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行動分析と応用行動分析、両者の違いは?
行動分析と応用行動分析、両者の違いは? 最近心理学に興味を持ち始めていろいろ本を読んでいます。 行動分析について勉強してみたいのですが、書籍を見てみると 行動分析の本と、応用行動分析の本があります。 両者にはどのような違いがあるのでしょうか。 よろしくお願いします。
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回答者は行動分析の専門家ではありませんが, 「行動分析(学)」は総称であって, 基礎部門を「実験的行動分析(experimental analysis of behavior; TEAB)」, 応用部門を「応用行動分析(applied behavior analyis; ABA)」 と呼ぶものを理解しています。 歴史的には スキナーの手でまず実験的行動分析という分野が確立され, 1960年代ぐらいから,その知見を現実問題の解決, とくに不適応行動の改善や障害児の療育に応用する研究が進展し, 応用行動分析と呼ばれるようになったようです。 もっとも 「行動分析」の語は文脈によって多様な使われ方をしています。 スキナーの徹底的行動主義に基づく行動研究を受け継ぐ 心理学の一学派を指すこともあれば, 行動療法においてクライエントの問題行動を観察して 背景にある強化随伴性を明らかにする手続きを指すこともあります。 さらには,人が意識せぬまま示す行動から その人の深層心理なるものを読み解くというような 誤用というか,通俗的用法もあるようです。
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