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笑えるコラムを書く
- 大学の国語の先生に宿題を出され、提出したコラムが真面目すぎて面白みに欠けると指摘された。
- 文学部ではないが文章を書くのが好きで、国語表現の講義で褒められることになった。
- エッセイで行き詰まり、時事ネタ・社会問題をテーマにしたエッセイを書く方法が分からなくなった。
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山本夏彦の著作がいいでしょう。新潮文庫、中公文庫のほかに、新潮かな文春かな新書もあります。『茶の間の正義』、『私の岩波物語』、『何用あって月へ』、『笑わぬでもなし』、『かいつまんでいう』、『百年分を一時間で』、『誰か戦前を知らないか』など。 薄田泣菫の『完本 茶話』冨山房百科。谷沢永一らによりまとめられたもの。今となってはどれだけのお偉いさんや名士を茶にしたのかピンと来ない話ばかりですが、創作の臭いがしないでもない逸話によってその人物の偉さ、卑俗さを簡潔に示す技は一度に多く読みすぎない限りひりりと心地よい辛味があります。 注目したいのは斎藤美奈子。『文章読本さん江』、『妊娠小説』、『紅一点論』、『読者は踊る』、『あほらし屋の鐘が鳴る』など。国文系や教育系なら、『文章読本さん江』はいまや必読といってよい批評でしょう。 正統派の政治風刺コラムニストとしては、アート・バックウォルドを忘れるわけにいきませんが、活躍はニクソン、フォード、カーターが大統領の頃でいささか古い。 ほかには、無理してあげると、橋本治の『上司は思いつきでものをいう』集英社新書、島田荘司の「儒教社会と探偵小説」(『21世紀本格宣言』講談社文庫に収録。初出は『島田荘司読本』原書房)、浅野裕一の『諸子百家』講談社学術文庫(単行本は朝日新聞社刊)に批判精神と諧謔味の魅力に溢れる文章があります。
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- sutorama
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なるほど、とても勉強されていますね、頭が下がる思いです さて、尖閣問題で、どこのコラムか覚えていないのですが、「尖」という文字の語源から時事を切っていたと思います 内容を覚えていないので恐縮ですが、違う視点で「尖閣」を「尖」「閣」に分け、書かれたらいかがでしょうか? http://www.geocities.co.jp/Berkeley/3516/proverb/proverb11.html 「閣」は、内閣や閣僚をさして、書いても面白いかと思います (1)文字の語源を調べ時事と比べてみる (2)ことわざの語源の本などを日ごろから読んでおく (3)新語・流行語の情報、古今調べておく などなど、やっておくと良いかもです 私は昔、ある団体の年度方針を書くために毎年、その年の情勢を書いていたのですが、オリンピックの年にはオリンピック憲章を読みあさったりして、興味がひくように心がけていたので、なにか逆に他の明るい時事のことを調べ、照らし合わせるなどのことも面白いと思います
お礼
回答ありがとうございます。 日頃から新語・流行語、過去の流行語、 類語、ことわざ、故事成語、短歌・俳句・季語、 語源、漢詩、世界の名言などは調べております。 天声人語風に書く際には 話に深みを与え、とても参考になる要素ではありますが、 「笑える時事コラム」というテクニックには 応用ができなくて困っています。 遅い時間からのご回答に心から感謝します。
- カルキノス(@Karkinos)
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毒舌調で書くというのはどうでしょう? 例えば、 管総理のことを空きカンと言うが、空きカンはリサイクル資源になるだけまだマシである。 ……とか。
お礼
回答ありがとうございます。 毒舌を忘れていました。 毒蝮三太夫さんの語録あたりから参考にしてみたいと思います。
- sutorama
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時事と「何か」を書き合わせて書くと良いと思います 何かとは、昔話(おとぎばなし)だったり、時代劇だったり、みんなが知っている映画の無いようだったりです 書かれようとしている時事ネタがどのようなものなのかわかりませんが、出てくる人の相関図をつくり、何かの物語に似ているなと思ったら、その登場人物になぞって、書くと良いです よく昔の社説では、噺家さんの有名な落語に沿って時事を切って、最後に落語の落ちの部分を時事ネタの想定の末路とかけ合わせていました たとえば、普通の落語を聞いていても、話に入る前に「枕詞(まくらことば)」を取り入れ、「最近は~ですね、似たようなこんな噺(はなし)があります」などと、工夫されています http://www.webook.tv/archives/2011/01/post_86.html 参考にどうぞ「社説比較~新聞社説の読み比べ」 http://leaderette.seesaa.net/
お礼
回答ありがとうございます。 ご教授くださった本は、前回の宿題提出の際に参考にいたしました。 ご教授くださったサイトも既に参考文献として使っております。 感動・共感する社説、話の構成は、既に分析いたしております。 落語や故事成語、シェークスピア、川柳・俳句・短歌、近代文学、世界文学、 これらをなぞらえて、時事と絡めて書く、というのを 社説を参考にいくつか書いたのですが、 先生は「ひねりも効き、感動のエッセンスもある。 しかし書いて欲しいテーマは 時事を笑いで斬る、 時事×笑い だ」 笑える時事コラム、というのはとてもハードルの高い難題テーマです。 ボケ×ツッコミで笑いが生まれる図式だとしたら、会話文でしか成立しづらいですし、 ユダヤジョークなどの風刺は、コント形式になっています。 ビートたけしなどYoutubeの古い漫談などを聞いてみましたが、 話の中で会話を作り、ボケとツッコミを1人でこなして笑いを作っていました。 どうしても会話文での笑いがベースになっています。 書くテーマは、尖閣問題、メタボ、草食系、リーマンショック、 八百長問題、薬物汚染、などなど、政治経済、世界情勢、芸能まで典型的な時事ものです。 何かいいヒントが欲しいです。 笑いの要素が強いものを書きたいのです。 回答ありがとうございました。
お礼
回答ありがとうございました。 山本夏彦の本については、全く存じませんでした。色々書店を回りましたが、軒並み在庫なし、出版社問い合わせと言われました。ネットで購入するつもりです。 薄田泣菫の本については、これも全く存じませんでした。これも本屋には無かったので、ネットで購入するつもりです。 斎藤美奈子の本については、読書へ誘うエッセイをいくつか読んだことがありますが、「妊娠小説」などが有名とは知りませんでした。 アート・バックウォルドも名前さえ知りませんでした。「風刺」で検索しても、風刺小説ばかりがヒットするばかりで、「政治風刺 コラムニスト」と検索することでようやくバックウォルドの名前がヒットすることを知りました。本の購入をしたいと思います。 検索を絞り込む発想力が足りないこと、自らの浅薄な知識を痛感いたしました。 今回質問をいたしまして、山本真彦、薄田泣菫、バックウォルドの名前を知ることが出来て、大変意義深いです。 本当に助かりました。 貴重な、本当に貴重なご意見をありがとうございました。感謝しております。