墓を返却したい・・・出来るでしょうか?(長文です)

このQ&Aのポイント
  • 先祖代々の墓がありますが、墓石に彫られた屋号や家紋が実家と異なっているため、父が墓を返却したいと相談してきました。
  • 実家の菩提寺の墓のそばにあるこの墓は、昭和30年代初めに無縁墓として見つかったものであり、親戚の人が届け出たことで実家の先祖代々の墓となりました。
  • 父と実家の次の代である弟も墓を返却することに賛同しており、一部の親戚からは異論も出ています。本当に先祖の墓なのか疑問があるため、墓を返却することが可能かどうかを質問しています。
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墓を返却したい・・・出来るでしょうか?(長文です)

実家の父からの相談です。 先祖代々の墓があります。 父は養子で、養子に入ってすぐ、こちら側の親類から「○○廟に、先祖代々の墓があるらしい」と聞き、その親類たちと○○廟の墓地に探しに行ったそうです。古くからある大きな宗派のとても広い墓地です。 それは昭和30年代初めの話で、その頃○○廟には、無縁墓を示す標識が付けられた墓石がたくさんあったと聞きました。(無縁墓は今でも幾つか見られます) そのたくさんの無縁墓の中から、親戚の人(故人)が見つけたのが今の実家の先祖代々墓なのです。 その墓石は江戸時代中期のもので、「先祖からの言い伝え通り」実家の菩提寺である寺の墓のそばにあったのと、墓石に刻まれている地名(旧国名)と人名(戒名ではない)が先祖の一人と合致すること、などから、 当時、その親戚の人が「この墓に間違いない」と届け出て、以降、実家の「先祖の墓」となってきた・・・という経緯があったことを、私は最近知りました。 それから半世紀以上たち、老いた父にとっては、この先祖墓が悩みの種になっているのです。 実は、墓石に彫られた屋号、家紋は、実家のそれとは異なっています。それで父は、母が亡くなった後、その墓地に納骨しませんでした。(一家の墓は、地元の共同墓地にあり、こちらの方が古いものです) 最近弱ってきた父が私に「あの○○廟の墓は返そうと思う」との相談をしてきました。 先祖墓になってからは、その墓には納骨は一度も行っていません。年に数回の墓参と、毎年の納金(管理費や協力金など)は欠かさず行ってはおります。 実家の次の代である弟(長男)も、墓を返却することに対しては、「自分には重荷になるし、無くても構わない」と言っています。 ただ、親戚の一部に「檀家総代をしたこともあるような家が、そういうことはすべきでない」と意見する人もいます。 だらだらと書いてしまいましたが、 「本当に先祖の墓なのか疑問がある、という理由で、先祖墓を返却することは可能なのでしょうか」 というのが、質問です。 宜しくお願いいたします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • cowc
  • ベストアンサー率60% (132/220)
回答No.1

結論から先にいうと「可能」です。 一般的には、寺院の墓地は寺院のものであって、墓を持っている者は「永代使用権」に基づいて墓地の一画を使用させてもらっているのです。 したがって、墓地の管理者(寺院)に「いついつから、墓地をお返ししたい」と申し出で、了承してもらえばよいのです。 問題点 1 返還に当たって、寺院側から墓石の撤去などを要求される可能性があります。   この点については、寺院と話し合いをする必要があります。   墓所を使用し始めた経緯は使用者側から申し出たものであり、半世紀以上も使用者としての実績があるのですから、何の義務も生じないというわけには参りません。   寺院(管理者)側と話し合いをなさってください。 2 親戚で反対している方にできるだけ納得してもらうことが、今後のお付き合いには必要でしょう。   説得できなくても、あなたの家の墓ですから、寺院が承知すれば返還は当然できます。 以上一般的なことを申し上げましたが、先ずは墓地の管理者(寺院)に出向いて、相談・協議をされることです。

pendaco
質問者

お礼

お礼が遅くなり、申し訳ありません。 父にご回答の内容を伝えました。 墓石の撤去云々が一番の気がかりではありましたが、廟の事務所に相談してみようと言うことになりました。 反対意見の親戚の説得には、父ではなく私が、叱られる覚悟で臨みます。 ありがとうございました。

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