実母が直腸がんのため 半年前に人工肛門の施術をしました。

質問

実母が直腸がんのため　半年前に人工肛門の施術をしました。
人工肛門には慣れてきたようですが　お尻のほうの肛門周りが痛むらいしのです。
「中にガーゼでも残っているのでは・・カサカサした感じがある」
「出るはずのない　便意を感じる」とも言います。
立っているとあまり痛くないようですが　座っている時や体勢を変えるときにひどく痛むようです。
主治医もいろいろ調べてくださり、先日は「水が溜まっているようだから」と抜いて下さり
しばらくは　痛みも引いていたようですが　3週間ほど経つとやはり痛むようです。
主治医は外科医ですが、こういう症状のときは他に何科を受診してみれば良いでしょう？

主治医を信頼しないわけではありませんが　「○○さんのようなことを言う人は初めてです」と
言われるだけで　他の科を紹介してくださるわけではありません。痛み止めや　その他の薬は
色々試されましたが　理由がはっきりしないままでは　私もどうしたら良いか・・・
「精神的なものじゃない？」と言っては見ますが　本人でなければわからない痛みにどうすることも
できません。

どなたか　よいアドバイスをお願いします。
主治医には訴え続けていますが　これ以上の解決策を見出せず　皆様の中で「○○科」へと思われる科が
あれば　教えてください。

回答No.3

rokutaro36 · ベストアンサー

慢性疼痛は、「気のせい」ではありません。
もっと、複雑な機構で痛みを感じるのです。

簡単に説明をしましょう……
「痛みを感じるのはどこですか？」
傷口ですか？　具合の悪い部分ですか？
いいえ、違います。
痛いと感じるのは、「脳」なのです。
指を切って、指が痛いと言うのは、
指を切ったときに神経が反応して、刺激が脳に伝わり、
脳が「指が切れていたい」と反応するからです。

慢性疼痛というのは、この反応の異常なのです。
つまり、指が治ったのに、脳の中では、指からの痛みの刺激が残っている
ので、痛いと感じるのです。
もともとの指が治っているので、痛み止めを飲んでも効きません。

どうしてこんなことが起きるのか、まだ、はっきりとしていませんが、
痛みを放置しておくと、脳の中で勝手に「痛いのが当たり前」に
なってしまって、本来の痛みの刺激が伝わってこなくても、
脳の中で勝手に痛みを作り出してしまうのです。
だから、どんな痛み止めを飲んでも効きません。

通常の痛みとは違うのです。
問題は、頭の中なのです。
つまり、外科、内科、整形外科というように、痛みの元を直す医者には
太刀打ちできない痛みなのです。

ここで、心理的な問題を特別に担当している心療内科や
普通ではない痛みを専門に扱っている麻酔科の出番になるのです。

再度、言いますが、肛門が痛いのではなく、「脳」が問題なのです。
これは、気のせいでも、精神的な問題でもなく、
「慢性疼痛」という特殊な病気なのです。

その可能性があるので、専門医の診察を受けてくださいと、
申し上げているのです。

お礼

詳しくご説明いただきありがとうございます。
身体の部分ではなく　「脳」だということ・・・
母にうまく説明できるか分かりませんが
このままでは　精神的に良くないので
相当する科に受診するよう勧めてみます。
ありがとうございました。

回答No.4

trajaa

疼痛の可能性も否定できないが

溜まった水を抜くという物理的な症状がある以上、まずは外科領域かと考えた。
質問者の文面からは、担当医が「いろいろ調べた結果」として「水」しか触れていないので

その検査なり診断の結果がどうだったのか？

結局はそこにつきるのでは無いかと思う。
何も問題ないのに痛みを訴えていると考えているのか？
ある程度時間が解決する問題と考えているのか？

物理的な問題があるのならそれへの対処が必要だろうし、
特に問題がないようならば、術後の不定愁訴の可能性を検討すべきではないか。

回答No.2

rokutaro36

原意不明の痛みや不定愁訴は、外科の領域ではなく、
麻酔科（ペインクリニック）や心療内科の領域です。

例えば、交通事故で手や足を切断したのに、
失った手足が痛むということがあります。

詳しくは、「慢性疼痛」で検索してください。

補足

麻酔科とかでも　肛門の痛みを見てもらえるのでしょうか？

症状は説明しますが　実際どのような診察がなされるのでしょう

心療内科とかは　本人が「気のせいではない」と言い張り受信する気持ちが
ないようです。

回答No.1

trajaa

人工肛門にされたとの事ですが、本来の肛門の方は完全に切除されたのでしょうか？
その辺の状況にもよりますが、患部の違和感や痛みを訴えるのは良くあることと聞きます。
確かに精神的な部分もあり得るし、必要以上にナーバスになっている事もアルかもしれませんけど
「○○さんのようなことを言う人は初めてです」というのは、ちょっとどうか？と思います

訴えの内容や言い方にもよるかもしれませんが、痛みの内容を聞き取り、起きている状況を説明して
どの様な対策を取るかと言うようなケアがあって然るべきと考えます。
その辺の説明は受けませんでしたか？

術前には、人工肛門に切り替えることに関する注意、術後の経過、オストミーケアの方法など充分に説明を受けていますか？

診療はやはり外科が適していると思いますが・・・・

このようなサイトもあるので参考書などを参考にして貰うか
http://www.joa-net.org/contents/useful/index.htm

或いは、思い切って医師を変えるのもありかもしれません。

補足

肛門は完全に切除いたしました。

縫い傷が突っ張るので痛むのかと思いましたが
半年過ぎても・・・

先生は色々検査したり　薬を試してみたりしてくださるのですが