賃貸契約書記入前のキャンセルについて、不動産関係の知識がないため困って

質問

賃貸契約書記入前のキャンセルについて、不動産関係の知識がないため困っています。

大手仲介業者（ＣＭもしている誰もが知っている会社です）を通してあるマンションの申込をしてきました。
申込書に記入しましたが、住民票や内定証明書などが必要となる段階には進んでいません。
また仮計算書はいただきましたが、入金もしていません。
ただし自分の情報と保証人情報を記入し、そこには押印しています。

この物件を諸事情（完全にこちらの都合です）によりキャンセルしたいと思っています。
しかし申込時に仲介業者から、「うちの物件じゃないからキャンセルできない」と言われています。
この意味がよくわからないのですが、この場合キャンセルは不可能なのでしょうか。
少しでも話が進行する前に、できれば明日の朝にでも連絡を取りたいと思っている状態ですので
どなたかよろしくお願いいたします。

回答No.1

takapiii

＞ただし自分の情報と保証人情報を記入し、そこには押印しています。

これは何の書類でしょうか？
契約書ですか、それとも申込書？それによって対応が変わりますが、まず基本を言いますと、キャンセル出来ない物件はありません。
「うちの物件じゃyないのでキャンセルできない」はキャンセルさせないための方便で言ってるだけで、法的には何の強制力もありません。

賃貸物件をキャンセルすると言っても色々な場面があります。
１）申込金を預ける前---無条件キャンセル
２）申込金を預けた後---申込金を返金してもらいキャンセル
３）敷金・礼金・仲介手数料等を払って契約書にはサインしていない---全額返金してもらいキャンセル
４）全てを払い契約書にもサインした---仲介手数料(場合よっては礼金も)を放棄してキャンセル
５）入居後---通常の退去と同じ。

なお、契約書を交わす前に必ず重要事項説明という手順があり、それの説明を受けてから契約書にサインしないと、契約自体が無効です。

上記を見ると分かるように、重要事項を説明され、契約書にサインしていない限りは無条件にキャンセルできます。
もちろん仲介手数料も(払っていればですが)全額返金されなくてはいけません。
これに従わない場合は宅建業法違反になりますので、役所やその不動産を担当する宅建協会に連絡し、事情を説明してください。
間違いなくキャンセルできます。

但し、重要事項の説明を受け、契約書にサインした場合は、４）になりますので少なくとも仲介手数料は請求されます。
サインした書類をもう一度確認してみてください。