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就職支援サイトについて(既卒)
就職支援サイトについて(既卒) 私は、今春に大学を卒業したのですが、就職先が決まらなかったため、既卒者として就職活動を続けています。そんな私ですが、大学3~4年時は、リクナビやマイナビといった就職支援サイトを利用して就職活動を行っていました。しかし、既卒者となってからは、新卒用のサイトは当然利用することができないため、インターネットからの情報は得られずにいます。 そこで、既卒者が支援を受けることができる就職サイトをご存知の方がいらっしゃいましたら、教えていただけないでしょうか。また、既卒者は普通の転職サイトを利用してもよいものなのでしょうか。
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こんにちは。 民間企業の人事担当経験者です。 簡単に回答&アドバイスさせていただきますね。 > 既卒者となってからは、新卒用のサイトは当然利用することができないため、 > インターネットからの情報は得られずにいます。 まず、この認識は間違いです。 例えば、2012年新卒者用のサイトは、「2011年4月~2012年3月卒業予定者」と大体的に期間を限定していますが、必ずしもこの期間中の卒業(見込み)である必要はありません。 具体的には、「リクナビ2012」の場合、以下のような会員規約があります。 - - - - - - - - - - 第2条(会員) 1)リクナビ2012会員(以下「会員」といいます)とは、就職活動を行う大学・大学院・短期大学・高等専門学校・専修学校および各種学校(以下、「大学等」といいます。海外の大学等を含みます)を卒業予定の学生または大学等を2002年4月~2011年3月の間に卒業した既卒者(以下「既卒者」といいます)で、リクナビ2012に個人情報(会員規約の定義に従います。以下同じ)および資格・経験・属性等の就職活動のために必要な情報(以下「活動情報」といいます)を登録(以下「会員登録」といいます)し、リクルートがこれを承認した者をいいます。当該会員登録および承認後、会員はリクナビ2012における会員向けサービス(以下「会員サービス」といいます)を利用できるものとします。 2)会員はリクナビ2012に会員登録した時点で、本リクナビ2012会員規約および「プライバシーポリシー」(以下あわせて会員規約といいます)の内容をすべて承諾したものとみなされます。不承諾の意思表示は、リクナビ2012への会員登録をしないことをもってのみ認められるものとします。 3)会員が既卒者の場合、リクナビ2012の一部のサービスを受けられない場合があることをあらかじめ了承します。 - - - - - - - - - - このように、現在最新のリクナビでも、対象者は2002年4月以降の既卒者も含まれており、登録することには問題ありません。 ただし、3)にも書かれている通り、既卒者が不利となる場合もあるので注意が必要ですが、これは就活サイト側の問題ではなく、募集をしている企業が年齢制限を設けている場合などに限られます。 一般的に、今春卒業者は、新卒の一部です。 社会人経験がなく、卒業後2年程度であれば、多くの企業が新卒採用として門戸を開いています。 詳しくは、各企業の募集要項をご覧になったらよいと思いますが、大抵「25歳以下」とか「平成○○年以降卒業」などと明記して、募集年齢に幅を持たせています。 よくよく考えてみてください。大学入学時に1年浪人した人と、ストレートで卒業して1年就職浪人をした人の違いはなんでしょうか。年齢も経験もほとんど変わりません。 大学に浪人・留年した人が新卒と認められ、ストレートで卒業して就職活動に苦戦している人が新卒になれないわけがありません。それはただの差別です。 なお、来春卒業の新卒以外の就活生の中でも、社会人経験がある人、3年以上のブランクがある人に向けては、「第二新卒」という制度が広まりつつあります。 こちらは「第二新卒」と検索すると専用のサイトがいっぱい出てきますが、質問者様の場合は、第二新卒には該当せず、あくまで新卒の範囲内です。 ですので、まずは新卒用の就活サイトに登録し、興味のある企業の募集条件をよく読んで、年齢制限にひっかかっていないかをチェックしてください。本当の来春新卒者しか募集をしない企業は少数派です。 さて、最後にアドバイスを1つ。 来春新卒者と比較されると、やはり既卒者は不利であることは間違いありません。 例えば、同じ出身校で、同じ専攻で、同じ能力を持つといった完全に一致する条件の2名が採用面接に来た時、片方が新卒、もう片方が既卒だったら、迷わず新卒に採用を出しますよね。 不利になると言っても、その程度である場合が多いです。 その不利な条件を埋めるためには、「卒業後に就職しなかった理由」「卒業後今まで何をしていたか」といった、ネガティブに捉えられやすいポイントを、如何に自分のアピールポイントに切り替えるか、ということです。 例えば、「前年はどうしても就職したい業界と縁がなかったから、もう1年チャレンジしようと思った」とか、「卒業してから、自分のスキルアップのため○○の勉強をした、○○のような経験をした」というようにアピールしていく必要があります。 とにかく、現役新卒者と比較して劣らない経験をしている、現役には負けない!という気合いと、アピールできるポイントの整理はしておきましょう。 いずれにしても、1年程度の就職浪人は、今では当たり前、誤差の範囲です。 頑張って!
お礼
懇切丁寧なアドバイスをありがとうございました。人事経験者さんのお言葉ということで、私にとって大きな励ましになりました。これからもがんばります!