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原価計算における配賦
業務中、ある人に質問され答えられなかったのですが、 部門別直接原価計算において、共通経費を各部門 へ配賦する際、その配賦基準で疑問があります。 1.売上高を基準とする 2.粗利高(OR粗利率)を基準とする 上記の2つの場合、それぞれのメリット・デメリットは どう考えられますか。 なお、各部門の粗利率は全部異なります。 粗利高で配賦すれば、粗利がいいのに共通経費が多く 配賦されてしまい、結果経常利益は薄くなるのでは? 売上高で配賦すると、粗利の低い部門の成果が厳しく 表されるのでは? よろしく御教授ください。
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回答No.1
私も仕事をするうえで同じようなことに悩んでいます。 粗利が低いの売上高が多い部門と粗利が良いので売上高が低い部門都では、簡単に売上高費や粗利を利用して共通費を配分すると工場長や部門長の間で不公平だというトラブルがどうしても生じてしまうのです。 A部門 売上 100 粗利 10 B部門 売上 50 粗利 40 共通費 30の場合 (部門合計の利益は20) 売上高で共通費を配布するとAに20・Bに10になり、利益がAが-10Bが30になります。 粗利率でやるとAに6・Bに24になり、利益がAが4・Bが16になります。部門の利益は場合によってはかなり変動します。 私の場合は共通費の内容にもよるのですが、共通費も科目や内容によって売上高費、人件費率(人数按分もあります)、利用(使用時間)状況などを利用して配布しています。 ただし、完全に明確にするは無理だと思いますし、これに要する事務手数などと勘案して「この辺でどうでしょう」というところで妥協しています。 ご参考になるでしょうか?
お礼
ありがとうございます。 配賦基準による部門間の逆転現象がどうしても 避けられないですよね。 やはり、科目によるウェイトを設け配賦する方法が 妥協点かもしれませんね。