• ベストアンサー

運動量保存、反発係数についての問題

             ○                    _/         _ ─    |  _ ― |―__________     ●    ● 図のような台車があります。坂はなだらかで壁の近くは水平になっている。重力加速度をg、質量m小球と質量Mの台車、台車と床の間に摩擦は無いものとする。 小球は台車のよりh高い所に位置している。 小球を静かに離すと坂を滑り降り壁に衝突する。 そのときの反発係数をe(<1)とする。速度は左向きを正とする。 ・小球が衝突する直前の速度v、そのときの台車の速度Vとすると衝突直後の小球の速度v´は-ev、、台車の速度はV´=-eVとなるのは、どうしていえるのでしょうか。 e=-(V´-v)/(V-v)とあと何か条件が必要なのですか? (床に速度uで衝突した小球が反発係数e(<1)で跳ね返った場合速さはeuとなるのはわかるのですがそれとおんなじと考えなのか) ・それが何回も繰り返されると全体が止まってしまうという過程が導けません。 衝突するたびにエネルギーが失われていくから? ・全体的な変位はいくらか(小球から壁までのキョリをdとする) 小球の変位をΔx、台車の変位をΔXとすると mΔx+MΔX=0 ←これはどうやって出たの? Δx-ΔX=d ここから ∴Δx=Md/(M+m)、ΔX=-md/(M+m) 答えはmd/(M+m)となるのはわかりました。

  • ONEONE
  • お礼率68% (834/1223)

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • ryn
  • ベストアンサー率42% (156/364)
回答No.1

> e=-(V´-v)/(V-v)とあと何か条件が必要なのですか? もう1つ必要なのは運動量保存ですね。 ご質問の文中にはありませんが、 初期状態は台車、小球とも速度0として  0 = mv + MV = mv' + MV' が成り立ちます。 この運動量保存から、  V = -(m/M)v  V' = -(m/M)v' となるので、これを  e = -(V' - v')/(V - v) の式に代入することで  v' = - ev が得られます。 > それが何回も繰り返されると全体が止まってしまうという過程が導けません。 衝突直後 v' = -ev , V' = -eV という速度で跳ねかえり、 斜面を登って戻ってきて2回目の衝突が起こる 直前の速度は ev , eV です。 すると、先程と同様に考えると2回目の衝突直後は  v" = -(e^2)v  V" = -(e^2)V となります。 これを繰り返すと e < 1 ですから 十分な時間がたてば全体は止まります。 > 衝突するたびにエネルギーが失われていくから? そういうことです。 e = 1 の(完全)弾性衝突のときのみエネルギーは保存します。 > mΔx+MΔX=0 も運動量保存からでてきます。  mv + MV = 0 ⇔ m(Δx/Δt) + M(ΔX/Δt) = 0 ということです。

ONEONE
質問者

お礼

おそくなりました。 大変ありがとうございます。

その他の回答 (2)

  • keyguy
  • ベストアンサー率28% (135/469)
回答No.3

安易に走り水平と垂直に分けずに雑に説明したので嘘を書いてしまいました。修正します。 運動量保存も運動方程式からでますから 跳ね返り係数と運動方程式の2つからすべては求まります 何度も繰り返し衝突するとそのたびに台車と玉との間の相対速度は比率e(<1)だけ小さくなっていきます。 従って両者の相対速度は最終的には0になるのです。 そして台車が最終的に止まる事がいえれば玉も止まることになるといえるのです。 eが必要になるのは最初の問題だけで後の2つは玉と台車の相対速度が最終的に0になるという事実だけを拝借すれば必要有りません。 地上の固定点Oを任意に決めて玉の重心のOからの位置ベクトルをrとし台車のOからの位置ベクトルをRとし rの垂直方向ベクトルをrvとし rの水平方向ベクトルをrhとし Rの垂直方向ベクトルをRvとし Rの水平方向ベクトルをRhとし 重力加速度ベクトルをgとし 玉が台車から受ける力ベクトルをfとし fの垂直方向ベクトルをfvとし fの水平方向ベクトルをfhとし 台車が玉から受ける力ベクトルをFとし Fの垂直方向ベクトルをFvとし Fの水平方向ベクトルをFhとし 台車が地面から受ける力ベクトルをEとすると、 m(d/dt)^2r=mg+f(第2法則) 垂直方向では m(d/dt)^2rv=mg+fv 水平方向では m(d/dt)^2rh=fh・・・(1) M(d/dt)^2R=Mg+F+E(第2法則) 垂直方向では M(d/dt)^2Rv=Mg+Fv+E 水平方向では M(d/dt)^2Rh=Fh・・・(2) f+F=0(第3法則) すなわち fh+Fh=0・・・(3) 台車は垂直方向に動かないから Mg+Fv+E=0 である。 (1)と(2)を足して(3)を使うと (d/dt)^2(mrh+MRh)=0 すなわち玉と台車の重心の位置ベクトルをwとし wの水平方向ベクトルをwhとすると wh=(mrh+MRh)/(m+M)だから (d/dt)wh=一定 初期状態で玉も台車もOに対して止まっているのだから (d/dt)wh=0 すなわちwhは一定である。 すなわち重心は最初から最後まで水平方向に移動しないのである。 玉がrからr+dに移動し 台車がRからR+Dに移動すると dの水平方向ベクトルをdhとし Dの水平方向ベクトルをDhとしたとき 重心の水平方向成分は動かないから (mrh+MRh)/(m+M)= (m(rh+dh)+M(Rh+Dh))/(m+M) である。 直ちにmdh+MDh=0がでる。

