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このまま中国がどんどん強くなっていった場合、米中の関係はどうなると思い

Kunfuの回答

  • Kunfu
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回答No.6

中国が過去30年驚異的な発展を遂げてきたことは、次の30年もそれが続くことを保証しません。むしろ、その確率は下がっています。 また、経済成長のため隠されていた矛盾が成長鈍化により噴出することでしょう。 だから中国政府は何をおいても経済成長を維持することに必死です。 「影のCIA」と呼ばれるアメリカのシンクタンクは、 「中国が世界の主要国になるという説には賛成しないし、中国が統一国家として持ちこたえることさえ考えていない。」と述べています。 「中国の経済基盤は見かけほど強固ではない。また、この国の政治的安定は急成長が持続するかどうかに大きく依存するため、さらに不確かである。」 シンクタンクの予想では、中央政府が力を失って分裂するというものです。今年、中国はGDPで日本を抜き、世界第2位の経済大国となります、統計上は。 中国の統計というのはデタラメで、特に地方政府の統計は水増しが激しくまったく信用できません。 その積み上げである全国統計も信用できません。おそらく本当に日本を抜くのは来年以降でしょう。 地方政府と中央政府がバラバラになるだけでなく、チベットがインドの介入で独立するなども起こるとしています。 (「100年予測」ジョージ・フリードマン 早川書房) 現在の人民元相場はドルと主要国通貨に連動させるバスケット制を取り、中国当局が為替操縦をしています。これによってブラジルやインドなどのライバル国より輸出競争力を高く維持するという不当な政策を取っています。そればかりか、輸出相手国の産業にも打撃を与えます。したがって、この政策もいずれ限界に達します。 最近、工場でストライキが頻発し賃金の大幅上昇が要求されています。中国の労働組合は共産党の御用組合でむしろストライキをさせない組合です。個人がネットで仲間を誘うストライキは経営者側にとっては予想もつかなく発生し誰と交渉していいかわからない恐るべきストライキです。これに対応して外国企業は中国に集中した生産拠点を分散させようとしています。 経済成長の曲がり角がそこまで来ているかもしれません。 もし、角を曲がったらどうなるのか? 中国で2005年に暴動の件数は8万7000件ありました。前年が7万4000件です。現在では暴動の統計発表をやめてしまったのでわかりませんが、減ったからやめたとは思えません。 中国の国防費は猛烈に増えており、装備の近代化も著しいのですが、世界の主要国で国防費の多くが国内の暴動鎮圧に使われて国はありません。 毎日240件も起こっているんです。 経済成長が鈍化したら今以上に国民の不満が高まり、農村部の地方政府は大変なことになります。 でも、沿岸部の地方政府は外国資本と組んで豊かさを保ちます。中央は格差を埋めるために沿岸の都市部から内陸農村部に所得を移転したがります。それで都市部は中央の言うことを聞かなくなるのです。 外国資本と組んだ香港や上海が北京と分離していた時期が長かったのですが、現在の中央が地方政府を抑えられない状況に戻ることが歴史の必然です。 このようにして、中国は統一国家として持ちこたえることができなくなります。 フリードマンの予測では2020年です。

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