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秘境
知床は日本最後の秘境と言われてますが、世界的にはどうでしょうか? わたしは、オーストラリアのケアンズのキュランダの森に行きましたがあそこも原生林だらけでした。どちらが自然が多いでしょうか?
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自然が多い、原生林が大きいというだけでは外国の方が優れているでしょう。 しかし、知床が貴重とされているのは何も原生林があるからというだけの理由ではなく その性質や特異な状況下であることが貴重価値を高めているのです。 例えば、知床と言えば流氷が有名だと思いますが 流氷が漂着する最南端という事で生物にも様々な影響を与えています。 そして、知床の海は北方系を代表するクリオネの様な生体と南方系の生命とが唯一共存するという とても稀な場所でもあります。 また、陸に目を向けると海と同じ様に 北方系と南方系の両系の種が混在する他、特異な種構成、分布がみられ フクロウやオオワシなどの国際的希少種の重要な繁殖地や越冬地となっており ヒグマに関しては世界的に比べても高密度で生息している、という とても貴重な原生林をも持っているのです。 知床とはその様に、単純に原生林があるからという簡単な事ではなく 世界的に見てもとても稀な環境下であると同時に 様々な種の生き物が人の手が加わっていない原生林や海で 複雑な生態系を維持しているという、とても貴重価値がある場所という事で高評価されている部分があるのです。 自然の多さだけでは他国には勝てないと思いますが 狭い地域に多種多様な特異な生態系がある、という部分では 他国の自然に勝るとも劣らない部分があるのではないでしょうか。
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- henmiguei
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秘境と言うのは自然条件が厳しい事をさすものだと解釈しております 其の点で言えば南米のパタゴニアなどは最たるものだと言えましょう 自然が多いのはアメリカのヨセミテやイエローストーンなどには到底敵わないのではないでしょうか。
- chie65536(@chie65535)
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いちおう、知床は「世界遺産」に指定されていて、ほぼ全域が「立入制限区域」「行動制限区域」になっているので「人が入れる場所」とは比べられません。