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グローバル化

大学から来た小論文の課題で困っています。 内容は、 資料の中で、「グローバル化は、欧米的なシステムで、特にアメリカ的なシステムで世界を統合しようとする動きとして強く表れている」 このように、グローバル化が問題となる局面が出てくるのはなぜか。その原因と背景を具体例を挙げて分析したうえで、グローバル化が進む中で私たちはどのようのに対応していけばよいか。 600字以内で述べよ。 という課題です。 どう書き始めていいか、何を書いていいか分かりません。 何かアドバイスになることを教えてください。 宜しくお願いします。

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回答No.4

アメリカの消費経済を中心とするグローバル資本主義経済は、元はと言えばオーナーシップソサエティという概念が根底にあります。所有する事で幸せになれるよ、と力強く煽動します。 その事によって、とにかく消費させ経済を循環させようとします。 モノ商品は、日本のMade in Japanの猛攻によりアメリカでは壊滅的打撃を蒙っているので、アメリカでは作られません。商品は、日本や中国など世界各国から商品が来ます。 そして、ドルが世界へと流出しますが、金融の仕組みをうまく使い、再度アメリカへとドルを投資させます。アメリカそのものの価値や、アメリカという国が倒れる事は無いと思っていますし、アメリカの外交による力技もあって世界は渋々同意します。 すると、アメリカの価値が高まり、金融的価値や金融的資産が高まります。 低所得の人たちにも高額を貸し付けて、益々消費させます。「返済期限が来ても返済できない場合には、値上がりしている土地を売ればいいよ。そしたら、返済できるだけでなくて莫大なお金を得る事ができるから」などと言いながら、お金を借りさせ消費させる事を、国を挙げてやりました。 そんな形で、金融商品・金融派生商品を連発しながら、アメリカ国内も世界各国も、同時に価値を高めてお金持ちになって皆で成功しよう・・・アメリカが倒れる訳はないし、この仕組みが破れる訳が無いから出切る!という論理でございました。 しかし、サブプライムローンに端を発した金融バブル崩壊により、破れるはずの無い価値が破れ、暴落するとアメリカの消費経済に乗っかった全ての国に損害が起きます。 アメリカの消費市場は急激に冷え込み、アメリカの債権やドルなども益々価値が落ちるものだから、世界各国は国内で需要を回さなければならず、他国に対して冷たい対応となります。中を回す事で精一杯になりますね。 日本がとるべき対策を提示します。 今まではモノ作り・製造業が日本経済の中心でございました。これをいち早く止めるべきです。日本国内の内需を活性させなければならないという事は、日本人のニーズを満たす事(需要市場が何であるか)を考えねばなりません。 人間の欲求段階は、下位欲求から生理欲求・安定欲求・所属欲求・認定欲求と来ますが、日本ではこれらは既に満たされております(文明先進国の大半もそうです)。次なる上位欲求へと明確に移っており、自己実現欲求・自己完成欲求・自己超越欲望を満たさねば売れない時です。 つまり下位欲求にニーズは無い為に、ここを満たそうとする商品は売れず、価格を下げてまで売ろうとするデフレが進行します。デフレは、「その商品要らない」という消費者心理です。 では自己実現・自己完成・自己超越は、モノ作り・製造業で為しえるものでしょうか? 車で自己実現・・・ お家で自己完成・・・ 冷蔵庫で自己超越・・・ 無理です。 モノ作り・製造業は、科学技術によって商品開発が起きますが、科学技術とはモノを変化・運動・移動する技術の事ですから、自己実現・自己完成・自己超越の様な精神・心・人間観そのものを扱うに至りません。 故に、科学技術によるモノ作り・製造業では上位欲求は満たされません。 精神・心・人間観を変化させるには、モノの観方(観点)を変化・運動・移動させる認識技術(観術)でございます。この観術による認識産業・認識技術を日本経済の中心へと据えて、実体経済・金融経済とバランスを取る認識経済を胎動させる事です。 観術(認識技術)は、新しい日本独自の技術ですし、日本人のニーズである上位欲求を満たす商品を生産しますので、内需の活性化につながり、グローバル経済の影響を受けません。 それどころか、Made in Japanで世界トップをやった華々しい国家ブランドに続く第二の国家ブランドHeart of Japanを成し遂げる絶好の機会が到来している事でもあります。 モノ作りから人づくりの世界トップへと移動させる素晴らしいチャンスが到来しています。 今は、国内でも鬱や自殺など、心の問題が深刻化していますから、モノの観方(観点)を変化・運動・移動させる観術によって、自己実現・自己完成・自己超越の商品が産み増えていく事は、強烈な需要市場の開拓でもあり同時に新しい経済大陸発見でもあります。 観術を日本の中心産業に据えて、認識産業・認識経済を日本式経済発展モデルとして世界へ発信し、第二の国家ブランドHeart of Japanを構築し、イギリス産業革命・アメリカIT革命に続く日本から始まる認識革命として、全世界に提唱提案する事でございます。 日本から始まる認識革命によって、世界中に溢れている膨大なお金を、日本に呼び込み深刻な投機マネーを投資マネーへと変換させる。 如何でございましょうか?

