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完全変態と不完全変態の、何か根本的?な区別の仕方ってありますか?
完全変態と不完全変態の、何か根本的?な区別の仕方ってありますか? ど素人です。私の中では、セミはハエを超巨大にした虫というイメージがあるのですが、ハエは完全変態、セミは不完全変態。 ひとつひとつ覚えるしかないのですかね・・・ 何か生物学的に、はっきりとした違いの特徴などあるのでしょうか。 完全変態するものは、幼虫のときと成虫のときに大きな見た目の変化がある傾向がつよいようにも思いますが・・・ でもヤゴも変化ありますが、トンボは不完全変態なのですね。
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幼虫が芋虫毛虫系は完全変態。 幼虫が成虫に近い形状のものは不完全変態。 蝉や蜻蛉の仲間は幼虫と成虫がかなり異なる形状であるが、 身体が頭部・胸部・腹部と分かれていることと 脚部の本数等は変わらない。
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- tak7171
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ミツバチを含むハナバチの仲間は 幼虫・成虫共に蜜や花粉を食べるそうです。 他のハチは質問者様の補足での結論どおり。 例えばスズメバチの幼虫は主に昆虫類を餌としますが、 成虫は終齢幼虫(蛹の手前の段階)の分泌物を主食とし、 その他に糖質を多く含む花蜜や樹液、 場合によっては仲間の幼虫を食べるそうです。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%81 アリの仲間は基本的に肉食で、草食・菌食・雑食と分化しており、 エネルギー源として植物の蜜やアブラムシの甘露(分泌物)、 タンパク質源として肉食をする種が多いそうです。 また、アリ科の虫は全てハチの仲間であり、 スズメバチにとっては、ミツバチよりアリの方が近縁の昆虫です。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AA
- tak7171
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幼虫時と成虫時に餌が変わるのが完全変態・・・ 蜂や蟻の仲間は残念ながらその限りではありません。
お礼
ハチとアリは完全変態なのに、食べ物は幼虫も成虫も同じなのですね。 ハチは蜜ですか?種類によっては小さな虫も食べるのでしょうかね。 そして、アリって分類学上、ハチ目だったのですね。知りませんでした。 アリは基本、肉食でしょか。落ちているクッキーにもよく群がっているので、雑食でもあるのでしょうかね。 だんだんおもしろくなってきました。 大変感謝しております。ありがとうございます!!
幼虫と成虫の形がどれだけ違うかではなく、蛹(さなぎ)の時期を経るのが完全変態、幼虫が脱皮してそのまま成虫になるのが完全変態です。
お礼
そうなんです! 実は「蛹」という漢字も、ぱっとみて読めないようなレベルです>私。子供の時、絶対に学校でならったんでしょうけどね・・・ 早速のご回答ありがとうございました!!
- C-elegans
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完全変態とは幼虫→成虫の間に「さなぎ」に類する形態をとることが定義です。 完全変態する生物は蛹の中で細胞をドロドロに溶かしてリセットし、 成虫の体を1から再構成しているのです。 幼虫と成虫の見た目が違うのは完全変態も不完全変態も同じですが、 完全変態のほうは、体節や足の本数など、身体構成が結果的に大きく異なることが特徴です。
お礼
早速のご回答ありがとうございます!(すぐに拝見していたのですが、お礼が遅くなり失礼しました) 蛹の中で「細胞をドロドロに溶かしてリセット」ですかーーー!!!!! それは知りませんでした。そして、ど素人の私にはなんと分かりやすい表現! それならガラリと姿かたちを変えてしまうのも納得ですね。 あの青虫から、カラフルで羽のひらひらするアゲハになるなんて、青虫をみていたら想像つきません。(ちなみに私、飛ぶ虫は全部怖いのですが。とくにチョウのりんぷんが 根拠がわかりませんが、苦手なんです) ありがとうございました。もし、なにかプラスアルファ参考になるお話がありましたら、教えて下さい。 とりあえず、どうもありがとうございました!
お礼
なるほど~~~~~!!!!! たしかに。芋虫、毛虫 ・・・ がらりと姿かたちが変わりますね。 それより、 >蝉や蜻蛉の仲間は幼虫と成虫がかなり異なる形状であるが、 >身体が頭部・胸部・腹部と分かれていることと >脚部の本数等は変わらない こちらに感動いたしました。 例にヤゴを書きましたが、私は、トンボは不完全変態(=形があまり変わらないはず)なのに、 ヤゴとトンボでは随分 形が違うなあーおかしいなー と思っていたのです。 が、確かに! ヤゴの画像を色々みていたのですが、形は一見、トンボとは判断できないですが、脚が6本しっかりはえていますね。 完全変態するアゲハの幼虫などは足が16本(でしたっけ?)あったりと、まったく違いますものね。 やはり、蛹を経ると、がらりと変わってしまうし、蛹を経ない不完全変態は、基本、そのまま大人になる的な感じなのですね(表現がおもいっきり素人・つたなくてスミマセン・・・) 大変勉強になりました。 ありがとうございます。
補足
皆さまのおかげで、一歩も二歩も前進でき、おかげで、検索の範囲が広がりました。 すると 幼虫時の食料と成虫時の食料が変わってしまうのが完全変態で、それがあまり大差ないものは不完全変態であるとか、 具体的に説明すれば、不完全変態であるトンボはヤゴが成長してトンボになるが、 これはヤゴもトンボも肉食なので不完全変態になるということ 完全変態である蚊は、水中から空中へと生活の場を変化させる 幼虫のときのボウフラと食環境が変化してしまうため、さなぎを経た蚊は完全変態となる などと書いてありました(上記、私が編集した文面です) なるほど、「ちゃんと」理由・いきさつがあったのですね。 子供と一緒に、必死で頭につめこもうとしていましたが、おききしてみて良かったです。 大変感謝いたします。 皆さまベストアンサーです。