楽天岩隈投手の入団決裂はなぜ？

質問

岩隈投手がメジャー入団が決裂になってしまいました。
かなり高額な年俸を提示していましたが、岩隈投手が
自分の評価が低いから拒否したのですか？
それとも、代理人が拒否したのですか？
どなたか教えてください。

回答No.6

nyankoro021 · ベストアンサー

岩隈はブログの中で、詳細に決裂に至った理由を書いています。一言でいえば、アスレチックス側の初交渉での姿勢に、「必要とされていないのではないか?」と思ってしまったことが一番の理由のようです。岩隈がいつも一番大切にしているのは、「必要としてくれる気持ち」です。そこの一番大切な部分で疑念が生じ、結局最後までその疑念を払拭できないまま、1か月がたってしまい、最終的に、「必要とされているのか?」という疑念、不信感を抱えたまま入団はできないという結論に達し、今年のメジャー移籍を断念したようです。岩隈はブログの中で、「必要と思ってくれる球団が落札してくれるのが当たり前だと思っていたのに、あまり必要とされていないような内容だった」とも言っています。つまり、初交渉で一方的に条件を提示しただけで、「この条件で嫌なら来なくていい」っと突っぱねられて、歩み寄りの姿勢すらなく一方的に交渉を打ち切ったアスレチックスの姿勢に、「必要とされていないのか?」と思ってしまったようです。

ご質問の方は、「かなり高額な年俸を提示していた」と書かれていますが、それは違います。高額だったのは、独占交渉権を得るための入札金で、それは、交渉がまとまった時に楽天球団に入るお金であり、入札金は、岩隈には1円も入りません。アスレチックスが岩隈に出した年俸等の条件は、日本円で4年契約の約12～13億円です。1年平均で3億円ちょっとですから、今の楽天の年俸とほとんど変わりません。アスレチックスはインセンティブも嫌うようなので、4年間も今の楽天の年俸とほぼ同額で、どんなに活躍しても年俸が変わらない条件を提示したようです。ただ岩隈は、提示された条件については、ブログの中で、「僕はまだメジャーで投げたことはないのだから想定内」と述べていますので、お金の問題ではなかったことは明らかです。

結局、最後まで交渉らしい交渉もないまま、終わってしまったと岩隈は言っています。つまり、両者がきちんとテーブルについて交渉したのは、初交渉の1回だけで、後はメールでのやり取りだけだったようです。報道されているような岩隈サイドが法外な額を吹っ掛けたというのは、どうやらアスレチックス側が、決裂は岩隈サイドに問題があると言いたかったために、ガセネタをメディアに流したことによる間違った報道だったようです。本当のところは、結局、岩隈の側からは何も希望を言えないまま終わってしまった、と岩隈がブログの中で言っています。

確かに、今回の件、団も悪かったと思います。交渉内容をツイッターで暴露するなど、あり得ないことをしました。特にアスレチックスは、交渉内容を漏らすことを極端に嫌うそうなので、アスレチックス側の態度を硬化させてしまった一因は団にもあると思います。

しかし、アスレチックス側の岩隈への態度から、果たしてどこまで本気で獲得に来ていたのか?というところが最後まで疑問に残りました。つまり本気だったのは、独占交渉権を得るまでで、岩隈本人の獲得にはあまり本気だったようには見えないのです。というのもアスレチックスの補強ポイントは打者で、投手は豊富にそろっています。だから岩隈を獲得しても強打者とのトレードの駒に使うのではないかとか?ライバル球団のレンジャーズの戦力補強を阻止するための妨害入札だったのではないかとか、変なうわさが流れたのです。それに岩隈との交渉期間中でも、アスレチックスは、岩隈との交渉より、打者との交渉を優先して行っていました。ビーンGMは、岩隈との交渉期限が迫っても、「岩隈よりも打者の補強が優先だ!」と岩隈の感情を逆なでするようなことを平気でいってのけました。これでは岩隈が、「必要とされていないのか?」と思ってしまうのは当然でしょう。じゃあアスレチックスは本気じゃないのになぜ、独占交渉権を得るほどの金額を入札したのか?それについては私は、最初は妨害入札かと思ったのですが、今では、そういうわけではなく、アスレチックスは岩隈を、単に獲得候補選手の一人としてキープして置きたかっただけではないかと思います。他にもっと安くていい選手がいたらそっちに乗り換えよう、いなかったら岩隈でもいいが、ただし、こっちの出した条件のままでいいと言ったら獲得してやってもいいが、そうじゃなければいらない!という程度にしか岩隈のことを考えていなかったのかな、と思います。契約に至らなければ一切身銭を切らなくていいという今のポスティング制度では、このアスレチックスのように、選手の獲得に本気でなくてもとりあえずキープ的な安易な考えで入札する球団がこれからも出てくるかもしれません。

