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回転運動と並進運動

do_ra_ne_koの回答

回答No.1

右下の黒丸をA点とします。 A点まわりのモーメントを全部勘定にいれます。 外力による時計回りのモーメントを Mo 物体の重さによる反時計まわりのモーメントを Mw 床からの反力による時計回りのモーメントを Mr 時計回りの合計モーメント Mは、    M=Mo-(Mw-Mr) ・・・・・・・(1)です。 Mが正なら時計周りに物体は回転します。 ここで注意すべきは、物体の重さ W と 反力 R は通常は釣り合っています。 つまり、 W=R 従って Mr=Mw ・・・・(2)なのです。 外力 O が働いていないとき、すなわちMo=0 のときは(2)が成立し (1)=0 だからひとりでに回転したりしません。 Moを大きくしていくと、それにつれて(Mr-Mw)も大きくなりMo=0を維持します。 しかし、それも限度があって、物体が傾き始める直前にはMr=0となり、それ以降0のままです。 従って  (1)式は、M=M0-Mwとなります。 Mwは一定値ですからMoがこれより大きくなれば 回転を始めます。 通常はこのような複雑なことを考えずに、MoとMwを比較して、Moが大きければ転ぶと判定します。 図の例では、紐が物体の上部にあってMoがMwより大きいので転ぶ 紐が物体の下の方にあればMoがMwより小さいので転ばないと判定します。 このような反力の性質については混乱を生ずるので初学者には説明しません。 しかし、このような反力の性質はニュートンの運動の3法則のうちの一つ、 作用反作用の法則の本質上のは話ですので、避けて通るわけにはゆきません。

moshi30
質問者

お礼

非常に丁寧に回答していただきありがとうございます。 一つ疑問があるのですが、 >>図の例では、紐が物体の上部にあってMoがMwより大きいので転ぶ 紐が物体の下の方にあればMoがMwより小さいので転ばないと判定します。 これは、たとえ外力が下の方に働いているときでも、Mo>Mwとなるような大きな力を加えれば、物体は回転するということでしょうか?

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