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はんだの酸化膜について
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補足の件ですが、充分にハンダ付け可能です。 昔は、ヤニ入りハンダは無かったのです。 一般的なフラックスに使用されてる融剤は松脂ですが、塩酸に亜鉛を溶かした「塩化亜鉛飽和水溶液」を融剤に使用してハンダ付け箇所の酸化膜を除去する事もありました。 しかし、塩化亜鉛水溶液はハンダ付けの際の刺激臭が強烈なので一般的なハンダ付けでは使用しなくなりましたが、ブリキやトタンのような板状のハンダ付けには使い易い融剤です。 但し、塩化亜鉛水溶液を融剤に使用した場合は、ハンダ付け後に残った融剤を拭き取らないとハンダ付け箇所の周囲を腐食させる恐れがあるので、松脂が好まれるようです。 松脂をアルコールで薄めて融剤に使用した事もありますが、使い易いフラックスでした。 ハンダ付けのコツは、対象物の金属を充分加熱する事です。 充分に加熱した金属に融剤を塗ればハンダを乗せるだけで簡単にハンダは付きます。 ハンダ付けは融剤の使い方で上手い下手が分かります。 ヤニ入りハンダの他に、松脂等の融剤を用意するとハンダ付け作業がし易くなります。
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- tpg0
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ハンダ付け歴50年の者です。 ハンダの酸化膜は、ハンダ付けに関係ないです。 予め、ハンダの付いた部分にハンダ付けするならフラックスは必要ないのが根拠です。 フラックスは、新たにハンダ付けする部分の酸化膜を除去する為に必要なのです。 ですから、ハンダ付けする部分が錆てたら錆を落とさないとハンダ付け出来ません。 また、アルミニウムやクロム及びチタンにはハンダ付けは出来ません。 ハンダ付けの手順は 1、ハンダ付けする箇所を充分に加熱する。 2、ハンダ付けする箇所の酸化膜をフラックス等で除去する。 3、ハンダ付けする。 フラックスは、ハンダ自体の酸化膜を除去するのでなく、ハンダ付けする部分の酸化膜を除去する為に必要なのです。 冷えた箇所にはハンダは付きませんから、ハンダ・コテで加熱してからフラックスで馴染ませるのです。 その為に、ハンダ付け箇所に予め「予備ハンダ付け」をしておくとハンダ付け作業が楽になります。 ハンダ・コテに容量があるのは、ハンダ接合部の金属を加熱する為に必要なので接合部が小さいなら、容量の小さい(10数ワット~数10ワット)で良いですが、ハンダ接合部の大きい箇所のハンダ付けには、数100ワットから1,000ワットクラスのハンダ・コテが必要になります。 それでも熱容量不足なら、ガスバーナーで接合部を加熱してハンダ付けする場合もあります。
補足
早々のご回答有難うございました。まったくの素人ではんだの知識がありませんので手探りでやっていましたので助かります。 補足でご質問したいのですが、 今使っておりますはんだは鉛フリーはんだと、共晶はんだ?(錫と鉛)を使っております。 ・溶融亜鉛鍍金の鉄板にはんだ付けをしたいのですが可能でしょうか? ご回答していただいた内容を元に作業を行うと、はんだ付けする箇所を充分に加熱して、フラックス等で酸化膜を除去してはんだ付けすれば、溶融亜鉛などの鍍金に関係なくはんだ付けはできるのでしょうか? ・ヤニ入り糸はんだのヤニはフラックスと同じ効果があるのでしょうか? ご回答していただけると幸いです。宜しくお願いいたします。
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