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年代ものワインの秘密

年代物のワインがありますが、 あれらは何故高いのでしょうか? 希少価値があるからという理由はあると思いますし、そちらはわかります。 ただ、栄養価、味や風味、品質などの点でどのように優れているのでしょうか? できれば科学的に説明していただければと思います。 よろしくおねがい致します。

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noname#4429
noname#4429
回答No.1

こんにちは。 希少価値と同時に、熟成の「年月」に対して 対価を払う、といった方がぴったりくるかも知れません。 コンディション良く熟成した赤ワインの場合、若いワインに比べて 味わいが複雑さを増し、口の中に広がる香りが強くなります。 ポイントは酸味とタンニンです。 両者のバランスが長い年月によって調和し、様々なハーモニーを 奏でる、……などと表現されます。 具体的な変化としてはタンニンが柔らかくなり、 バラバラに感じられたニュアンスがまとまりを持ちます。 酸味が強かったものは熟成された酸の旨みが味わえるようになり、 プラムのような味わいを醸しだすようになります。 香りはエレガントに洗練され、若いワインには決して感じられない 甘美で魅惑的な要素さえ口中を満たします。色調全体は褐色が強くなり、 元の色合いに比べてレンガ色になったり、色目が薄くなったりします。 これは長い年月によってワイン構成物質間の還元酸化がおこなわれるからだ、 と説明されています。 逆に言えば、長い年月によってしか生まれない 複雑な化学変化=熟成が、独特の美味しさを 生んでいるのだと思います。 しかし、ン十万も払って飲むかというと……。 個人的にはパスさせていただきます(笑

noname#4176
質問者

お礼

ありがとうございました。 勉強になりました。

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