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「地位」、「立場」、「身分」の違い

 いつも大変お世話になっております。  「地位」、「立場」、「身分」のそれぞれについて、辞書で調べれば その意味は記載されていますが、もう少し分かりやすく、具体的に その使い分け・違いについて解説頂ける方がいらっしゃいましたら、 お願いできないでしょうか。  よろしくお願いいたします。

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  • Pinhole-09
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回答No.3

いずれも集団中の人を分類する言葉で、似たような使い方を するので、辞書で見ても判り難いのですが、 「地位」はその人が属している集団の中で、ある基準で定めた 階級のようなもので、上下が明確なことが多い。    要するに階段状の位置のようなものです。 部長、課長、係長の地位に就くというように。 これは人の話で、地は本来もっと広い意味でした。 国際的「地位」となると、上下関係は傾向の程度。 財政上の社会保障問題の「地位」はというと、重要さの位置 です。    今は人の評価に多く使う。 「立場」では上下だけでなく、水平(対等)方向をも含む場の 違いをいう。 例   上司の「立場」としては賛成する訳にはいかない。     賛成、反対どちらにも附けない(立てない)苦しい     「立場」にいる。 「立場」は三つの言葉のうちでは最も広い分類です。 「立」が含まれているのは「地位」のと地と異なり、行動に 関係する意味もあるからです。 例     対立する「立場」、孤立する「立場」をとる。 「身分」は地位ほど明確ではないが、上下関係を意識して いる場合が多い。 例   卑(いや)しい身分でありながら、お上に楯突くとは。     士農工商の身分制度。     左団扇で暮らせるとは、うらやましい御身分ですな。 身分証明書は水平方向の分類の例です。 「地位」「立場」は比較的判りやすいですが、「身分」は使い 方が難しく、嫌味と聞こえる事もあります。

kunkunken
質問者

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Pinhole-09さん  ご回答頂きありがとうございました。  大変参考になりました。

その他の回答 (2)

  • phobos
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回答No.2

> 辞書で調べればその意味は記載されていますが、もう少し分かりやすく とのことなので、専門家ではありませんが以下ご参考までに。 いずれも人間社会の中での格差を表す言葉ですが、表す格差の種類によって使い分けられているように思われます。 ・地位……社会の組織の中での役職・ステータス別による格差。指示命令系統による上下の差と関連深し。 (例「お前はなんという不祥事を……!○代○○蔵という地位を捨てるつもりか!」) ・立場……所在・役割・任務・責任別による格差。必ずしも上下関係は明確でない。一時的なもの。 (例「嫁の立場として、今度ばかりは私からも言わせてもらいます!」) ・身分……出身階層による格差。本人の器量や社会の中での役割や役職とは必ずしも関連しない。 (例「芸が無くても半端をやっても、親の七光りで跡目が継げてチヤホヤされるんだから、結構なご身分だよな」)

kunkunken
質問者

お礼

phobosさん  ご回答頂きありがとうございました。  大変参考になりました。

回答No.1

こんばんは<(_ _)> 【地位】  社会やある組織の中で占めている立場。身分。 【立場】  その人の置かれている地位や状況。       物の見方や考え方。観点。 【身分】  その人が属している社会での地位や資格。       境遇。身の上。

kunkunken
質問者

お礼

emizou83158315さん  ご回答頂きありがとうございました。  大変参考になりました。

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