うちの猫は人にひどく噛みつきます。

質問

はじめまして。
うちの猫ミルキーはもう３人もの人を噛んでしまいました。
それも、病院に行かなければならないくらいひどい噛みかたです。
飼いはじめて３年くらい（子猫の時に拾いました。かなり小さかった。）のオス猫です。
完全に室内で飼っています。
子猫の時はじゃれて噛みつく癖があったので、しかったりお尻をたたいたりしてしつけ、普段は噛みつかなくなりました。
しかし、去年の春に外に父が出してしまったときのこと（ひもをつけて散歩をさせてしまったのです）はじめての環境に興奮してしまったのか父の手に噛みつきました。
２回目は今年の３月下旬に母の友達が来ていてミルキーに触ろうとして噛まれ、それを離そうとして母が噛まれてしまいました。

噛みつく前はいつも高い声を上げてないています。
興奮しているように見えます。
人を噛む時期がいつも春なので去勢していないことが原因ではないかと思っているのですが・・・・。
何か良い方法（人に噛みつかなくなる方法）は無いものでしょうか？
毎回我が家のミルキーが人を傷つけてしまったと思うとショックが大きいですし、何よりも病院に通わなくてはならないほどひどく人に噛みつくのでかなり責任を感じています。

回答No.6

tabio · ベストアンサー

ミルキーちゃんが人を噛んでしまいました、とありますが、質問内容を読むと、ちゃんとミルキーは「今は触るな！　触ったら本気で噛むぞ！」という意思表示を事前に、明確に示していますよね。それを人間は悟ることができずに、触ってしまい、ガブリ、血がタラタラ。なぜだか、噛んだニャンコが悪者っぽくなってしまうという。

ウチにいたニャンコは、じゃれているとき以外、決して噛みませんでした（じゃれているときは、もちろんあま噛みですが）。人に対して、爪も出しませんでした。人間に対しては極めて温厚で、人懐っこく、近所の子供たちのアイドルでした。

ですが、私、一度だけ本気で噛まれたことがあります。真夜中、ウチのニャンコがあまり見かけない、野良と思しきニャンコとケンカをしていたときです。「近所迷惑やからやめんかい！」と水をぶっかけても意味なし。仕方なく、「このアホ！」と後ろからひっつかもうとしたとき、ウチのニャンコ、振り向きざまに、私の手をガブリ。ガブリではなく、まさしくブスリです。右手に、明確にキバが食い込みました。もう血がダラダラです。したたり落ちる血で、ズボンも真っ赤っけ。
もう20年ほど前のことですが、いまだにキバがめり込んでくる感覚を覚えています。キズも消えていません。

あかん、こいつ本気やと思って、そのまま家に戻ってキズの手当をしましたが、考えてみると、人間が悪いんですよね。ちなみに、ウチのニャンコは滅法ケンカが強いボスちゃんでしたから、そのケンカ、縄張りを守るためのケンカだったのかもしれませんね。その邪魔をしたんですから、噛まれた私は叱れない。

2時間ほど経って、何事もなかったように、ウチのニャンコは帰ってきました。勝ってきたのでしょうね、無傷の勝利。そのまま私と一緒に仲良くベットインしました。

話が脱線した感がありますけれども、本気で怒っているニャンコには、決して触ってはならないんですよ。本気で怒っているときは、小さな子供でもなければ、おそらくきっと、その様子でわかるはずです。冒頭で書きましたように、ニャンコは必ず前もって、明確極まりない意思表示をするんですから。

その前に大事なのは、怒らせたのは、必ず人間側に原因があるということです。nanana2さんのお父さんは、ミルキーを外に出したとき、あまりに動揺し、興奮した行動をとるミルキーを、思わず押さえようとしたか、抱っこしようとしたのでしょう。お母さんの友人の場合も、ミルキーが拒否しているにも関わらず、まるで追込み漁をするかのごとくにミルキーに近付き、触ろうとしたのでしょう。結果、ガブッ！

人間は、さあ、悪いニャンコめ、その噛みぐせを直してやる、と考えるけれども、そんなもの、私は治るかいなと思います。ニャンコが自分を防衛しようとして、その最後の最後の手段として本気で噛みついてくるんですから。「窮鼠、猫を噛む」ではなく、「窮猫、人を噛む」です。
躾けて直すのではなくて、ミルキーが異常興奮するような環境をつくらないことが、最も大事なことなのではないでしょうか。

蛇足ながら、もうひとつ。もしミルキーが本気で噛みついてきたとき、それを叱ろうとして叩いたりすれば、もっともっとひどいケガをするかもしれませんよ。ですから、そんなときはしばらく無視してあげてくださいな。

長々とすみませんでした。