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遺伝の問題解説とF2の分離比について
- 遺伝の問題について解説します。2対の対立遺伝子によって花の色が決まります。組み換え価についても説明します。
- 遺伝の問題の解説とF2の分離比について説明します。遺伝子Aとa、Bとbの組み合わせにより、花の色が決まります。
- 質問者は遺伝の問題について理解したいと述べています。解説とF2の分離比について教えて欲しいとのことです。
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前の方々が説明して下さっていますが、私がやったやり方が全く違うので一応載せておきますね。 AaBb×AaBb から考えます。 一応分かりやすいように F2の表現型の表を書いておきます。 AB Ab aB ab AB 白 白 白 白 Ab 白 赤 白 桃 aB 白 白 白 白 ab 白 桃 白 白 ここで F1のAaBbの配偶子の比を AB:Ab:aB:ab=m:n:n:m とします。 赤となるのは Ab×Ab のみで、問題より F2の赤色個体は 4 とあるので、 n2(nの2乗)=4 よって n=2 となります。 同様に考えて、桃となるのは ab×Ab、Ab×ab のみで、問題より F2の桃色個体は 2 とあるので、 2mn=2 よって m=1/2 となります。 したがって、整数に直して m:n:n:m=1:4:4:1 となります。 これより、組換え値は 2/10=1/5 となるので答えは 20% 次に、白色個体は全体の比から赤と桃の比を引けば求められます。 全体の比は、 m:n:n:m×m:n:n:m なので、 (2n+2m)(2n+2m) したがって (2n+2m)(2n+2m)-n2-2mn = 3n2+6mn+4m2 となります。 これに n=2、m=1/2 を代入すると、19 になります。 2乗が見にくいし、説明が分かりにくかったらすいません(>_<)
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- s_hedgehog
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No1 の方の導きの通りにすれば解けるわけですが、もう少し丁寧に説明してみようと思います。 aaBB x AAbb の掛け合わせでできたF1のもっている2本の相同染色体上の対立遺伝子の組み合わせは(aB), (Ab)になります。仮にA/a遺伝子とB/b遺伝子の間で組み換えが起きる率をrと表すことにすると、F1の組み合わせでできる配偶子に含まれる染色体上の対立遺伝子の存在頻度は (Ab) >> (1-r)/2 (aB) >> (1-r)/2 (AB) >> r/2 (ab) >> r/2 となります(全部の頻度の和が1となるように2で割ってあります)。 これらの染色体の組み合わせで F2 がでてくるわけです。桃色になるのは雌性配偶子側から(Ab)、雄性側から(ab)をもらう場合か、その逆の組み合わせです。ですので、出現確率は (1-r)/2 x r/2 x2 = r(1-r)/2 となります。 同様に赤色となるのは両方の配偶子から (Ab) と受け継ぐ時だけですので、(1-r)(1-r)/4 となります。 問題文からこの2つの存在確率の比が 1:2 となります。r(1-r)/2 x2 = (1-r)(1-r)/4 の方程式を解けば、r= 1/5 とでてきます。すなわち、組み換え頻度は 20% です。 r = 1/5 を先に求めた出現頻度の式に代入してゆくと、桃色の出現頻度は 2/25, 赤色は 4/25 と求まります。白色はそれ以外の時ですから、1- 2/25 -4/25 とすることで白色の出現頻度は 19/25 とでてきます。したがって問題文中の一つ目の空欄は 19 となります。
お礼
丁寧な解説ありがとうございました!
- Tacosan
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1. F1 の AaBb×AaBb のときに, 組み換え価を x とするとできる配偶子の割合はどうなりますか? 2. その割合で自由に交配したら, F2 としてどのような遺伝型の個体がどのような割合で出てきますか? 3. そのとき表現型の表れる割合は?
お礼
再び回答ありがとうございます! おかげさまで答えを導くことができました。 ありがとうございました(^O^)
お礼
とても見やすく、説明が分かりやすかったです!! 回答ありがとうございました(^O^)