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室町文化 刀剣について

刀剣の目貫や小柄の彫金に優れた金工はなんですか? よろしくお願い致します。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • fumkum
  • ベストアンサー率66% (504/763)
回答No.1

後藤祐乗ではないかと思います。足利義政に仕え、彫金、特に目貫・小柄・笄の三所物(みところもの)を中心に作製した人物で、祐乗から代々後藤四郎兵衛を名乗り、足利幕府の御用達彫金師となり、江戸幕府にも同じく御用達彫金師となるだけでなく、大判と分銅の鋳造にもあたり、大判座後藤とも呼ばれています。(金座の後藤家とは別) 後藤祐乗をはじめ代々の作品は東京国立博物館の刀剣類の中に展示されることが多いので、一度見られてはと思います。 質問の趣旨に沿っていないかもしれませんが、参考まで。

waka567
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 すごくわかりやすかったです。

その他の回答 (1)

  • Pinhole-09
  • ベストアンサー率46% (597/1294)
回答No.2

室町時代の名装剣金工(彫金家)は二つの流れ があり、正阿弥派と 祐乗を祖とする後藤四郎兵衛家があります。 七代将軍足利義政に仕えた後藤祐乗は名工で、 将軍お抱え彫金師となり代々名工が続きました。 初代後藤祐乗は後世家康が愛用した「丸木橋図 三所物」 が有名。 二代後藤宗乗は「布袋図 目貴」 三代後藤乗真は「波車に蟷螂図 小柄」 四代後藤光乗は「三匹獅子図ー国盗り 目貫」 などの名品が残っています。 光乗は足利将軍家が滅んだのち、信長、秀吉に仕え 太閤大判金を鋳造しました。 後藤家はのち家康にも仕え、傍流が金座頭になりましたが、 本流は彫金師を続けました。 正阿弥の元祖は不明で、六代将軍義教に仕えた同朋衆の 中に彫金の名工がおり、その弟子たちの一派が正阿弥派 です。 鍔作りが主体で、その名品が多いのですが、古正阿弥と 呼ばれる中には三所物の名品があります。 「牛鬼図 目貫」などですが、皆無銘で残念ながら作者名 不詳です。 この派は全国に散り、江戸時代に正阿弥鍔師として残り ました。 どちらも金細工師から始まったようです。 

waka567
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 詳しく書いてくださりとても参考になりました。

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