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経常赤字なのに外貨準備高があるのはなぜ?
経常赤字なのに外貨準備高があるのはなぜ? オーストラリアの資料を見ていたら経常赤字がずっと続いているにもかかわらず、外貨準備高があります。 日本の場合は、経常黒字で、そのお金で米財務証券を保有しているようですが、オーストラリアの場合はどうなっているのでしょうか? ネットで調べてみると、外貨準備高の内訳は以下のようになっているようです。 1)外貨資産(預金、証券等) 2)IMFリザーブポジション IMF(国際通貨基金)加盟国がその出資金に応じてIMFからほぼ無条件で借りることが出来る相当額。日本の場合はIMFへの出資額からIMFの円保有額を引いた残高 3)SDR(特別引出権) 既存の準備資産の補完という長期的かつグローバルなニーズを満たすためにIMFによって創設された準備資産 4)金 経常赤字なのですから、1)はないと思ってよいのでしょうか? もしそうだとすると、2)~4)ということになるはずですが、4)はともかくとして、2)と 3)の意味がよくわかりません。 これもあわせて教えていただけますでしょうか? よろしくお願いします。
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- gamma_gtp
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みなさん、「外貨準備高」に関して基本的な勘違いをされているようです。 外貨準備高という用語の定義を、確認してください ある国の“どの組織”が保有している外貨なのか。 その外貨の額は、どのような理由で増減をするのか。 外貨準備は民間の貿易の決済などには使われないですよ http://m-words.jp/w/E5A496E8B2A8E6BA96E58299E9AB98.html
- flyingbee
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赤字国でも外貨準備金がないと貿易の決済ができないので どんな赤字国にも外貨準備金はあります。
補足
ご回答、ありがとうございます。 1点、確認をさせてください。 ネットで外貨準備金について調べると、以下のように説明されている方がいました。 貿易の決算にも使われるのでしょうか? ---------------------------- 「外貨準備高」とは、通貨当局が為替介入に使用する資金のことです。 通貨危機によって他国に対し、 外貨建て債務の返済などが困難になった場合に使用する準備資産です。 財務省では、以上のように定義付けしていますが、 簡単にいえば、国が保有している外貨や金の合計額で、 輸入代金や借入金返済などの対外支払いのための資産ということです。 -----------------------------------------------------
- gamma_gtp
- ベストアンサー率39% (53/134)
経常収支とは、民間(企業・個人)と政府の財・サービスの収支のトータルの値で、出超であれば黒字、入超であれば赤字となります。 外貨準備と、その国の中央銀行による為替市場への介入によって増減します。 日本であれば、日本銀行が「円売り・ドル買い介入」を、ドルを買うわけですから、日本銀行のドルの(外貨)準備が増加します。 仮に、輸出企業が海外にモノを輸出して、その代金をドルで受け取っても、それと中央銀行の外貨準備高とは、直接はなんの関係もありません。 ちなみに米国は経常赤字ですが、FRB(中央銀行)は金で外貨準備をわんさか保有しています。
補足
gamma_gtpさん ご回答、ありがとうございます。 1つ、質問をさせてください。 >仮に、輸出企業が海外にモノを輸出して、その代金をドルで受け取っても、それと中央銀行の外貨準備高とは、直接はなんの関係もありません。 とのことですが、NO2 のflyingbeeさんから「赤字国でも外貨準備金がないと貿易の決済ができないので、どんな赤字国にも外貨準備金はあります。」というご回答をいただきました。 この点について、恐れ入りますが、教えていただけますでしょうか? よろしくお願いします。
補足
こんにちは。 ご回答ありがとうございます。 「外貨準備は民間の貿易の決済などには使われない」とのことですが、ご紹介いただいたページに、「これらの準備された資産は、輸入代金の決済や対外債務の返済といった役割の他、主に為替変動による為替レートの急変を防いで円滑に貿易を行うために準備される。」と「輸入代金の決済や・・・」とありますが、これは、民間の貿易の決算ではないのでしょうか? よろしくお願いします。