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修士課程の研究資料について、日本国外から収集しやすい研究テーマ

修士課程の研究資料について、日本国外から収集しやすい研究テーマ 通信制の大学院に進学を希望しています。海外からインターネットを使っての授業になり、そのあたりは問題ないのですが論文やレポートを仕上げる際に必須な文献や蔵書をどのように入手するかが問題となります。 日本の近代史(戦時、戦中など)についてのテーマを考えておりますが、その中で海外からでもインターネットを駆使して勉強、或いは研究しやすいテーマはどのようなものになるでしょうか? 例えば、”敗戦の原因”とか、”満州国について”とか、”関東軍の目的”とか”大東亜戦争の意義”などなど、スポットに絞ったご意見、その他御教示頂けますでしょうか? 因みに、今の私が会社帰りに通えることの出来る、トロント大学東洋学部内の図書館はかなり日本関係の専門書があり(日、中、韓語)さっと通しで歩いて見て回るだけで3時間かかりました。利用価値はかなりありそうでした。 御意見宜しくお願い致します。

みんなの回答

  • HANANOKEIJ
  • ベストアンサー率32% (578/1805)
回答No.3

日本は、不思議な国です。戦前、戦中、戦後と、憲法がかわりましたが、支配体制、政治体制、官僚制度、資本家、考え方が、変わっていないのです。 ドイツは、敗戦によって、みずからの戦争責任を重くうけとめています。イタリアでは、自分たちの力で、ファシズムを終わらせた経験をもっています。 日本は、今でも、なんだか、あいまいです。 昨年、自由民主党の連立政権が負けて、民主党の連立政権が誕生しました。国民の期待を集めた鳩山政権は、支持率急降下で、自由民主党を追い越しました。 マスコミの二大政党の大合唱も、今は、うそのようになりをひそめています。 NHKプロジェクトJAPANという番組で、「韓国併合100年」特集をやっています。5月16日は、1919年3月1日の独立運動から、弾圧だけでは支配できなくて、一定の自治を認める政策までを放送しました。 1920年代と1930年代に、なにが起きて第二次世界大戦へと流れ込むのか? 日本の野心、野望は、何だったのか?外には、侵略、内には、治安維持法で自由と民主主義をやめていく、そのねらいは何だったのか? 戦争に反対した人々の、戦後の生き方はどうだったのか? 日本を中心に、各国の労働運動、農民運動など無産者運動は、戦争とどう関係したのか? 「スパイ・ゾルゲ」という映画で、1930年代の世界的な諜報活動を知りました。 瀬島龍三という、伊藤忠商事の元会長がいました。ドラマ「不毛地帯」の主人公のモデルになった人です。 731部隊のその後も、よくわかりません。GHQの占領時代の謀略事件も未解決のままです。帝銀事件、三鷹、松川、下山事件などです。 アメリカの公文書公開で、いろんなことがわかってきました。 21世紀に、戦争の無い平和な世界が実現するとよいですね。 1930年代と似た、金融経済危機が切迫している状況です。経済的に弱いところが、暴発することが考えられます。日本も、なにか不気味な静けさのような気がします。

  • ur2c
  • ベストアンサー率63% (264/416)
回答No.2

せっかくトロントにいて大学の図書館が使え、英語も達者なのですから、それらの利点を最大限に生かすべきと思います。また、風呂敷を広げず、焦点を絞った方が書きやすいです。 戦中なら Wikipedia には「1941年には香港防衛のためにカナダ軍3個大隊が派遣されたが、太平洋戦争勃発により日本軍の捕虜となっている。」と書いてあります。それについて、たとえば http://books.google.com/books?id=SJERKhAdZg4C が出ています。 「太平洋戦争 カナダ」で検索すると、「太平洋戦争における日系カナダ人と日系アメリカ人の処遇に関する比較研究 」があります。 イ26潜水艦はカナダを砲撃しました。また、風船爆弾もカナダに落下しています。これらに関する資料があるはずです。

damoi
質問者

お礼

ご意見有難う御座いました! 仰るとおり、トロントにいる利点を生かした内容のテーマにするというのもひとつの方法かもしれませんね。 焦点を絞る所が難点で、この条件下ずっと悩んでいるところです。 ただ、カナダと日本のかかわりに関する近代史はあまり興味がもてず、(こっちにいる分、日本人としての意識や歴史観に関する興味が人一倍強いのかもしれません)それがまたネックとなっており、案が浮かびません。

  • HANANOKEIJ
  • ベストアンサー率32% (578/1805)
回答No.1

角川書店「ドキュメント昭和」NHKの番組を本にしたものです。最近、1930年代の世界大恐慌と似ている感じがします。2001年9月11日が、1941年12月7日(8日)の真珠湾攻撃と、2008年9月15日と1929年10月24日です。 テーマについては、ご自分の問題意識をおもちでしょう。1930年代は、1920年代に規定されるだろうし、1920年代は、第一次世界大戦とロシア革命に規定されるでしょう。 20世紀の二つの世界大戦を研究すると、これからの世界の進路が見えるかもしれません。 核兵器の廃絶と、世界で初めて原子爆弾を投下したアメリカ合衆国。日本国憲法第9条と世界の警察・軍事国家アメリカ合衆国。 戦争と麻薬、戦争は、商売としてなりたつのか?勝っても負けても、儲けるのは軍事産業です。 1920年代、関東大震災の復興に、資金を援助してくれたのは、アメリカ合衆国の銀行家(資本家)でした。親日家も多かった。アメリカが変わったのか、日本が変わったのか? 日本の移民が、アメリカで苦労します。 先日、イギリスの軍事評論家の伝記を読みました。ヘクター・バイウオーターという人の伝記です。 「太平洋戦争を予言した男」といわれています。「オレンジ作戦」、調べてみることがたくさんありそうです。「不毛地帯」テレビドラマで見ました。シベリア抑留の問題は、まだ解決していません。そういえば、第二次世界大戦のアジア太平洋戦争も、全面講和ではなくて、国交が回復しないまま、65年たつ国もあるのです。 日本の中国侵略は、1949年の中国(中華人民共和国)の誕生に、どんな影響をあたえたのでしょうか? 辛亥革命を経済的に支えた日本人がいたそうです。日本に留学した中国の学生は、帰国すると、反日闘争に参加していったようです。 佐々木譲「エトロフ発緊急電」「ワシントン封印工作」面白かった。杉原千畝、戦争の時代に、人間性がでるのでしょうか?

damoi
質問者

お礼

詳しく解説いただきまして有難う御座いました! どれも興味深いもので、上記列挙頂いたものはおそらく私が将来研究できるであろうテーマに関連しそうなものばかりです。 其々奥深き内容で、一度入ってしまうとブラックホール並に迷い込んでしまいそうですね。 私としては、敗戦とは日本の長きにわたる歴史のなかで終わりの始まりであった歴史上一番のピリオドだと考えています。 そのピリオドを日本人として恥ずべくものと捕らえたくなく、(だからといって全面肯定するわけでもありませんが)一体なんだったんだという観点から研究したいと考えています。理屈っぽくなりましたが、今考えてもいい案が浮かばず悶々とする日々です。

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