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1つの遺伝子に2つの情報はのりますか?
- 1つの遺伝子に2つの情報がのるのか疑問です。メンデルの独立の法則によると、遺伝子は2つで一組であると言われていますが、4つの遺伝子がある場合もあります。
- 遺伝子には色の情報や形の情報など、異なる情報がのることがあります。例えば、CDという遺伝子はC=A(色の情報)+B(形の情報)となっている場合もあります。
- また、遺伝子の情報は別々の細胞に分かれて伝えられることもあります。例えば、色を伝える遺伝子を持った細胞Aaと形を伝える遺伝子を持った細胞Bbが組み合わさって、全体の固体の遺伝子をAaBbなどと表すこともあります。
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「情報」といわれるとややこしいことになりますが, メンデルの「独立の法則」は「1つの遺伝子が 1つの形質を決める」ときに限定されます. 複数の遺伝子で 1つの形態が決まる, 例えば「遺伝子 A, B がそろうと大型化する」というようなときには, それぞれの遺伝子が独立に遺伝する結果表現形ではメンデルの遺伝の法則がうまく働かないことも考えられます. さらに, 「個々の形質を決める遺伝子同士が異なる染色体上にある」ことも重要です. 大雑把にいうと遺伝は「染色体を単位としておきる」ので, 例えば「1つの染色体上に『色を決める遺伝子』と『形を決める遺伝子』の両方が乗っている」ようなときには, 「色」と「形」はセットで遺伝することがほとんどです (まれに「組み換え」といって分かれることもある).
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- cpbr
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生物学の法則には例外がつきものですが、ややっこしいことを無視しておおざっぱにいうと、2つで1組の遺伝子は1つのたんぱく質に対応しています。情報に対応していると考えるとかえって分かりにくくなるような気がします。そして1組の遺伝子が全く同じなら作られるたんぱく質も全く同じとなります。少し違っていればそれぞれの遺伝子から少し性質の違うたんぱく質が出来ます。そしてそのタンパク質が、色に影響を与えるたんぱく質だったら、色に違いが出るかもしれませんし、色にも形にも影響を与えるたんぱく質だったら、色と形両方に違いが出るかもしれません。そうすると、後者の場合、1つの遺伝子に2つの情報がのっているように見えます。
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回答ありがとうございます!! なるほど・・!自分の考え方がややこしくしてしまっていたようですね^^; 丁寧な回答ありがとうございました!! 回答を見ると、情報の乗り方には様々なパターンがあるようです。 では、独立の法則で言おうとしているパターンはどれに当たるのでしょうか? 回答ありがとうございました!!
- Drgorilla
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メンデルの法則で優性劣性と分離の法則は理解されているでしょうか。 要するにひとつの細胞内に遺伝子を二セットもっています。そしてその二つの組み合わせが形質(表現型)に影響を与えます。 とある形質A(花の色、赤と白にしましょうか)に対して、遺伝型はAA、Aa、aaの3種類があります。赤い色が優性ならば遺伝型AAとAaが赤い花、遺伝型aaのときは白い花です。 また別の形質B(植物の背の高さにしましょうか)に対しても、同様に遺伝型はBB、Bb、bbの3種類があります。背が高い、が優性ならば遺伝型BBとBbのときは背が高い、bbのときは背が低い植物です。 独立の法則は二つの形質の遺伝の仕方に関する話なので、二つの遺伝型を気にする必要があります。 なので形質Aと形質Bに注目した場合、ABそれぞれ2文字ずつで表現するので合計4文字で表し、すなわち遺伝型がAAbbのときは赤くて背が低い植物、AaBbのときは赤くて背が高い植物などのようになります。
お礼
回答ありがとうございます!! 一応優性、分離は理解したつもりです^^; つまり、これは1つの遺伝子に、色としての形質Aと、背の高さとしての形質Bがのっているということでしょうか?? つまり、細胞の中に遺伝子が二つあったとき、遺伝子を縦棒で | | このように表すとすると、 こちらの遺伝子には色Aと背の高さBが載っている→| |←こちらの遺伝子には色aと背の高さbが載っている このとき、AaBbと表すということなのでしょうか? もしくは、別の細胞を見て、 こちらの遺伝子には色Aが載っている→| |←こちらの遺伝子には色aが載っている こちらの遺伝子には高さBが載っている→| |←こちらの遺伝子には背の高さbが載っている このとき、AaBbと表すということなのでしょうか? 回答ありがとうございました!!
お礼
とても助かりました!! 回答ありがとうございました!!