使用方法について(SPSS)

    現在、論文を書いているのですが、指導教授より回帰分析を行うように指示されました。 目的は論文で回帰分析を用いてパス図をつくることです。 しかし、私はSPSSにはほとんど触れたことがなく途方に暮れています。どなたか使い方を教えていただけないでしょうか? 困っている点としては、 1.因子得点を用いる方法で回帰分析を行うにはどのようにすれば良いか 2.回帰分析を用いてパス図を記述するにはどのようにすれば良いか です。 なかでも、1.については因子得点をそのまま使わず、合計して回帰分析しないさいと言われたのですが、どのタイミングで使えば良いのかわからなくなっています。そのまま因子得点を用いて回帰分析すると、パス図が複雑になるので、見やすくするためには合計するほうが良いらしいのですが、よくわからないのです。 上手く説明できていないと思いますが、どうかよろしくお願いします。

  • 因子分析前の項目分析

    心理の尺度作成についての質問です。長文ですみません! 5件法で予備調査を行いました。 因子分析を実施する前に項目分析を行う予定です。 項目分析の予定としては、I-T相関、GP分析、歪度・尖度を予定しています。 ■質問  (1)歪度・尖度をSPSSで算出したのですが、 どの程度の数字であれば項目を削除してよいのか、迷っています。 書籍や先行研究を調べてみたのですが、すべて異なってました・・・ よろしければ、項目を削除する目安の数字を教えていただければ、と思っています。   (2)同じく項目分析について、 「バイモーダル」(2つ山のある度数分布の図)も やっておいたほうがいいよ、と 先生に教えてもらったのですが、 判断するべき基準の数字(削除するべき目安の数字)がどーーーしても 見つけられませんでした・・・ よろしかったら、どうやって判断したらよいのかも教えていただければ、と思っています。 教えてください!よろしくお願いします!

  • SPSSの一元配置分散分析の方法

    現在、SPSSを使用して卒業論文の検定を行っています。 今の段階で質問項目の因子分析を行った結果、3因子が抽出されました。 そこで、次の段階として、その3因子と年齢との関係を見たいです。 年齢は(1)青年期(10代~29歳)(2)壮年期(30~65歳)(3)老年期(65歳~)の3区分に分けています。 SPSSを使用して 分析→平均の比較→一元配置分散分析までいったのですが、 その後の操作をどのように行ってよいのかわからず困っています。 とりあえず、従属変数リストには抽出された3因子を入力して 因子のところに独立変数の年齢を入れてみましたが、 この操作であっているのかすらよくわかりません。 また、独立変数には「年齢」以外にも「自尊感情得点」(尺度を使用) も検定していきたいと考えているのですが、 普通、尺度得点はどのように分類すればよいのでしょうか? 例えば得点のレンジが5~30で標準平均が20だとすると、 (1)得点低い郡(5~15点)(2)得点標準(16~23点) (3)高得点郡(24=30点)というように3郡程度に分ければよいのでしょうか? 統計はほんとに初心者なので、質問文章も伝わりにくいと思いますが ご存知の方、どうかご教授よろしくお願いします。 差し出がましいのですが、締め切りが迫っているので、 できるだけで早い回答をお願いします。(><)  

  • 共分散分析に関して。

    通常,高低群に分けたものを独立変数とし,平均値の差を知りたい変数を従属変数とした場合には,t検定でも分散分析でも同じ値が算出するかと思うのですが,そこに共変量の影響を仮定した場合には共分散分析が検定力を強め,有意差が異なってくるのではないかと考えました。 そこで,SPSSの「一般線形」「1変量」で共変量をすべて投入して分析を行ったんですが結果をどう見ればいいのかよく分かりません。また,共変量の投入が妥当なのかも疑問です。そこで,どういった場合に共分散分析を行えて,またそれが妥当なのか,ご教授いただけると嬉しいです。 ちなみに,分散分析を行う際に影響を及ぼすと思われる共変量は,性別や年齢,職種など全部で5つあります。これを全部一括して投入するのか,もしくは1つづつ投入するのか,それとも分散分析が妥当なのか,よろしくお願い致します。

  • 三元配置分散分析に関して。

    現在,“アルコール問題と抑うつ性との関連性およびソーシャル・サポートによる緩衝効果”に関して研究を行っています。そこで,次の仮説(a)アルコール依存症指標尺度得点が低い群よりも高い群の方が,抑うつ性指標尺度得点は高い。(b)アルコール指標尺度得点および抑うつ性指標尺度得点が高い群より低い群の方が,ソーシャル・サポート指標尺度得点は高い。よって,(c)アルコール問題と抑うつ性との関連性は認められ,ソーシャル・サポートによる緩衝効果は大きい。 これに基づき4×2×2の被験者内三元配置分散分析(アルコール指標尺度(a)正常飲酒群309名,(b)問題飲酒予備群100名,(c)問題飲酒群20名,(d)重篤問題飲酒群89名,の4水準。また第2要因は,抑うつ指標尺度得点値のカットオフポイント16点未満を(a’)非抑うつ群203名,16点以上を(b’)抑うつ傾向群315名,の2水準。第3要因は,ソーシャル・サポート指標尺度得点値,中央値+1以上を(a”)高サポート群268名,中央値+1未満を(b”)低サポート群268名,の2水準)によって検討したいと思っているんですが,これで果たして仮説を検証出来ますでしょうか。 また,二要因以上の分散分析では各群の人数がふぞろいだと,F値が不安定になり,結果の信頼性が失われるとの文献を見たんですが,上の群分けであれば,かなり各群の人数がふぞろいなんですが,この場合のSPSSでの対処法があれば,ご教授願えたら嬉しいです。 以上から質問は2つです。まずは,(1)上記仮説から三元配置分散分析にて検証出来るのか?出来ないのであれば,どのような統計的処理が望ましいか?また,より好ましい統計的検定があれば,どのようなものが良いか?(2)三元配置分散分析にて上記仮説の検証が可能であるなら,各群の人数のふぞろいはそのままで大丈夫か?大丈夫でないのなら,SPSSにてどのような対処方略を行うべきか?以上です。 お手数かとは思いますが,簡潔でもよろしいのでよろしくご回答お願い致します。

  • 相関分析と重回帰分析

    大学3回生で、来年度の卒論のために先行研究を読んでいます。 私が書く卒論では統計分析が必要なのですが、 先行研究を読んでいて疑問に思ったことがあるので、質問させてください。 ある論文で、変数間の相関を分析した後、重回帰分析を行っていました。 ところが、相関分析において相関の出ていない変数に対しても重回帰分析を行っており、 その結果、 「相関分析では有意な相関が見られない」にも関わらず、「重回帰分析では有意な結果が見られる」 というような書き方がなされていました。 また、この論文における考察部では、相関分析と重回帰分析をまとめて考察しており、 ほとんど重回帰分析の結果についてしか触れられていませんでした。 相関分析と重回帰分析を両方行う場合、相関がない変数についても重回帰分析を行うべきなんでしょうか? ゼミに教授に質問しにいっても、現4回生の卒論などで忙しいのか、 今度にしてくれ、と言われてしまいましたので、こちらで質問させていただきました。 不勉強で、重回帰分析の仕組みが良くわかっておらず、大変心苦しいのですが、 宜しければ回答していただけると、とても助かります。