免疫力は白血球の状態でつかめますが、この検査時点での数値から気が付いたことだけを申し上げます。
この数値が一過性のものかあるいは慢性的なものかによって判断は違いますので、湿疹が減ってきた時点で再度検査されて変化を調べてみる必要もあるでしょう。
この時点では極端な好中球(NEU)の増多とリンパ球(LYM)の減少があります。これだけみれば明らかに免疫抑制状態で免疫力低下を示しています。この好中球とリンパ球の値が常態化していれば質問者さんの免疫力は低下していることになります。
ややこしいのですが、この値が常態化しているわけではなく湿疹が出てる時だけで湿疹が治まるにつれてもとの値に戻れば免疫力が低下していることにはなりません。
この白血球の状態は湿疹が全身に広がった時のものです。これから考えるとおそらく一過性のものだと判断します。もともとリンパ球が多いとアレルギー体質になり湿疹や蕁麻疹など赤くなったり痒みを皮膚のトラブルの原因になりやすいのです。リンパ球が多いと色々なストレスに敏感なって抗原になるものが増えて反応をおこしやすくなります。
反応を起こす前の段階ではリンパ球は多いままですが、一旦何かに反応し始める(湿疹などをつくる)と一気に好中球が増えてリンパ球が減ります。好中球はストレスで増えます。しかし症状が治まるとまたリンパ球が多い状態に戻ります。
慢性的にリンパ球過剰体質はアレルギー体質になる可能性が大なのですが、リンパ球が多いのですから免疫力は高いことになります。質問者さんはひょっとするとこのタイプなのではないでしょうか。運動嫌い、過食、肥満、色白、甘いものが多い、睡眠時間も多くどちらかというとゆったりリラックスしたメリハリの少ない生活などある程度共通した体質が特徴です。
もし、湿疹が消えて普通に戻った時に再度血液検査しても相変わらず好中球が多くリンパ球が少ないようであれば免疫力は低下していますので体調管理には気をつけないといけないことになります。それは逆に心や体があまりリラックスできずストレス過多の状態です。
お礼
驚きのあまり言葉を無くしてしまいました・・。 おっしゃられていることのほぼ90%に思い当たるふしがあります。 今だ全身に広がった湿疹は収まらず、悪化の一途をたどっております。 現在海外に在住していて、皮膚科医も来週までストで診てもらえない状態なので、 このまま沈静化していくことを願ってやみません。 どうもありがとうございました。