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無電解ニッケルメッキ後の鉛含有率について

ある人から、無電解ニッケルメッキをした場合、そのメッキをしたものについて鉛の含有率が変化するので電解ニッケルメッキの使用をして下さい!といわれました。 設計部署より、無電解NIメッキのほうが膜厚が均等になるので使いたいといわれていますが、OKを出せないでいます。 無電解NIメッキや電解NIメッキの方法はわかりませんが、鉛の含有量が1000ppmを超えることはあるのでしょうか?又、不安定要素があるのか?教えていただけないでしょうか? ※海外ベンダーで行う予定です。

質問者が選んだベストアンサー

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  • swisszh
  • ベストアンサー率64% (242/377)
回答No.1

1) メッキはどのような純粋な化学物質を使用することで、そのメッキの質もかわってきます。 2)特に無電解メッキはその溶液中に含まれる金属イオンによってメッキの成分がかわります。 3)無電解Niメッキ溶液に鉛が含まれていなければ鉛はメッキに入ってきませんが、それは不可能に近いでしょう(工業的に生産する経済性を考えると)、 4)というのは、Pbの含有量が1000pmとは0.1%のPbがその化学物質(Ni 化合物)に含まれていることになり、100ppm なら 0.01%、(10ppmなら 0.001%) のPbが不純物として入っているからで、そんな純粋なNi 化合物は多分、非常に高価になるでしょう。 5) 電解Niメッキでもその電極にあたるNiは高質なものが使用されています。 6)Google > メッキ に入り、Wikipedia の電解Niメッキ、無電解Niメッキをみるとその化学物質など色々あり、化学成分の純度などもかんがえられます。

mirionmirion1
質問者

お礼

回答ありがとうございます。Googleでも検索してみたいと思います。

その他の回答 (2)

回答No.3

No.2の回答者です。 すみません『算数』の間違いがありました。 訂正です・・・カニゼンめっき面の性質 1.組成 Ni90~92%、P8~10% です。

回答No.2

 無電解メッキといえば、カニゼン法など還元剤の種類によって様々あります。現在、日本カニゼン(株)の持っていた特許の独占使用権は切れていますので、今の日本では誰でもカニゼン・メッキを行うことが出来ます。    ですから、メッキ工場ごとに、使用する原料と浴管理によって、様々な事象が発生する可能性があります。  そのことを前提にお話ししますと、仮に大量の鉛がイオンの状態でメッキ浴に存在し、還元剤でメッキされる物の表面に金属鉛として付着すると仮定すると、鉛はカニゼン法での負触媒ですから、無電解メッキの反応は進まなくなり、メッキは付かなくなります。ピンホールが原理上出来ない均一な表面が得られるはずのカニゼン法でメッキ欠陥が発生することになりかねません。  ですから、カニゼン法を行うメッキ屋さんは、負の触媒であるビスマス、カドミウム、アンチモン、スズ、鉛、亜鉛などの含有量少ない硫酸ニッケルを使おうとしているようです。参考までに「硫酸ニッケルのメーカー」のホームページを下の参照に貼り付けますが、Pbの含有量は、≦0.0001% という品質表示になっています。ちなみに、カニゼン法のメッキ層の成分はニッケル98~90%、残りはリンで8~10%となっています。   もし、ppmオーダーの鉛の共晶の可能性についてご心配ならば、日本カニゼンに問い合わせをされてはいかがですか。 ・・・http://www.kanigen.co.jp/index.php  しかし、スタンダードな電解メッキ(ワット浴)でも不純物のメッキ層への取り込みはあるという報告があるので、何を根拠に『電解ニッケルの鉛含有率が変化しない』と言えるのでしょう。 ・・・http://www.kanagawa-iri.go.jp/kitri/kouhou/program/H21/pdf/1AM-B02.pdf

参考URL:
http://www.smm.co.jp/product/metal/nickel.html
mirionmirion1
質問者

お礼

回答ありがとうございました。日本カニゼンにも問合せをしてみます。

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