• ベストアンサー

これって正しい?

boisewebの回答

  • boiseweb
  • ベストアンサー率52% (57/109)
回答No.4

もしかして,こう言えば納得してもらえるのでは… 「0=1ならば1=2である」という『文全体』は,(形式論理学の立場では)正しいです. でも,だからといって,「1=2である」が正しいとは誰も言っていません. 「0=1ならば1=2である」という文自体を正しいと言おうと言うまいと,それを根拠に「1=2である」は正しいと主張することは誰にもできません.だから,「0=1ならば1=2である」という文自体を「正しい」と言ったからといって,それで別に誰も困らないから,そのことに文句を言う必要はないのです. ======== 「pならばqである」という主張は,「pである」という事実とセットにすれば,それらから「qである」という新たな事実を導き出せる,という効力を発揮します.だから,「pである」という主張が真になる可能性があるときは,「pならばqである」という文を「正しい」と言い張るためには,「pが真の場合には必ずqは真」であるという確証を得ている必要があります(「pが真なのにqが偽」という状況が起こったら論理破綻してしまいます). でも,最初から「pである」という主張が偽であることが確定していたら,「pならばqである」という主張を付け加えても,新たな事実は何も出てきません.だから,「pならばqである」という文を「正しい」と言い張っても,破綻をきたす心配はないわけで,それなら「pならばqである」という文そのものを「正しい」と言おうと「誤り」と言おうと,どっちでもいい(誰も文句を言う理由がない)わけです. そうなんだけれど,形式論理学では,「pである」が偽と確定しているときには「pならばqである」という文自体は「真」と約束しておくほうが,実はいろいろと都合がよいので,そうしているのです. 実際,そう約束することで,「0=1ならば1=2である」という文が「正しい」という事実は,「両辺に同数を足す論法で得られるから『正しい』」という説明と符合するでしょう?

rch66426
質問者

お礼

ありがとうございます

関連するQ&A

  • これって正しい?

    これって正しい? この質問は以前もしたことがあるのですが皆様の回答のレベルがあまりにも高く小学生並みの頭の私には理解できませんでした・・・。そのため再度質問させて頂きます ある事柄があります 0=1ならば1=2である。 これって(a=bならばa+c=b+cである。)を元に両辺に同数を足しても式は成り立つから、と証明できますよね。でもこの事柄は正しいのでしょうか、正しくないのでしょうか。 (以前質問させて頂いたときは皆様が正しいというお答えでしたが、この問題は Qある事柄は正しくその逆の事柄も正しいという。このような事例を挙げよ。 というものです。そこでここに挙げたものを解答したのですがはじかれました。皆様の回答と先生の○付けが矛盾しているようなのですがこれはどういうことでしょうか。) またこれに関連して、「証明できる」ということと「正しい」ということは違うのでしょうか 長文ですみません。加えてできるだけ簡単に教えてください。

  • 三角形の3辺の長さが求まっているときの外接円の半径について

    三角形の3辺の長さが求まっているときの外接円の半径を求める問題なのですが、3辺の長さをそれぞれa,b,c、外接円の半径をRとすると R/abc = 1/√{(a+b+c)(-a+b+c)(a-b+c)(a+b-c)} で求まるらしいのですが、この式が成り立つ上での証明が知りたくて質問しました。 ネットで調べたところ、wikipediaにも載っていました(上の式の両辺にabcを掛け、R=の形で示されていました)が、証明は載っていませんでした。 仕方ないので自分で正弦定理などを用いて式変形を試みましたがどうしてもわかりませんでした…。 どうか証明方法を教えて下さい、よろしくお願いします。

  • 不等式の証明と絶対値記号

    『│a│-│b│≦│a+b│≦│a│+│b│、を証明せよ』という問題がありました。  (1)まず│a+b│≦│a│+│b│の証明なんですが、両辺が正の値であることから、両辺を二乗してその差が0より大きいことを示し証明しました。  (2)次に│a│-│b│≦│a+b│の証明なんですが、解説に“常に│a│-│b│≧0というわけではないから、同じ方針、すなわち両辺の二乗の差では証明できない”とあり、別のやり方で証明していました。これを読んでなるほどと思ったのですが、次のような別の問題の解説を見て、あれっ?となってしまいました。 『│a│-│b│≦│a-b│、を証明せよ』という問題では、解説に“│a│-│b│<0のとき、不等式は成り立つから、│a│-│b│≧0のときを示せばよい”とあり、両辺の二乗の差を出して証明していました。この解説の理屈でいけば、上の問題の(2)の│a│-│b│≦│a+b│の証明も両辺の二乗の差を出して証明できるのではないでしょうか? よろしくお願いします。

