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歯の治療について。
初めて行った歯医者で、削って仮詰めのあと、本詰めをするときに「白い詰め物は欠けたりするし、保険が効かないから銀を被せましょう」と言われたので、銀は目立つので嫌なんですけど…と言うと「目立たないように歯を薄く残して被せますよ」と言われ渋々OKしました。 他の歯医者では、白い詰め物をレーザーで硬化させる方法で詰めてくれて、目立たないし欠けたことも一度もなく、値段も安かったので、なんでそうしてくれないんだろう?と疑問に思いました。 しかも目立たないようにすると言っていたのに、そのあと穴が空いていた歯と、隣の健康な歯の周りをさらに削られて、犬歯の隣二本の歯の周り全体を覆うように銀を被せられました。 言っていたことが違うし、削った穴にだけ銀なり白い詰め物を詰めればいいようなモノを、何故さらに歯を削ってこんなに目立つように、全体を銀で覆う必要があるのかと不信感を持ちました。 そこで医者に、なんでこんなに目立つようにしたんですか?と聞けばよかったんですが、向こうは専門家で私は素人なので聞く勇気がりませんでした。 今は、笑うと銀歯が見えてしまうので思いっきり笑う事ができませんし、これを直すとなるとかなりお金がかかるので、すごく落ち込んいます。 とにかく、こういう風にするしかなかったのか、それともお金のためにこうしたのか、理由がわからずスッキリしません。理由がわかる人がいたら教えて下さい。お願いします。
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- michael-m
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その歯医者が適正な処置をしたかどうかは判りません。ここでは一つの目安だけを伝えます。少し専門的になるので理解し辛いかもしれません。 まず、白い材料(レジン)と金属の選択基準について。 これは統一基準はありません。経験的なものだけです。 上下がぶつからない場所には使えます。金属よりたわむので、レジン部分に歯が当たると穴を押し広げる力が働きます。もし周囲の歯が薄かったり弱いと、歯が割れてしまうので、大きな穴には使えません。私は白い材料は幅の1/2未満を目安にしています。 特に犬歯の後ろの歯は小さくて、割れやすく出来ていますから、本来は白い材料を入れたくでも、許容範囲では細くなりすぎて割れ易い事は確かです。 2)再虫歯のなり安さ。 詰め物は、特に歯と歯の間の処理が難しい。僅かな段差があるとその段差に歯垢が着き、細菌が繁殖して虫歯が再発します。これを防ぐ為には隔壁というものを使わねばなりません。が、それをやっている歯医者は少ないと聞きました。 これに比べて金属は模型上で精密に作るので再虫歯になりにくい利点があります。 3)丈夫さ・・・これはもちろん金属の方がはるかに強いです。 4)経済性 歯科医医院の経営環境にもよりますが、はっきり言って金属を外注で作るより、レジン充填の方が費用は安いけど一回で終わるし、医院に残る金額は大きくなるはずです。 それに何より患者さんが喜んで次の患者さんを呼んでくれる可能性もある。 でも、そこまで考えずに一時の収入だけの考えれば、充填と比較して手間のかからない金属の方が遥かに有利です。 5)収入 現在外側を残して被せる「4/5冠」は多くの自治体でブリッジの土台にしか保険で出来ません。 それ以外は一部だけを禁則で詰めるインレーで請求する事になっています。 もし行った歯医者が規制していない地域なら問題はありませんが、規制されている地域であれば、インレーは全部金属で覆う冠より点数が低いので損をするでしょう。 ところが全部を覆った事にしてしまえば、冠で請求するので、技工所の料金体制次第では得する事もありえます。つまり不当請求ですね。 本来、医療費大幅削減の大号令によって国が『適正に治療に対する点数配分を怠った』為の止むを得ない事例です。だからあえて全部を被せなければならない患者さんに、ナントカ表面だけでも白く残そうと、違法を承知で入れる善意の歯医者も居ますが、一方で、不当に儲ける歯医者も少ない事も事実です。 果たしてその歯医者がどちらなのかは、実際に術前の状態を診ていない私には判りません。
お礼
詳しく教えて頂いてありがとうございます。 難しいことはわかりませんが、私の受けた治療が一般的なものだということが理解できました。 なってしまったものは仕方ないので銀歯は気にせず、これからは他の歯が虫歯にならないように気を付けたいと思います。 回答ありがとうございました。