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授業のレポートで「論理的にパラドックスを哲学する」と言われ
授業のレポートで「論理的にパラドックスを哲学する」と言われ インターネットや辞書で調べてみたんですが、 なんとなく理解できる感じではっきりわかりません。 まず「論理的にパラドックスを哲学」とうのは どういう意味で 私はどういう内容を調べればいいのですか? 論理的、パラドックス、哲学と単語で調べたんですが 結びつかなくて、どのようなことを調べればいいのかまったく理解できません。 お願いします。
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(1)パラドックスの例を探しましょう。 「パラドックス」で検索すれば見つかるでしょう。 (2)そのパラドックスの論理構造を調べる。 どのようなことを言っているのか。 (2)哲学する。 (2)について、自分なりに考えるということ。
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- kigurumi
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うーーん。。。 統合失調症というものがあります。 <心理学者>からしたら、「この世の不条理を訴える心から発生した」となり、医学の人からすれば「脳内物質のバランスが崩れたせいで生じた」となる。 では哲学だと、統合失調症とはどういうことが原因で、そのメカニズムとは、、、ってな風に考えるか。 心理学者も医学者もそれぞれ理論的にこの二つの世界が重なり合った世界の結果起こったパラドックスを説明しようとしたわけです。 要するに人間は相対的にしか物事がみれないからパラドックスは起こったわけで。 絶対者じゃないので。 理論的ってのは、、、、例えば何かも問題があったとき、仮説を出すわけです。 仮説が正しいとするため、その根拠を述べるわけです。 その根拠は、「実際こうだろう こういう現象が起こっているだろう」 みたいなことを持ってきて、それを最初の主張の根拠にして展開していき、二つの世界が同時に存在するというパラドックスを説明すればいいんじゃないか と。 で、レポートの審査ポイントは、証明結果じゃなくて、起承転結の文を作れるかどうかだと思う。 ・主張 ・主張の根拠(根拠) (必用であれば根拠その2) (必用であれば、主張とは逆のことだと起こらない説=逆説) ・根拠の展開 ・結論(よって最初の主張は正しいと結ぶ) こういう流れをしながら思考を描くことが、哲学したってことじゃないか と。 で、哲学ってのは、人に関わることですから、人間以外のことについてテーマを持ってこないこと。 あと、根拠のところに、現実不可能なものを持ってこないこと。 宗教は現実不可能なことも可能だと主張しても許される。 例えば創作文学は架空の内容だけど許されるでしょ? 「ハリーポッターは実在の人物じゃありません、 イギリスの女性が書いた童話の中だけに出てくる架空の人物です。実在していない人物を伝記として子供を騙すな」とは言われないでしょ? でも哲学は人間が作った作品の中に登場する人物が超常現象を起こせたので、信じれば人間もできると主張しては駄目。 現実に沿った内容が哲学の鉄則。
- 雪中庵(@psytex)
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「パラドックスの研究」の金字塔といえば、「ゲーデルの不完全性定理」です。 論理学にとどまらず、数学、幾何学、物理学まで、あらゆる“論理的であろう” とする分野に史上最大の衝撃を与えた、本質こそ、「私の言う事は全て嘘です」 という古典的なパラドックスの、普遍化によって得られたのです。 我々は、論理的厳密化において、その言及の公理系としての完全さ(その公理の 中に証明できない(否定も肯定もであきない)あやしいものはない)と、そこで 導かれる言明は無矛盾である(Aと非Aを同時に導かない)ことは、両立すると (直観的に)信じていたのが、間違いだと証明されてしまったのです。 この世界自体が、パラドックスとしてのみ存在(有限化)している、ていう話で。 ゲーデルの証明における、自己言及で生じるパラドックスを、リシャール数を 用いて普遍化する(意味性を取り除く)見事なプロセスは、感動的でさえあります。
- aokii
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まず、パラドックスを何か決めましょう。次に、そのパラドックスを論理的に考えてみましょう。 ちなみに、哲学は、人は何のために生きているのか、というのが永遠の課題です。 人食いワニが子供を人質にとり、その母親に「自分がこれから何をするか言い当てたら、子供を食わないが、不正解なら食う」と言った。これに対し、母親が「あなたはその子を食うでしょう」といった場合、 1.ワニが子供を食う場合、母親はワニがしようとすることを言い当てたので食べてはならない。 2.ワニが子供を食わない場合、母親の予想が外れたのでワニは子供を食べても良いことになる。しかしそこで食べると、結果的に母親の予想は正しかった事になるため、矛盾にぶつかる。 このように、ワニが何をしようとも自己矛盾してしまい、子供を食べる事も、食べない事もできなくなってしまう。