2相ステンレス
加圧水型原子炉の1次冷却水系統で起こる材料の脆化に関する資料を見ていると、ク○タ社の2相ステンレス遠心鋳造管(JIS SCS14A, ASTM CF8M相当)という表現が頻出します。この会社自身も、約10~20%のフェライト相と約90~80%のオーステナイト相の二相から形成されている、というような表現をしています。
SCS14Aは立派なオーステナイト系と思っていましたし、2相はフェライトとオーステナイトがほぼほぼ1:1と思っていました。2相ステンレスの公的な定義がありましたらアドバイスお願いします。
原子力関連の2社から返事を頂きました。
確かに、普通言うところの2相では無いそうです。オーステナイトが正解。
ただ、昔から原子力関係者は2相と呼んでいるそうです。改善するとのことでした。
お礼
このたびはどうもありがとうございました。