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冷凍庫 断熱による省エネ効果

13M×32Mの冷蔵庫 壁パネル厚45mm 設定温度5℃ ドッグシェルター(開口2600mm×2300mm)×5ケ所 冷凍機10馬力2台+15馬力1台 上記条件で冷凍設備を使用していますが老朽化によりドッグシェルターのオーバースライダー部に閉鎖時で多くの隙間が発生します。 (3cm×10cmが30ケ所ほど) 当該隙間を密閉断熱した場合月どのくらい省エネ(消費電力)が削減できるでしょうか?(外気温20℃の場合) 計算式等もお願いいたします。 また、条件で計算上不備がございましたら御連絡くださいませ。 よろしくお願いいたします。

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回答No.1

まず思考実験から始めましょう。ドラえもんの「どこでもドア」はご存じでしょうが、ドラちゃんの部屋の温度が20?として、ドアを開けると向こう側は北極の5?だとします。 ドアを開けると冷たい風が吹き出してきます。これは冷蔵庫の頂上部を基準大気圧だとして、冷蔵庫の中の空気が冷たいために空気比重が重く、圧力が大きいので圧力の低い外部に冷気が吹き出すからです。 空気温度から空気比重を求めて、比重差から空気流速を計算して空気密度と穴の面積をかけると流出する空気重量が算出できます。 ドラちゃんのどこでもドアなら実質的に無限に冷気が吹き出しますが、有限の大きさの冷蔵庫では無限に吹き出すことはできません。他の穴から20?の空気を吸い込まなければなりません。 したがいまして、第一近似として、穴の合計面積の半分から20?の空気を吸い込み、穴の合計面積の半分から5?の冷気が流出するとします。 そうすると穴があることにより、穴のない場合より余計に加熱されるわけですからこれが省エネ対象の熱量となります。 このシンプルなモデル(シンプルということは説明が容易で間違いの可能性が少ない)で十分な説明ができるのならこれ以上考えることはないと思います。 これで不十分なら放射熱損失など、冷気の移動がなくても熱損失となる別の考え方を追加しなくてはなりません。

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