ONEONE
質問者

お礼

いや、長い解説ありがとうございます。 運動方程式から運動量保存・・・。知らなかった。 これからは役立てていきます。

  • keyguy
  • ベストアンサー率28% (135/469)
回答No.2

運動量保存も運動方程式からでますから 跳ね返り係数と運動方程式の2つからすべては求まります 何度も繰り返し衝突するとそのたびに台車と玉との間の相対速度は比率e(<1)だけ小さくなっていきます。 従って両者の相対速度は最終的には0になるのです。 そして台車が最終的に止まる事がいえれば玉も止まることになるといえるのです。 eが必要になるのは最初の問題だけで後の2つは玉と台車の相対速度が最終的に0になるという事実だけを拝借すれば必要有りません。 地上の固定点Oを任意に決めて玉の重心のOからの位置ベクトルをrとし台車のOからの位置ベクトルをRとし 重力加速度ベクトルをgとし 玉が台車から受ける力ベクトルをfとし 台車が玉から受ける力ベクトルをFとし 台車が地面から受ける力ベクトルをEとすると、 m(d/dt)^2r=mg+f(第2法則) M(d/dt)^2R=Mg+F+E(第2法則) f+F=0(第3法則) mg+Mg+E=0(第3法則) である。 最初の2式を足し後の2式を使えば (d/dt)^2(mr+MR)=0 すなわち玉と台車の重心の位置ベクトルをwとすれば w=(mr+MR)/(m+M)だから (d/dt)w=一定 初期状態で玉も台車もOに対して止まっているのだから (d/dt)w=0 すなわちwは一定である。 すなわち重心は最初から最後まで移動しないのである。 ところで先に述べた話によって玉と台車の相対速度は最終的には0になるのだから重心が動かないという事を加味すると最終的に台車も玉も止まるのである。 玉がrからr+dに移動し 台車がRからR+Dに移動すると重心は移動しないから (mr+MR)/(m+M)= (m(r+d)+M(R+D))/(m+M) である。 直ちにmd+MD=0がでる。

関連するQ&A

  • 物理:反発係数と運動保存則の問題について

    物理:反発係数と運動保存則の問題について   摩擦のない円形ホース内で質量mの小球Aを初速度Vで打ち出すと、円を一周して、最初の小球Aと同じ位置ではじめ静止していた質量2mの小球Bと衝突した。小球A,Bはともに大きさが無視できるものであり、この2小球の反発係数をeとする。 充分時間がたった後の小球A,Bの速度Va'とVb'を求めよ。ただし反時計回りを正とする。 という問題で、 このとき、衝突を重ねるごとに小球A,Bの相対速度の大きさは小さくなっていき、 最終的にVa'=Vb'となるそうなのですが、その理由がわかりません。 教えてください。よろしくお願いします。

  • 反発係数

    滑らかな水平面上の点Aで、角θの方向に初速v0で投げ出した 水平面との最初の衝突点をB、2度目の衝突点をCとする BC間の距離を求めよ 反発係数をeとしてx軸方向の速度ev0cosθ、y軸方向の速度ev0sinθなのは分かるんですがここからどう解けばよいでしょうか?

  • 反発係数について

    物理の反発係数について質問します。 高校物理の参考書には、(wikipediaも) 「速度V1V2で移動している二物体A,Bが衝突した時の衝突後の速度V1',V2'は |衝突後の相対速度|/|衝突前の相対速度|=e (eは反発係数) であるから |V1'-V2'|/|V1-V2|=e・・・(1) よって(V1'-V2')/(V1-V2)=-e と表される。・・・(2)」(画像を添付しました) のように書いてありましたが、(1)から(2)へ絶対値をはずす時に、何の断りもなく分子分母のどちらかが負であるとしてよいものか疑問に思いました。 V1>V2かつV1'>V2'もしくはV1<V2かつV1'<V2で衝突が起こる可能性はどうしてないと言えるのでしょうか。 既出だったら申し訳ありませんが、見当たらなかったのでよろしくお願いします。

