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金属抵抗薄膜でポリイミドフィルムを温めたい

厚さ0.1mmのポリイミドフィルム(熱伝導率0.32[W/mK])の裏側にヒーター膜(厚さ1μm程度)を密着させて、これに電流を流すことでポリイミド表側の温度を200℃まで昇温させたいと考えています。 抵抗膜の素材はSUSを考えております。 例えば、サイズが幅20×長さ300とすると、ポリイミドの熱容量は約1[J/K]ですが、ヒーター(SUS膜)の熱容量は0.02[J/K]しかありません。 ポリイミド表面温度(室温→200℃)までは10秒以内で昇温させたいのですが、SUS膜の過熱(300℃以下で使用したい)を危惧しています。 この構成で原理的に可能なのでしょうか?

みんなの回答

回答No.1

ポリイミド/抵抗体/基板 の構造でしたら、基板材料の断熱特性や熱容量によって大幅に違います。 一概には言えません。 ついでに言うなら、ポリイミド層を加熱して、その表面が何と接するのかも影響します。

togo3296
質問者

補足

ご回答ありがとうございます。 ポリイミド層の表側は断熱層と考えてもらって結構です。 ヒーターの裏側(ポリイミドと接していない側)も基板等はなく断熱層と考えてください。 左記を前提として、ヒーターを300℃以下に保ちながら、ポリイミド表面温度を10秒以内で常温から200℃まで上昇させることは可能か? ということを知りたくて質問しました。 計算の助けとなるような情報源でも分かれば教えてください。

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