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「恐るる」という表現はありますか。

「恐れる」を「恐るる(おそるる)」という言い方はしますか。 「恐るるに足りない」など本で見た記憶があるのですがこれは方言でしょうか。 検索すると一応出てくるのですよね。

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  • sanori
  • ベストアンサー率48% (5664/11798)
回答No.4

こんにちは。 >>>これは方言でしょうか。 方言ではありませんが、少しおかしいです。 本来は、「恐るるに足りず」(文語)か「恐れるに足りない」(口語)にすべきです。 口語については、辞書に用例が載ってました。 http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/139289/m1u/%E8%B6%B3%E3%82%8A%E3%82%8B/ ちなみに、肯定文ならば、「・・・に足る」(文語)か「・・・に足りる」(口語)です。 >>>「恐れる」を「恐るる(おそるる)」という言い方はしますか。 「恐れる」は口語の「恐れる」の連体形で、「恐るる」は文語の「恐る」の連体形です。 「る」が2つ続くことに抵抗感がありますか? ほかにもたくさんありますよ。(例は私の創作ですが) ・流る、流れる ⇒ 美しき川、流るる大地。美しい川が流れる大地。 ・晴る、晴れる ⇒ 空晴るる日。空が晴れる日。 ・暴る、暴れる ⇒ 暴るる馬。暴れる馬。 ・倒る、倒れる ⇒ 倒るる危険あり。倒れる危険がある。 ・崩る、崩れる ⇒ 崩るる山。崩れる山。 その他、多数。 松任谷由実さんの「春よ来い」の歌詞にも「溢るる涙」(あふるるなみだ)という表現がありますよ。 http://music.goo.ne.jp/lyric/LYRUTND7669/index.html 以上、ご参考になれば。

noname#127351
質問者

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ありがとうございます。

その他の回答 (3)

回答No.3

「恐れる」の文語「恐る(おそる;ラ行下二段)」の連体形が「恐るる」です。これに接続助詞「に」(これは連体形について、ここでは「理由」を表します)がついて、「足らず」が加わると、「恐るるに足らず(恐れるのには足りない)」となります。 ですから、「恐るるに足りない」は、方言と言うよりも、文語「恐る」と口語「足りない」がごっちゃになっておりますが、結構よく使われる言い回しであると思います。 文語と口語がまぜこぜになった例は結構あります。「ゴミ捨てるべからず」などはその好例で、「べからず」という文語を使うなら、「捨てる」ではなく「捨つる」とすべきところです。

noname#127351
質問者

お礼

ありがとうございます。

回答No.2

現代語では「恐れる」という下一段活用ですが, 古語では「恐る」という下二段活用でした。 この連体形が「恐るる」です。 「に」という接続助詞は連体形接続ですので, 「恐るるに」というつながりになります。 このような古語が今に残っている表現はいくつもあります。

noname#127351
質問者

お礼

ありがとうございます。

  • debukuro
  • ベストアンサー率19% (3634/18947)
回答No.1

「恐れる」と同じ意味で使われるがどちら方いうと文語的表現です 方言ではなくれっきとした?標準語ですw 恐るる事なかれ などと使います

noname#127351
質問者

お礼

ありがとうございます。

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