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なぜ大和撫子はいなくなったのか?
- 結婚相手は処女でなければ、いけない時代がありました。横溝正史の「本陣殺人事件」で、結婚した女性が処女でなかったため殺害するという、現代では考えられない事も昔は十分考えられたのです。
- 音楽の影響ではないかと考えられます。山本リンダ、ピンクレディなど露出系の歌手が原因ではないかと。その影響で、女性のはじらいがなくなり性に対しても開放的になり、処女がいなくなったのではないか?
- サザンオールスターズによって女性の性は完全に破壊されたのではないかとも言われます。特に「ホテルパシフィク」のパフォーマンスが話題になりました。
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rin様、補足の補足をさせて下さいね。すみません、要領が悪くて。 ご指摘の横溝正史の本陣殺人事件の「本陣」、これが鍵のように察せられます。 武家の流れの旧家であれば、武士道的な家訓として「貞女二夫にまみえず」と当主が判断したという設定かもしれません。 私の母方は名家とは程遠く、一地方の庄屋を務めた農家に過ぎません。 でもそれでさえ、「家」を代々守る為に、色々智恵を働かせてきたように聞き及んでおります。 長男に相応しくない身内を座敷牢に軟禁隔離する、長男が亡くなれば次男以下が長男の嫁と結婚させて家を存続させる等、繰り返し行ってきたそうです。 (母本人は戦後生まれですが、中学生のとき祖父(母の父)が亡くなった際に、次男長女以下と共に家督と財産放棄を余儀なくされ、念書を作成したそうです。 昔はどこもそうだったのかもしれませんね。 一方父方では、維新後は官吏として街中に居住していたためか、多少の西洋かぶれの傾向もあり、かなり事情が異なっていたようですが、全国的にはこちらの方が「少数派」だったかと。) このように地方の農村における「処女性」とは、密通の疑いの余地が入り得ない以上、必ずしも「純潔」の概念とは合致しませんでした。 なので、「処女性」が尊ばれる理由は、それは「不義によりどこの馬の骨の子種かわからないという疑惑を忌避する」以外にはおおかた考えられなかったはずで、さもなくば江戸時代の武士道的な倫理観に因るものに違いありません。 (宮家は存じ上げません、どうでしょうね。 商人の場合でも武士道的価値観とは程遠いのでは。) そして明治維新以降の西洋文明の流入と共に、キリスト教に基づく「純潔」の精神もまた、新たな価値尺度として植え付けられていきました。 それは、着衣や髪型から男女平等論的な思想に至る教化の一環として、文明国に相応しいが如くに日本の女性もまた「文明婦人」となるべく《改良》を望まれたもので、後の女学校の発足にも繋がることになります。 むろん学問として身を立てるのではなく、あくまで「良妻賢母」を人生の目標と定めることが狙いであり、昨今の女学校の偏差値至上主義的進学校化の流れを当時の創立者たちはいかばかりに思うことでしょうね。 そして敗戦を経て、また新たにアメリカ的な教育と文化の導入と呼応するかのように、避妊具の自動販売機の普及や性に対する道徳観の社会的変質といった流れのもとに、女性たちの性意識も自ずと変化していくことになり今に至ります。 ですので「処女性の尊重=純潔」という考えの風潮が現代で見受けられるとするならば、 特定のカルト宗教の教条主義でもないかぎり、No.11様の下2行が言い得て妙のように私には思われます。 またそれとは別の見方として「自国の女性が一番ガードが固い」というのがヨーロッパなどでは一般的と思われますし、 もし現代の大和撫子が日本男児に「なげかわしい」と思わせるフシがあるならば、それはそれで「損をしている」部分があるのかもしれないとも思う次第です。 上の子が高1なのですが、本人、「絶対結婚なんてしない!」と豪語しているのですよ。 どうなることやら(笑) 他の方々のご回答も大変参考になりました。 どうもありがとうございました。
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大和撫子=未婚女性は処女であるべき、と言う思想が、そもそも日本の風土には元々無かったのだ、とはお考えになるのは不可能でしょうか。 万葉集、各地風土記によくみえる「歌垣、カガイ」。 万葉集自体に「○○皇女が●●皇子の宮におわします時、△△皇子とひそかにお会いになった時の御歌」等がぞろぞろ出てきます。 源氏物語の空蝉は人妻でしたけれど、光君は構わず横恋慕しています。 古今集の紀貫之。 昔自分が通っていた女性の許に別の男性が通っていると聞いて贈った歌。 「露ならぬ心を花におきそめて風吹くごとに物思ひぞつく」 あまり女性を責め立てて激昂している感じではないなあ、と思いますがいかがでしょうか。 処女で結婚する女性=大和撫子=日本の美徳、と言う考え方・感覚はかなり近代に発生したものだと思われます。 しかも、日本の風土の中で自然発生したものではなく、西洋から持ち込まれ幾分か大いにか強引に主張され統制されたものと思われます。 参考に http://ja.wikipedia.org/wiki/離婚 の中の「離婚件数・率」も面白いかと思われます。 >結婚相手は処女でなければ、いけない時代 その時代は決して古くから続いてきたものでも、長い歴史でもなく、単なる「一時代の一思想」ではないでしょうか。 サザン、、、最近「エロティカセブン」「波乗りジョニー」に嵌っています^^ 開拓中です。 松任谷由美さんの「真夏の夜の夢」もいかがでしょうか。。。 大人の色気と恋の歌、となると、サザンとユーミンははずせないように思います。 あーーー、私って年齢の割りに好みが古い。。。。
- shinseinippon
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長きに渡る自民党の悪政と、腐りきった教育と、腐りきったマスコミと、馬鹿親のしつけのせいですな。
- tomoyukira
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いまでもイスラム圏やインドでは結婚するまで処女でいるのが当たり前のようです。アラブ撫子です。
- bari_saku
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男性が気にしなくなったからでは? 今現在においても一生結婚できないとか、命に関わるほどのペナルティなら、いくら何でも自重するでしょうし。
- kusirosi
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街へ行けば、たくさんいますよ\(^^;) zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz
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