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郡上八幡には硬水と軟水で地域が二分されているって本当ですか?

郡上八幡には硬水と軟水で地域が二分されているって本当ですか? 若い頃、郡上八幡で友釣りをたびたびしていた時期に、地元の人と話す機会があり、その中で、今でも確証がえられず、悶々としている問題があります。 郡上八幡市は、市の真ん中を清流吉田川が流れているのですが、地元の人が言うには、宗祇水のある地域は軟水で、岸の反対側の地域は、硬水なんだとか?「ワシらは、どちらも飲めるんやで」と自慢げだったのですが、水質学的に、もし本当であれば、なぜこのような事が発生しているのか、どなたか御存知でしたら教えてください。宜しくお願いします。

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  • kv2007
  • ベストアンサー率71% (89/125)
回答No.2

水質データそのものは知らないのですが、とりあえず地質的には根拠がありそうです。 郡上八幡周辺はジュラ紀の堆積岩(砂岩や泥岩)により古い石炭紀-ペルム紀のチャートや石灰岩が取り込まれています。宗祇水がある吉田川右岸(北)側は取り込まれた岩体はチャートからなり、水質は軟水が期待できます。一方、吉田川左岸(南)側には、石灰岩体が分布しています。石灰岩体を浸透してきた地下水は硬水になっている可能性があります。ご参考まで。

yuzurin777
質問者

お礼

長年、悶々としていましたが、なんだかスッキリしました。地質で、当然、お水の水質は決定していくんですよね。大変、わかりやすい回答ありがとうございました!

その他の回答 (1)

noname#124369
noname#124369
回答No.1

確かに昔は軟水と硬水に分かれていたみたいです。軟水に限っては一部地域のみ湧いていたそうで、郡上市役所水道部水道総務課が水質調査をした時には、すでに枯れてしまっていたとの話です。 ちなみに似たようなケースでは長野県の飯田市に軟水と硬水が存在してます。 飯田市南信濃和田の盛平山(七二三メートル)の麓にある龍淵(りゅうえん)寺境内にある湧き水の成分が、カルシウムとマグネシウムを多く含んだ硬水であることがこのほどわかったそうです。 「観音霊水」と名付けられたこの?おいしい水″の成分は、名水百選にひけをとらない高い値をもつとして、地元の新しい観光名所・観光資源として地域の活性化につなげたい―と住民は大きな期待をかけているとのこと。 盛副住職によると、同寺周辺は中央構造線、遠山赤石構造線、赤石断層三つの断層が絡み合う複雑な地形にあり、湧き水は南アルプス池口岳(二三九二メートル)を水脈に、秩父帯の石灰岩層を長い年月をかけて流れ出しているらしいです。 同じく飯田市にある猿庫の泉(上飯田)は逆に軟水で、お茶をたてるのに適していると昔から有名で、今後、さらに詳しい水質調査を実施する予定で、現在の正確な成分値が明らかになるとのことです。 飯田市は天然の軟水と硬水の二つの名水を手に入れたことになり、飯田市環境課は「非常に興味深い天然資源。今後の調査の推移を見守りたい」としています^^ ご参考までに♪

yuzurin777
質問者

お礼

ベストアンサーに値する回答です。機会があれば、ぜひ、飯田市の龍淵寺と猿庫の泉を尋ねてみたいと思います。極上のシングルモルトと、極上の氷持参で、伺いたく思います^^

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