• 締切済み

嫌気的環境下での脱窒細菌による、硝酸塩還元(脱窒作用)による有機物の酸化分解について

 地下水の水質を勉強していたところ、下記のような反応があることを知りました。 「嫌気的環境下では、脱窒細菌によって、硝酸塩還元(硝酸イオンを亜硝酸イオンに還元)により、有機物が酸化分解され、アンモニアが発生する。」  私は生物の専門ではないので、よくわからないのです。すみませんが、教えていただけますでしょうか。(もし質問が「トンチンカン」であれば、その点も教えていただけますでしょうか。) 1)いくつかの水質化学の教科書を読んでみたのですが、この反応については、ほとんど書かれていません。この反応は、微生物の生育(活動というのでしょうか?)条件さえ整えば、一般的に起きる反応と考えて良いのでしょうか。 2)この反応で、「嫌気的」という条件以外に、他に条件はあるのでしょうか。例えばpH,水温など。もし具体的にわかるようでしたら、出典も含めて教えていただけませんか。 3)この反応で「嫌気的」というのは、Eh(またはpE、またはORP(vsNHE))では何ボルトぐらいのことを言うのでしょうか。(窒素のpe-pHダイヤグラムを見ても、生成されるアンモニアは「嫌気的とは思えない」領域で安定しています。) 4)この反応は化学式で表すことができるのでしょうか。もしできるのでしたら、教えて下さい。 5)私の質問した内容について、参考書または文献があれば、新旧を問わず、教えて下さいませんか 以上よろしくお願いいたします。

みんなの回答

noname#21649
noname#21649
回答No.1

1. 「脱窒細菌」は「硝酸塩還元により、有機物が酸化分解され、アンモニアが発生する」事で.生命維持に必要なエネルギーを取得しています。 したがって.脱窒細菌が生育できる「条件」ならば.必ず発生する物事です。 だから「一般的」の範囲をどのように考えているのか.で.回答の内容が変わります。「一般的」の定義をお知らせください。 2. 1に同じ。菌の種類によって結構変化しますので.「条件」といわれても.困ります。ただし.下水処理場の処理となると.原料の下水が比較的高温であること.高温の方がBOD処理量が多い事から.意図的に温度を高い状態で保ち.この環境で生育できるきんたいを特に選んで育てています。ですから.条件を決めて.その名かで生育する菌を見つけて来るといったほうが適切かもしれません。 3. pEの意味が知らないので答えようがなし。菌の培養条件というのと.チッソ置換か.(部質名忘却)での脱酸素か...の問題で.酸素濃度なんて実質はかれない(コロニー内部の酸素濃度が問題。コロニーを作って外部から酸素が入らない壁を作っているため) 4. 化学式をうまくかけない(酵素等の矢印を記載する必要があるため)ので.回答不能。 図書館で「生化学」という本を見つけてください。植物かきんたいのせいごうせい経路を記載している本ならば.この手の反応は比較的詳しく説明されているはずです。 5. 古くて良いのであれば 高等学校の生物の教科書 高等学校の生物の副読本(書名忘却.理科学習表のような表題。子供のおもちゃに買ってやったので.現在は行方不明) 岩波講座 生物(現在まで3冊発行になっています。どれでも乗っています) 土壌肥料学会の本(書名忘却) 日本生化学学会(だったと思いますが.化学は素人なので)の本(書名忘却)。この手の話題は最近載らないので30-50年前のないようになるかと思います。

shiny_green
質問者

お礼

どうもありがとうございます。 高校の生物とは盲点でした。 とりあえず、学習参考書をみてみます。

関連するQ&A

  • 酸化還元反応式(ヨウ化カリウム水溶液と希硝酸)

    酸化還元反応式の宿題を解いていたのですが、ヨウ化カリウム水溶液と希硝酸の反応で、二つの半反応式の電子の係数をそろえて、足して、イオン式まではできたのですが、そのあとの、化学式に直すところがよくわかりません。 この場合、KIのK+(カリウム)を足したのですが、Hのイオンが消せないことに気づき、手が止まってしまいました。 詳しく、具体的に教えていただけると助かります。

  • 銅と濃硝酸の酸化還元の量的関係について質問です

    酸化還元反応の量的関係の立式には二通りあって、 1つは化学反応式を立式して、その係数を 利用して計算する 2つめは『酸化剤が受け取るe-の物質量=還元剤が受け取るe-の物質量』で立式する と 習ったのですが、銅と濃硝酸の 反応では、2つめのやり方ができないといわれました。その理由がわかりません。 あきらかに2つめのやり方のほうが早くて、先生にもそのやりかたでやるように言われてきたのですが、このような例外があるとも言われ、どうやってその例外を判断すればいいのか分かりません!教えてくださいm(__)m