  • 角運動量,運動量保存の法則,反発係数

    角運動量,運動量保存の法則,反発係数について質問があります。 まず角運動量なのですが、質量mの角運動量をもとめるとき 回転軸からの距離をrとし質量mの速度をvとします。 そのとき、普通に考えれば角運動量はmvrとなるとおもうのですが 質量mの速度vの方向にたいして回転軸からmへの線は垂直でなければならないのでしょうか?? また回転軸から質量mまでなにもつながれてなく、質量mが速度vで動いている場合、角運動量は存在しないでしょうか?? もうひとつお聞きしたいのですが 運動量保存則を使用するときや、反発係数を求めるとき 衝突後の速度や衝突前の速度を代入して求めますが 前者、後者とも速度vの正方向を決めて正負きめて求めるのでしょうか?? 意味不明であたりまえのような質問すぎてすみません。 よろしくお願いします。

  • 物理(力積と運動量)

    以下の問題を解く過程をおしえてください ・水平でなめらかな床に、小球が床面と60°の角をなす方向 から衝突し、45°の角をなす方向にはねかえった。 反発係数を求めよ。 (考え方をおしえてください) ・一直線上を反対の向きに進む小球A(質量0.050kg、速さ3.0m/s)と 小球B(質量0.10kg、速さ2.0m/s)が衝突したあとの速度v1,v2をそれぞれ もとめよ。反発係数を0.80とする。 (0.050V1+0.10V2=0.050*3-0.10*2.0、e=0.80= -(v1-v2)/3.0+2.0を といたのですが何度やっても変な値が出てきました。正しい解答、過程をおしえてほしいです。)

  • 力学の問題

    物理の力学の問題について教えて下さい。自分は力学が苦手で解き方がイマイチ分からず、かなり苦戦してます。助けて下さい。 水平でなめらかな床と,床に垂直で互いに平行な2つの壁がある。この床の上で,大きさの無視できる小球1と小球2の運動を考える。図は床と壁に垂直な断面を表し,2つの小球はこの断面内で運動するものとする。2つの壁の間の距離L,小球1と2の質量をそれぞれm,2mとする。はじめ,小球2は左の壁から距離aの位置で静止しており,小球1は左から小球2に向かって速度v>0で等速度運動していた。その後,小球1と2は衝突をくり返した。小球1と2の間,小球と壁の間の反発係数(はね返り係数)は1とする。 (1)小球1と2が1度目の衝突をした直後の速度をそれぞれv1,v2とする。運動量保存の法則よりv1,v2,vの間には□□の関係が成り立つ。また,2つの小球の間の反発係数が1であるから,v1,v2,vの間には□□の関係がある。これらをv1,v2について解くとv1=□□,v2=□□と求められる。 (2)小球どうしが1度目の衝突をした後,2つの小球はともに壁ではね返って左の壁から距離bの位置で2度目の衝突をした。bはa,Lを用いて□□と表される。小球どうしが2度目の衝突をさた直後,小球1と2の速度はそれぞれ□□,□□である。 (3)このとき,a=bであれば,小球どうしの3度目の衝突は1度目の衝突と同じ位置,同じ速度で起こり,2つの小球は周期的な運動を行う。その周期はL,vを用いて□□と表される。a≠bであっても,2つの小球は周期的な運動を行う。この場合,2つの小球は小球どうしの□□度目の衝突で初めて1度目と同じ位置,同じ速度で衝突する。よって,周期はL,vを用いて□□と表される。 PS 力学の文が長くて、どの数字が必要なのか分かりません。コツが有れば教えて下さい。

  • 反発係数の考え方

    反発係数の公式がありますが、 v1-v2/v1'-v2'=-e はベクトル(速度)で計算してもよいのでしょうか。 計算の途中で m(v1x,v1y)+m(v2x,v2y)=m(v1'x,v1'y)+m(v2'x,v2'y) と (v1x,v1y)-(v2x,v2y)=-( (v1'x,v1'y)-(v2'x,v2'y) ) *e=1 の連立で解いたのですが、答えは合っているようです。

  • 反発係数

    静止している質量MのQに質量mのPが速さv0で衝突した その後のP、Qの速さvP、vQ(右向きを正)を求めよ 反発係数をeとする このときvP-vQ=-e(v0-0)になるらしいんですがなぜですか? 簡単かもしれませんが教えてください

  • 反発係数

    高さ0.40mの滑らかな水平面の端Pにおいた小球Aに小球Bを速さ2.8m/sで衝突させると、Aは点Pから1.0mの所に、Bは点Pから0.40mの所に落ちた。 (1)A、Bの衝突後の速さはいくらか (2)A、Bの反発係数はいくらか Aの衝突後の速さをVa、Bの衝突後の速さをVbとおいて式を立てようと思ったのですが、分かりません。答えは(1)A:3.5m/s B:1.4m/s  (2)0.75となっています。 問題が分かりにくいかもしれませんが、教えて下さい。

  • 反発係数

    静止している質量MのQに質量mのPが速さv0で衝突した その後のP、みたいなの速さvP、vQ(右向きを正)を求めよ またPが跳ね返る条件を求めよ 反発係数をeとする 解き方を教えてください! アホなので補足質問をしてしまうかもしれません ご了承ください