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世界史の質問

資本論を出版したカールマルクスの話なんですけど、 マルクスが出版したころの時代、印刷工場は資本家のものだったのにマルクスはどうやって社会主義革命をあおるような本を出版したんでしょうか? 話はとびますが ロシア革命でプロレタリア独裁になりました。プロレタリア独裁に反抗した人はいなかったんですか? ちょっととびますが ロシアはブレストリトフスク条約で降伏したんでしょうか?賠償金とかは払わなくてもよかったんですか? 質問は以上の三つです。テスト前なんです。解答よろしくお願いしますm(_ _)m

noname#148721
noname#148721
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マルクスが「資本論」を著した頃は、せいぜい空想社会主義者の活動が見られる程度で、世間が社会主義に対して危機感を持つようになったのは、ロシア革命以後のことです。そのため、資本家である出版業界にしても、マルクスに対して厳重な警戒することはなく、全3巻とも無事に出版されております。 それから、実は、ソビエトでは一度も「プロレタリア独裁政」が布かれたことはないんですよ。詳しいことは、80年ごろ訳出されたヴォスレンスキー「ノーメンクラツーラ(特権階級)」に書いてありますが、かいつまんで申しますと、レーニンは自分の周りを「レーニン親衛隊」という、旧帝政ロシアの王侯貴族に相当する存在で固め、スターリンはレーニン没後この親衛隊を粛清し、新たにノーメンクラツーラなる支配階級を作ったとされます。要するに、ソビエト・ロシアは帝政ロシアと何等変わることのない、「ソビエト共産党中央委員会政治局員・書記」という名の王侯貴族が農奴階級を搾取する構造だったのです。 それから、革命直後で国内が混乱していたソビエト政府は枢軸国と単独講和して、バルト・ポーランド・フィンランド・ウクライナを割譲し、60億金マルクの賠償金を課せられました。ですが、ドイツの敗戦でこれらは全て無効になりました。

noname#148721
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  • tanuki4u
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資本家というのがいて、それらは敵だ! というのを書いたときには、資本家という階級は存在しなかった。 「君も、資本家で、労働者の敵らしいよ、一緒に奴らに対抗しよう」 なんて、「資本家階級よ団結せよ」なんて話はありえない。みんなひとりひとりのバラバラの個別に儲かればいいと考えているわけです。 ちなみに、印刷部数は1000部です。 ちなみに エンゲルスは資本家です http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%92%E3%83%BB%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B2%E3%83%AB%E3%82%B9 「時には、マルクスの要請に応じて、『資本論』の原稿に対して経営者の観点から助言や指摘を行った。」 プロレタリア独裁 レーニンの共産党と共産党の赤軍 それが強いか弱いかだけの話で、プロレタリア独裁なんてのはお題目。 レーニンの共産党の指導部は、旧ロシア帝国では高等教育を受けることのできた、上流階級です。 反抗したというか、赤軍と白軍で長い内戦をしています。

noname#148721
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