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柱脚・柱頭における仕口の接合方法
質問(1) 木造2階建て軸組み工法プレカット40坪です。 1階出隅の柱:告示1460号で40×90の筋交いたすき掛けで「ぬ」と選択しホールダウン15KN用金物 を2ヶ所つけました。アンカーボルトはM16を360基礎に埋め込みました。今回の地震で指で回る程度にナットが緩んでしまいました。他の出隅の柱も同様です。ねじ山に余裕がありましたのでナットが飛ぶ様なことはありません。原因と対処方法をお教え下さい。また、N値計算法では「ち」になります。N値計算法の方がより実際に近いと聞いていましたが今回の地震では不利になるようです。 質問(2) 出隅を通し柱にしているのですが仕口の接合(柱脚、柱頭金物)は1階、2階と別々な柱として 考えるべきでしょうか。お教え下さい。 質問(3) 許容応力度計算にり柱脚、柱頭にかかる引き抜き力を計算した方が良いと言われましたが 本当でしょうか。また、N計算法、許容応力度計算法では震度はどのくらいに設定しているのでしょうかお教え下さい。
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- isaokunn
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回答No.1
アンカーが伸びるのは大地震では想定内の事項ですので、構造設計者からすれば延びて良かったねとなります。 アンカーが伸びることにより、他の部分の被害が小さくなっていると考えます。 N値法は略算法なので実際に近いとは言えないと思います。 実務的に一番簡単な方法は、基準法の1.5倍程度の壁量にすれば大地震でも被害は小さいはずです。 建築基準法では震度4~5弱程度では基本的には構造材は被害がないように、それ以上の震度では倒壊しないような目標で出来ていますので、計算方法を変えても性能が変わることはありません。 どのような考えで設計を進めるかで結果としての性能が変わってきます。