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プランター用有機用土に入っているアミノ酸てなんですか?
ホームセンターで有機用土にアミノ酸入りと書いてある土が売っていました。プランターで野菜を育てたいのですがこの土に入っているアミノ酸とはどういうものなのでしょうか?本当は、あまりいろいろなものが入っているのは嫌なんですが、今のところこの土しかありません。教えてください。
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人間の場合は必須アミノ酸が9種類あると言われていますが 人間は体内で合成する事が出来ない為 これらの必要な栄養素を食べ物から得ています。 一方、植物は22種類のアミノ酸が必要とも言われていますが 植物の場合は体内で合成して作り出す事も出来る為 人間ほど外部からの摂取は必要とはされていません。 しかし、アミノ酸の一つセリンなどは土壌中の固気菌が取り付くと 固気菌が大量に発生すると言われており 固気菌は、空気中の窒素を吸収する能力が高く 吸収した窒素養分を植物に与えて 植物を元気にする働きがあることが科学的に解明されています。 つまり、土壌中の有機微生物を増殖させることにより 肥料効率を良くする事が出来たり、植物の成長を助ける働きがある訳です。 また、土壌線虫の増殖を抑制する働きがあることも証明されており、 連作障害などにも強くなるとも考えられています。 園芸用の土や活力剤には大概アミノ酸が入っていますが 直接植物に吸収されて植物の育成に一役かう働きと 良質な土壌造りに必要な栄養素だと把握して 植物にとっても必要な物として理解すると良いと思います。 アミノ酸にもいくつもの種類があり、そのうちの何種類が混入されているかは解りませんが 必要ない物を入れてるという事は無いと思うので安心して使ってください。
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- epsz30
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肥料成分がそのまま植物の体に入っているとか その植物を食べると化学肥料をそのまま食べてる様なものだ と考えるのは大きな間違いです。 植物というのは光合成により自らの体(糖やタンパク質等)を作り出しているので 化学肥料やアミノ酸はその作業の手助けでしかありません。 極端に言えば、豚肉ばかり食べた人間は豚肉になる。 というような偏見です。 人間の場合も植物の場合も取り入れた物がすべて蓄積される訳ではありませんし 化学肥料を使ったからといって化学肥料を食べてるのと同じ という事にはなりません。 ※農薬などは残留農薬を気にしなければなりませんが・・・。 アミノ酸の補足としては 植物には葉緑素があり、その葉緑素で光合成をする事により 木や葉を作ったり実を付けたりしますが アミノ酸はその葉緑素の元になる成分になります。 また、植物の根は水だけを吸収するのではなく 窒素やカリなどの栄養分も吸収するのですが、 これらの成分は土壌菌の力を借りないと うまく吸収しにくいという欠点があるので 土壌菌(土)を育てる事が重要になるのですが アミノ酸は植物に直接作用するだけでなく これらの土壌菌の繁殖にも必要なので土壌菌繁殖目的もあって土に加えられているのです。 いろいろと難しい問題もあるので理解も難しいですし 今は健康志向で有機栽培などが人気なので その辺を気にする人も居ると思いますが 無農薬&有機栽培などは簡単には出来ないからこそ貴重価値が高いのです。 手間隙が掛かってもそれらを目指したいと言うのであれば ホームセンターで手軽に土を買うという事はそもそもおかしい考えになるので 自ら土を育てて、土から作り上げる、という作業が必要になります。 全く汚染されていない土というのが存在するかどうかは解りませんが 園芸用ではない山土などを購入して、それらに自家製堆肥を混ぜ込んで 何年も掛けて自分で土作りしては如何ですか?
お礼
お返事ありがとうございました。ホントにそのとおりですね。「偏見」という言葉にすっきりしました☆自宅の横に畑はあるのですが、諸事情により今は体力気力ともに無理ですので、せめて、草取りの楽な方法で庭で葉物野菜だけでも作りたいと思ってのことでした。こうなる前は無農薬有機栽培で家庭菜園をやっておりましたが。その時の野菜の美味しさは忘れられません。いずれ、また、そうやって野菜を作るのが夢です。そうやって暮らせたら、理想ですね。
お礼
ご回答ありがとうございました。なんだかワタシの頭では難しいのですが、なんとなくわかりました。以前、化学肥料を使った野菜はあの丸い肥料を食べているのと同じだといわれたことがあり、ついつい神経質になってしまします。健康になりたい、自分の身体を作るものとしての野菜づくりをなるべく目指したいのですが…。