  • 証明の間違い探し

    学校でこんな問題が出されましたがどうもわかりません。 すべての数は0に等しいことの証明 どこがおかしいのでしょうか? いま、勝手な数を取ってそれをaとします。つぎにaと等しい数を考えて、それをbとします。そうすれば、   a=b です。この式の両辺にaを掛けますと、   a^2=ab 両辺からb^2を引きますと、   a^2-b^2=ab-b^2 両辺を因数分解して、   (a+b)(a-b)=b(a-b) したがって、   a+b=b 両辺からbを引いて、   a=b というわけで、すべての数は0に等しいというのですが・・・。 教えてください。

  • 二つの数値が=となるには(Excel)

    どなたかお助けください。 MS-Excelを使っています。(バージョンはどれでもかまいません) A・B・Cの3つの数値があります。 この3つの数値の平均を出します。 この時、小数は四捨五入とします。 AとBの数値に変化はありませんが、Cに関しては1ずつマイナスしていきます。  A   B   C  平均 100  105  110  105 100  105  109  105 100  105  108  104 中略 100  105  103  103 上記のようにCを1ずつマイナスしていくと、いつしか平均とCが同数となります。 ここで質問です。 1)この同数となる数値を求めたいのですが、このように表にしなくても、 計算式で出す方法はありますでしょうか? 2)もし1)が無理な場合、表にはするとして、同数となった位置を確認しなくても、 同数となった数値を1つのセルに出す式はありますでしょうか? 以上です。 不足分は補足します。 よろしくお願いします。

  • 英語で数学の式の証明

    明日,授業の発表で以下の式の証明を英語でしたいと思うのですが,どの様に言えばよいのでしょうか? (やはり,何か数学的な訳し方があるのでしょうか?) 教えてください。 The proof of“1=2” a+b=1 <両辺にa+bを足して> 2a+2b=a+b+1 <両辺から2を引いて> 2a+2b-2=a+b-1 <a+b-1でくくって> 2(a+b-1)=a+b-1 <a+b-1で割って> 2=1 ∴1=2 //Q.E.D. (←この部分も英語で言いたいです) ※この証明は数学的には間違ったものなのですが,ひとつのトリックとして授業では紹介しようと思っています。

  • 集合の元の個数について

    集合Aの元の個数を♯(A)と表すとき ♯(A∪B∪C)=♯(A)+♯(B)+♯(C)-♯(A∩B)-♯(A∩C)-♯(B∩C)+♯(A∩B∩C)…(1) となるのは証明も込みで理解できたのですが 集合が4つのとき、すなわち ♯(A∪B∪C∪D) の求め方がわからないです。 ♯(A∪B)=♯(A)+♯(B)-♯(A∩B) と分配律、あるいは(1)式だけで証明できるのでしょうか?

  • 不等式について問題

    a、b、cを正の数とするとき次の不等式が成り立つことを示せ (1)a+(1/a)≧2 (2){a+(1/b)}{b+(4/a)}≧9 (1)は両辺にaをかけてa^2-2a+1≧0にして証明しましたが(2)が分かりません 教えてください

  • 高校数学について質問です。

    図形の証明問題の途中に出てきた、 式の変形が分かりません。 どのようにすれば、以下のような変形が出来るのですか? (略) 両辺を展開してcについて整理すると、 (a二乗-b二乗)c二乗-a四乗+b四乗=0 (a二乗-b二乗)c二乗-(a二乗+b二乗)(a二乗-b二乗)=0 (a二乗-b二乗){c二乗-(a二乗+b二乗)}=0

  • 恒等式

    等式A=Bの証明の仕方には、全部で3つありますよね。 (1)一方の式を変形して、他方の式を導く。 (2)両辺の式をそれぞれ変形し、同じ式になることを導く。 (3)A-B=0を示す。 どれを使っても証明できることはわかるのですが、(3)の方法がイマイチ使い道がわかりません。 (3)をつかったほうがよいという等式があれば教えてください。 また、A=Bは等式なのだから、A=Bのカタチのままそれぞれ変形していき、A-B=0を示す人がいるのですが、それは断固だめですよね! でもなぜダメなのか、という説明が出きません。 何かよい説明の仕方があればこれも是非教えてください。 回答よろしくお願いします。