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変ハ長調って、、、
今ピアノを独学でコード弾きできるよう勉強しているものです。 音楽の出来る方にとってはピントがずれた質問かもしれませんが、 いまいち納得出来ないので、教えてください。 変ハ長調って、ロ長調と同じですよね? C♭=BでC♭が黒鍵でないならば、変ハ長調って必要ないような気がしてきちゃうんですけど、、、、 このキー(表記)は何のためにあるのでしょう?
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確かに平均律では、ロ長調と変ハ長調は異名同音で同じ調性ですが、前者は♯系、後者は♭系という違いがあります。 曲の流れや転調の都合によって、♯系が選ばれたり♭系が選ばれるだけの話です。 例えば、ショパンの「コントルダンス」という曲があります。 この曲は主部が変ト長調で、途中で変ハ長調に転調します。 この曲に関しては、途中でわざわざ♯5個のロ長調に転調するより、主部が♭系で書かれているのでそのまま♭系で書くほうが、都合がよいでしょう。確かに♭7個という読譜しにくい調ではありますが、♭系で統一された方が譜面が整って結果的に読みやすいでしょう。 同じことがシューベルトの「楽興の時第4番」でいえ、この曲の中間部では変ニ長調→変ヘ長調(!)という転調をします。 変ヘ長調はつまりホ長調と同じですが、わざわざ♯系で書き直すより、調自体は大変読みにくい調ではあるものの、♭系を貫いたほうが結果的に譜面が整って読みやすいので変ヘ長調で書かれたのでしょう。 同じようなことは、変ト長調と嬰ヘ長調の選択にもいえ、その曲の転調の仕方などにより♭系か♯系かどちらで書いたほうが都合がよいか、ということでしょう。
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- mm1808007
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クラシックでもポピュラーでも音楽は理論でできています。コード(和音)ももちろんです。実際に出てくる音が同じならどう書いてもいい、わけではありません。それでもなるべく(初心者でも)わかりやすく、見やすく、弾きやすいほうがいい、ということはありますね。だから調性でも♯、♭、いいとこ3つか4つ位までの調が多いですね。あまり♯6つとか、♭7つなんていうのは、勘弁してもらいたい、というのは人情?です。でもそれはただ単に訓練が足りない、慣れていない、というだけです。 異名同音、異名同調に慣れるだけです。ファの♯はソの♭、 ロ長調は変ハ長調、どちらも大事、どちらも必要。黒鍵とか白鍵なんて何の関係もありません。
お礼
なるほど、もし作る場合は難しい楽譜、になってしまうため、あまり使用しない方が良い、ということでしょうか? (まぁ私の場合どこまでいってもそのレベルの譜面を作れる気はいたしませんが。。。苦笑) 英語の文法と同じで、実際使うかは別として、存在する、ということなのでしょうね。 お答えありがとうございます♪
- JBrahms
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現在一般に使われている平均律の世界では、質問者さんが書かれている通り、必要性は薄い(ほとんど無い)です。 ですが、これが純正律の世界になると、ロ長調と変ハ長調は完全に別の音階(調)になります。つまり、この両者は厳密に言うと同じではないのです。 もっと言えば、現在では扱われることの無い「変ヘ長調」だとか「嬰ト長調」などという調も理論的には存在することになります。 異名同音という言葉で調べると、いろいろ分かるかと思います。
お礼
平均律と純正律、恥ずかしながら初めて聞きました。ちょっと調べてみます。 お知恵をいただきありがとうございました^^
- kmthg26
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専門の方が答えてくださると思いますがたちまち。 ハ長調に移調した時に意味が分かると思います。♭をつけないと不自然になってしまいます。 ダブルシャープやダブルフラットも同じ意味だと思います。 この程度の回答ですみません。
お礼
いえいえご回答ありがとうございます♪ >ハ長調に移調した時に意味が分かると思います。♭をつけないと不自然になってしまいます。 なるほど、変ハ長調で書いたものとロ長調で書いたものでは、ハ長調に書き直したときに違いがある、ということですかね? 時間があるときに移調して確かめてみます^^
お礼
ご回答ありがとうございます。 具体例を交えてくださってとっても分かりやすかったです。 >曲の流れや転調の都合によって、♯系が選ばれたり♭系が選ばれるだけの話です。 >♭系で統一された方が譜面が整って結果的に読みやすいでしょう。 なるほど、楽譜の流れの都合上、という面があるのですね。 素人の私でも解る、実に明快なお答えで疑問がすっかりクリアーになりました。(偉そうな言い方ですみません苦笑) ありがとうございました♪