  • 硝化作用

    こちらのカテゴリの方が最適だと指摘を受けましたので質問させていただきます。 質問なのですがアクアリウムにおいて生物濾過(硝化作用)が行われるとアンモニア→→亜硝酸→→硝酸となると色々なホームページ、本にも載っていますが詳しい化学式で教えていただきたく質問しました。注意:硝酸とはHNO3を指すと思いますがニトロバクター(亜硝酸を硝酸に変えるバクテリア)は亜硝酸からHNO3を作り出すのでしょうか??それともNO3-(イオンの形)にするのでしょうか??とれとも一度HNO3を作り出しておいてすぐに電離するのでしょうか??それともNO3-(イオンの形)にしておいてH+(水素)とすぐに結びつくのでしょうか??詳しい方教えてください。 上記の質問に加えてもうひとつの質問はアンモニアから亜硝酸に生物濾過(硝化)されるときにH+(水素イオン)に電離してPHが下がると理解しているのですが(間違っていたらご指摘ください。)もし硝酸(HNO3)の形をニトロバクターなどのバクテリアが硝化の過程で作り出しているのならそのH+はどこからくるのでしょうか??生物濾過(硝化)で最終的に作り出されるのが硝酸なのか硝酸イオンなのかが知りたいですのです。 PHが下がる原因や硝化作用を調べているうちに上記のような問題に行き着きました。よろしくお願いいたします。

  • 六価クロムの還元処理

    六価クロムの還元処理を行う際に、還元条件は一般的にpH2~2.5程度、ORPは250~300mV程度とある文献で読んだのですが、これは何故でしょうか? また、一般的に還元処理剤として使用される薬剤とその反応についても教えていただけないでしょうか? ヨロシクお願いします。

  • 脱窒促進

    下水処理センターの水質関係で 窒素除去の過程で硝酸性窒素の脱窒があまり上手くいきません。 処理方法は、嫌気好気法・擬似嫌気好気法2パターンで処理を行っています。 脱窒促進の為に良い方法はないでしょうか?

  • 紫外線で硝酸イオンが亜硝酸イオンに!

    以前に、「アルカリ性下で水中に紫外線を照射すると 水中の硝酸イオンが亜硝酸イオンに還元される」という論文を読んだことがあります。 でも、確認実験してみましたが全然還元されませんでした。^~^;;; このことに詳しい方、どうか教えて下さい。 この他に、亜酸化窒素、窒素、アンモニアまで還元されない亜硝酸イオンまでの還元方法はありますか?

  • テトラアンミン銅(II)イオンについて教えてください

     化学実験で、硝酸銅に水酸化ナトリウムを加え、次にアンモニア水を加え、最後に硝酸を加えるという実験をしました。  この実験のレポートの課題に、一連の変化をイオン反応式で表せというのがあったのですが、テトラアンミン銅イオンと硝酸との反応式がよくわかりません。  わかる方ぜひ教えてください!よろしくお願いします。

  • アンモニウムイオンから亜硝酸イオン、そして硝酸イオンへの反応をストップするためには?

    河川水などをサンプリングした後に、アンモニウムイオンから亜硝酸イオン、そして硝酸イオンへの反応をストップするためにはどうすればいいのですか?ニトロソモナスやニトロバクターを殺して?しまえば反応は化学的には起こらないのでしょうか?その場合、どんな化学薬品を入れれば微生物の活動を止めれるのでしょうか?アジ化ナトリウムでしょうか?基本的な質問で申し訳ありません。教えてください。

  • 硝酸イオン、アンモニウムイオンの任意の濃度の溶液の作り方

    イオンクロマトグラフで検量線を作るため、硝酸、アンモニアの試薬を用いて硝酸イオン(NO3-)、 アンモニウムイオン(NH4+)の任意の濃度の溶液を作りたいと思っています。 硝酸、アンモニアそれぞれ1~100mMのイオン溶液を作りたいと思っています。 硝酸、アンモニアをそれぞれ何モラー水に添加したら任意のイオン濃度の水溶液が作れますか? ようするに任意の濃度の電離度が何%か求めることができれば求めることができると思います。 例えば水であれば ka=[H+][OH-]/[H2O]=15.74で[OH-]濃度がわかりたければ[H+]の濃度、 つまりpHをもとめることができれば電離度を求めることができます。 つまり、硝酸とアンモニアの1~100mMの濃度のpHの求め方を求めることが できれば電離度が求められると思います。 また、アンモニウムイオンを作るときには水中の炭酸イオンと中和してしまうとおもうのですが、それは考慮しなくてもいいのでしょうか? よろしくお願いします。

  • 硝化作用

    はじめて利用します。 質問なのですがアクアリウムにおいて生物濾過(硝化作用)が行われるとアンモニア→→亜硝酸→→硝酸となると色々なホームページ、本にも載っていますが詳しい化学式で教えていただきたく質問しました。注意:硝酸とはHNO3を指すと思いますがニトロバクター(亜硝酸を硝酸に変えるバクテリア)は亜硝酸からHNO3を作り出すのでしょうか??それともNO3-(イオンの形)にするのでしょうか??とれとも一度HNO3を作り出しておいてすぐに電離するのでしょうか??それともNO3-(イオンの形)にしておいてH+(水素)とすぐに結びつくのでしょうか??詳しい方教えてください。