その他の回答 (3)

回答No.3

約20年前、冷戦に一方的に勝利し、唯一の超大国となり、 自信を深めたアメリカ。更にIT関連でも世界の先端を走って きた。自ら標榜する「新自由主義」こそ正しい道だとの信念 から、それを世界に受け入れさせてきた。アメリカン・スタン ダードの押しつけと感じても、グローバルなネットワークで 結ばれている現代では、受け入れざるを得ない面が強い。 「新自由主義」はWikiによると、   低福祉、低負担、自己責任を基本に、小さな政府を推進し、   公営事業の民営化、経済の対外開放、規制緩和による   競争促進、労働者保護廃止・・・・これらを正当化する為の   市場原理主義からなる資本主義経済体制をいう。 リーマンショックの原因と言われるサブプライムローンの破綻 は、正しく規制緩和による競争促進で、証券会社や銀行が リスクを他に押しつけ(巡り巡って自分もリスクを背負っている のを無視し)目の色を変えて目先の利益を追求した結果です。 グローバル・スタンダードとして浸透してきた「新自由主義」 により、必然的に格差が拡大し、弱者には益々厳しくなる。 会社の利益配分は、従業員より株主への比率増加。 アメリカ主導のTPPを受けて日本の農業はどうなる。 その他いろいろグローバル化による問題や懸念を考えて みて下さい。そしてどのように対応していけば良いかも。 以下は蛇足です。ここまで話を広げない方がいいと思いますが あえて書きました。 反グローバリズム=反米主義となりやすい。911事件も 恐らくその結果でしょう。自由の旗手、世界の警察官の意識も 強いと思われるアメリカは盟友英国と共に、イラク戦争を強引に 主導した、仏、独等は反対したが。アフガンでは先が見えない 泥沼の戦闘中。

yaziuma
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 少し自分にとっては難しいですけど これを参考にして頑張ってみたいと思います。 ありがとうございました。

回答No.2

グローバル化は、誰かが画策しているということではなく、例えば、英語のネット上の使用とか、学術論文の英語化とか、誰にも止められません。企てた者がいるのなら反撃も出来ましょうが、単に、便利というだけで広く世界に広まっていて、みなが便利にそれを使っているからこそ、グローバル化に見える事態が現れているだけなのです。母国語の他に、英語だけの習得で良いのならば、他言語の習得に費やす時間を他に回せますから、なかなか効率的です。 抗ったり、早急に対応したりする必要はないと考えます。自然の流れの中で、着々とグローバル化は進みますから、それに極力、乗り遅れないようにするだけで充分と思われます。あるいは、グローバル化がもっともっと進んだ時、日本固有の誇るべき文化とは何なのかが見えてくるかも知れません。今からグローバル化に抗おうというのではなく、徹底的にグローバル化されてから、日本の文化とは何なのかが見えてきます。今、早急に日本文化とはこうなのだというような概念をデッチ上げても、結局、碌なものにはならないと思います。そう信じています。

yaziuma
質問者

お礼

ありがとうございました。 参考にさせて頂きます。

noname#140045
noname#140045
回答No.1

たぶん(アメリカが)「グローバル化=独占的」と定義づけ、そしてアメリカが独占的なことをしたら、どうなるかを述べればいいと思います。 問題点を指摘する必要があるので、とりあえず「グローバル化」を批判しておき、日本の良いところを対比させて書けば、それで良いのではないでしょうか。

yaziuma
質問者

お礼

ありがとうございました。 参考にさせて頂きます。

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