お礼

非常にわかり易いご回答有難うございました。
私も加熱する報道に惑わされ、それを信じ気っていました。
団もいろいろと非人道的なことをしていたみたいですね。
プライバシーもへったくりもありませんね。
もっと１人の人間の可能性にかけてくれるのも、人間の
義理と人情のように思いますが・・・。
所詮、選手もお金のなる木、商品としか思わないのですかね。
しかし、そんな非道な扱いをされた団の下で来年もプレーするとは
お辛いかと思いますが、彼には頑張って欲しいと願うだけです。
ご回答有難うございました。

回答No.5

noname#184449

野球好きのおっちゃんです

まぁ、結論から言うと代理人がヘボだっただけでしょう。
アスレチックスがどーのこーの言う前に、そこを交渉するのが代理人。
それも満足にできず、あまつさえツイッターでその一部始終を流すなど非常識にも程がある。

この無能な代理人とはさっさと手を切って、次回（ＦＡ）のチャンスは生かして欲しい処です。

お礼

原因は無能な代理人さんだったのですか？
来年は有能な代理人さんと一緒にメジャーを
してもらいたいものです。
ご回答有難うございました。

回答No.4

lbbc

詳細はもちろん部外者にはわからない。しかし、報道のとおりならばアスレチックスの提示額は妥当だ。岩隈はMLBに適応できるかは未知数だ。もし4年間で1400万ドルだとすれば、一年では350万ドル。現役のMLB投手の年俸と比較すると、例えばレッドソックスのジョン・レスターは375万ドル(今年１９勝）。岡島は275万ドル。アスレチックスで今年18勝したケーヒルはたったの41万ドル。レイズで19勝したデイビッド・プライスは183万ドル。レイズの投手で岩隈が提示された年俸より多くもらっている投手はいない。テキサス・レンジャーズでもクリフ・リー以外には高給の投手はいない。元カープのルイスは175万ドル。これまでの松坂、黒田、川上といった先発投手は金額ほどは活躍できていない。松坂はこの4年間の勝ち星が（１５，１８，４，９）である。岩隈が大活躍できる保証はない。そう考えるとA'sからの岩隈への提示額は悪くない。出来高払いなど細かい情報はわからないが、岩隈がもう一年日本で野球がしたいならばそうすればよい。
http://espn.go.com/mlb/team/salaries/_/name/oak/oakland-athletics
http://espn.go.com/mlb/team/salaries/_/name/tex/texas-rangers
などをみて考えればA'sのオファーは特に安すぎることはない。

お礼

細かい分析、比較をしていただき有難う
ございました。
確かに実績を上げた選手でも、岩隈選手より
年俸が低いわけですから、自分の成績を過大評価し
すぎではありませんか？
まぁ彼も彼でプライドがあるのでしょうが・・・。
しかし、本人が納得いかなかったわけですから、
来年も挑戦してもらいたいものです。
ご回答有難うございました。

回答No.3

nori21st

アスレチックスと同地区のレンジャースも入札に
参加していたらしく、そこへの入団を阻止するべく落札し、
意図的に契約金を低く提示し岩隈側に拒否させる。

入団しなければアスレチックスは落札金を払う必要がないので
損害も生じない。

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アスレチックスが入札した時点で、上記のような噂が半分冗談
みたいな形で一部の記事で見かけたのですが、結果から見ると
本当だったかもしれません。

お礼

同地区だけで、他チームとの裏の駆け引きがあるとは・・・。
プロの世界は怖いですよね。
でも、彼もメジャー行きを切望しているようなので、
来年も挑戦してもらいたいものですね。
ご回答有難うございました。

回答No.2

zz400n

代理人は悪魔でも選手の代理人なので勝手に選手の意見を買える事は出来ません。

岩隈選手は年棒ＵＰの為海外を希望したのですが楽天の年棒を下回ような提示を受けて決裂しました。

額を見ても本気で岩隈選手とは契約したくなかったみたいですね。

お礼

非常にそのところの年俸が気になりますよね。
しかし、岩隈選手もメジャーに挑戦したい気があるなら、
年俸を気になさらず、行って欲しいものです。
しかし、最後はお金ですかね。
ご回答有難うございました。

回答No.1

kokubosino

かなり低額な年棒が提示されたらしいからです。

お礼

そうだったのですか、ご回答有難うございました。