- ベストアンサー
純資産の部における"評価差額"の表示について
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
勘定科目で"評価差額"があるとのことですが、どうゆう場面で出てきたものかが分からないと答はでにくいと思います。 純資産の部の評価・換算差額等は、「その他有価証券評価差額金」、「繰延ヘッジ損益」、「土地評価差額金」および「その他評価・換算差額等の項目として計上することが適切なもの」(財務諸表規則67条)ですから、その"評価差額"をこの要件に照らして判断することになります。 一方、株主資本には、損益計算書を経由しない損益項目が計上される余地はないと思います。したがって「評価差額」が損益科目である場合、例えば売買目的有価証券の評価差額を損益科目としての「有価証券評価差額」に計上しているような場合は、その損益は繰越利益剰余金の増減額として株主資本に反映します。 しかし、「評価差額」が単独で直接株主資本の部にでてくることはないはずです。
関連するQ&A
- 土地再評価/その他有価証券評価差額金について
土地再評価法は平成14年3月末で適用が終了したと思いますが、 取引先の決算書には未だに「土地再評価差額金」が自己資本(純資産)に計上されています。 ⇒(Q1)再評価しない限り、実際は含み損を内包している場合でも、そのまま自己資本に計上され続けるのでしょうか。 有価証券は都度評価を行っているとは聞くもののお手盛りの印象が強く、この勘定科目による計上金額が大きい会社は信用出来ないような感覚に陥ってしまいます。 ⇒(Q2)「土地評価差額金」と「その他有価証券評価差額金」とはその捉え方に違いはありますか。 (Q3)これら時価会計的な考え方に基づいた勘定科目の資産性や信用力をどのように考えたらよいのか教えて下さい。
- ベストアンサー
- 財務・会計・経理
- 一株当たり純資産の算定について
一株当たり純資産の算定にあたっては、 (1) 新株式申込証拠金 (2) 自己株式申込証拠金 (3) 優先株式の払込金額 (4) 当期の剰余金の配当のうち、普通株主に関連しない額 (5) 新株予約権 (6) 少数株主持分 を純資産額から控除した金額をベースに算定します。 ここで、特に(5)新株予約権と(6)少数株主持分をなぜ控除するのか趣旨がわかりません。(1)~(4)はなんとなくわかります。 また、その他有価証券評価差額金や為替換算調整勘定は控除されずに一株当たり純資産の算定に含まれます。 評価差額金と為替換算調整勘定は、「株主資本以外の純資産項目」として新株予約権や小・持と(表示区分上)同じグループのイメージがあるので、これらはどういう線引きで控除するか否かを決めているのか、どなたかご教示頂けたらと思います。
- ベストアンサー
- 財務・会計・経理
- 総資本と株主資本と自己資本の違いについて
総資本と株主資本と自己資本の違いが分かりません。 経営分析などをする際に、例えば有名なROAを求める 計算式は 経常利益/総資本×100と書籍には書いてあります。 総資本はBSの純資産の部のどの項目(勘定科目)を見れば良い のでしょうか? またROEの計算式は 当期純利益/株主資本(自己資本)×100 と書いてあります。 この場合はどちらを使っても、良いという意味なのでしょうか? つまり意味は同じと解釈して良いのでしょうか? 株主資本と自己資本の意味が違うなら、BSの純資産の部の どの項目(勘定科目)を見れば、株主資本と自己資本 が分かりますでしょうか? どなたか教えてください。
- ベストアンサー
- 財務・会計・経理
- 連結会計 支配獲得時の少持計算について
質問させていただきます。 連結会計において支配権を獲得した会社については、支配獲得時の資本連結仕訳 を作成する必要があるかと思います。 この際、支配権を獲得した会社に対する所有比率が100%未満である場合、少数株主持分 を認識する必要があると思います。 この少数株主持分を計算する際の対象勘定科目について質問なのですが、評価・換算差額 については計算対象となるのでしょうか?教科書等を読んでも例が簡略化されているため、 資本金と資本準備金、利益剰余金、個別調整仕訳の評価差額などしか確認できず、 その他有価証券評価差額や繰延ヘッジ損益等は計算対象となるのかがわかりません。 どなたかお分かりの方、お教えいただけると助かります。宜しくお願いいたします。
- ベストアンサー
- 財務・会計・経理
お礼
回答ありがとうございます。株主資本の部にある"評価差額"は名前こそ"評価差額"であれ、利益剰余金の変動要因となる損益計上に使用されているのでは?という事ですね。よくわかりました