- ベストアンサー
複素フーリエ級数展開を導くときの係数CnとC-nについて
- 複素フーリエ級数展開における係数CnとC-nについて解説します。
- CnとC-nは式2-2-10で定義されており、Cn=1/2(an-jbn)、C-n=1/2(an+jbn)です。
- CnとC-nについての文字の変換方法や範囲についても詳しく解説します。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
質問者さんがどの辺りで躓いているのかよく分からないので、 いくつか書いていきます。 まず天下り的に知識から フーリエ級数展開は実数の関数を表せ、 複素フーリエ級数展開は複素数の関数を表せます。 つまり複素フーリエ関数はフーリエ級数展開の上位バージョンです。 ですから、参照HPは複素フーリエ級数展開を導いているというよりは、 (実数)フーリエ級数展開との対応をとっている、といった方がベターです。 具体的に言うと、複素フーリエ変換にCn=an-jbnでC-n=an+jbn、 つまりCnとC-nが複素共役である、という条件が加わると 複素フーリエ展開で表される関数は実数関数に制限されます。 参考HPの流れをざっくりと、 フーリエ級数展開はsin,cosで表される。 これをオイラーの公式でe^(jnwt)の形に分解すれば複素フーリエ展開になりそうだ。 分解してみると e^(jwt), e^(2jwt), e^(3jwt), e^(4jwt)・・・e^(jnwt)・・・・ e^(-jwt), e^(-2jwt), e^(-3jwt), e^(-4jwt)・・・e^(-jnwt)・・・・ 等の項が出てきたがそれぞれの係数をどう置こう?正方向に無限個、負方向に無限個・・・ sin,cosの時は正方向に無限個だけだったのに項の数が倍になってしまった。 よし、自然数を使ってそれぞれの項にかかる係数は、次のように置くことにしよう。 C1, C2, C3, C4・・・Cn・・・ C-1,C-2,C-3,C-4・・・C-n・・・ 負の方向の項には自然数nにマイナスをつけてカバー。 シグマで足し合わせるときには第1項から第∞個まで足し合わせればOKだな。 実際に計算してみると、フーリエ級数展開の整数を用いて Cn =an-jbn C-n=an+jbn という対応が取れるみたいだ。 ・・・・・4,3,2,1,0,-1,-2,-3,-4・・・・・番目の項がそれぞれあるわけだから 自然数nよりも整数mで表現したほうが綺麗だ。 正の項の場合は、Cne^(jnwt)はそのままCme^(jmwt)で置き換えてよさそうだ 負の項の場合は、例えばC-2e^(-j2wt)はCme^(jmwt) [m=-2]だから マイナスをjの前につけずに常にCme^(jmwt)で表してしまってよさそうだ。 つまり Σ(n=1→∞)C-ne^(-jnwt) にm=-nを代入してやれば Σ(n=1→∞)C-ne^(-jnwt)=Σ(m=-1→-∞)Cme^(jmwt)か m=0の時は、項がe^(j0wt)=1だから、定数a0/2を係数C0に還元してやることにしよう。 mがマイナスの項もあるからシグマで足し合わせるときは第-∞項から第∞項まで 足し合わせないといけないな。 結局全部まとめるとΣ(m=-∞→∞)Cme^(jmwt) 記号は何でもいいからmじゃなくてnを使っておくか、 Σ(n=-∞→∞)Cne^(jnwt) 質問に答えられて無いかも知れないですけど。 参考程度に。
その他の回答 (1)
- Tacosan
- ベストアンサー率23% (3656/15482)
(1) は何を言わんとしているのか理解できません. 「c_{-n} をそのようにおいた」だけであり, 「符号を変える」とかいう処理をしているわけではありません. (2) も今一つ不明だなぁ. 式2-2-11 は式2-2-10 の上の式を書き換えただけであり, この 2つを比較すればわかるように「シグマの範囲」は変わっていません. あと「シグマの範囲」についてですが, この形では通常「はじめと終わりは整数」でしょう.
お礼
回答ありがとうございました。
お礼
回答ありがとうございました。 またよろしくお願いします。