ステンレス材の溶融について

このQ&Aのポイント
  • SUS304またはSUS316製のヒーターで酸素ガスを加熱した結果、ヒーターが溶けるという事例があった。
  • 空気を加熱する場合、ヒーターの表面温度は350℃程度となる。
  • 水を潜らせた多湿酸素ガスと乾燥酸素ガスでは違いがある。SUS316製ヒーターで多湿酸素ガスを昇温する際には注意が必要。
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ステンレス材の溶融について

SUS304またはSUS316製のヒーターで、酸素ガス(濃度99%以上)を加熱したところヒーターが真っ赤になって溶けてしまったと聞きました。 空気を加熱する場合、このヒーターの表面温度は350℃程度だったそうです。 原因として考えられることはありますか? また、水を潜らせた多湿酸素ガスの場合は、乾燥酸素ガスに比べて違いはありますか? SUS316製ヒーターで多湿酸素ガス(濃度99%前後)を30℃昇温しようと考えていますが、注意すべきことがあればご教示の程よろしくお願い致します。

noname#230358
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noname#230359
noname#230359
回答No.1

こんにちは。  >ヒーターが真っ赤になって溶けてしまった・・・ 恐ろしいトラブルですね。 制御側で「ヒータ表面温度高」のインタロックを 設けておけば・・・と考えます。 さて、使用条件がよく判りませんので推測です。  空気加熱に比べ、はるかに流量が少ないことで、  ヒータ表面温度が上がってしまい(過熱ですね)、  その結果、発熱体が溶融して外装管に地絡し、  外装管が溶けたのではないでしょうか。 酸素の加温についてですが、 電気ヒータでガス,液体などを加熱する「加熱器」は、 工業用として一般的に使用されています。 しかし、ヒータが溶けるような状況で、ガスが酸素では 恐ろしくて使いたくありません。 そこで、ひとつ提案します。 ガスが通るチューブをコイル状にします。 コイルチューブは液体で満たした容器に入れ、 ガスが30℃になるように液温を制御すれば、安定 した温度のガスが、コイルチューブから出てくる のではないでしょうか。 液体加温の熱源としては、電気ヒータ,スチーム などが考えられます。 熱計算はしておりませんので、加熱システムとしての 提案です。如何でしょうか。

noname#230358
質問者

お礼

ご回答およびご提案いただき、ありがとうございます。 ヒーターの温度過昇防止インターロックは必要ですよね。 ご提案内容に『なるほど!』と感心しました。 ただ、今回検討しているのは、酸素ガスを直接加熱する方法ですので、ご提案内容は今後の参考とさせていただきます。 ところで、温度過昇防止インターロックを設けた場合でも、ヒーターが溶けてしまう可能性はあるのでしょうか?

その他の回答 (1)

noname#230359
noname#230359
回答No.2

MILDでございます。 「インタロックを設けた場合でも、ヒータが溶ける可能性は」 との質問ですが、警報温度設定値が低ければ溶けることは ありません。溶ける前に、温度高が発報→ブレーカトリップで 通電が止まるでしょう。

noname#230358
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 インタロックを設けてやってみることにします。

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