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雪の目安となる温度

ニュースの中のお天気で雪の目安となる温度として、「上空5000Mで-30度」・「上空1500Mで-6」と言っています。 ここで疑問なのが大気の気温減率で考えるてみると「上空1500Mで-6となると地上では4度となります(1000ftで2℃・1000M6℃)」、地上で0度となるには上空1500Mで-10度が雪の目安となるのではないでしょうか?

  • 地学
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  • ありがとう数82

質問者が選んだベストアンサー

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  • kiyi727
  • ベストアンサー率66% (100/150)
回答No.3

地上付近がたとえ0℃以上でも、雪は融けずに落ちてくることが多いと考えてください。 雪片が地表に到達するまでに融けきらないということですね。 固体である雪が液体である雨に変わるためには、周囲から熱を奪い取らなければなりません。 (融解潜熱は、約0.3メガジュール/kg) 気温が3~4℃以下の場合、融けきるだけの十分な熱が周りの大気から得られないため、 雪は雨に変わることなく地表へ到達してしまう。 そんなケースが割合に多いといえます。 また、雪が降っていても湿度が100%近くとは限らず、意外に空気が乾燥していることもあります。 これは冬型気圧配置に伴う降雪の際によく見られます。 この場合、雪片(固体)は落ちてくる途中で水蒸気(気体)に直接気化しやすくなっており、 空気が乾いているほど昇華蒸発が盛んになります。(昇華の潜熱は、約2.8メガジュール/kg) その結果、結晶の周りが冷えて、地上気温は高くとも雪のままで降ってくる可能性が高まります。 ところで「雨か?雪か?」の予測は、気温・湿度に加えて、上空の成層の状態や地形、 風向なども考慮せねばなりませんし、予報官や民間の予報士たちをひどく悩ませているようです。 ご質問文にも書かれている通り、一般には850hPa(上空約1300~1500m)で-6℃以下が雪の目安。 でも、雨のこともあるんですよね。 ただし-9℃以下だと確実に雪になるといわれています。 反対に、850hPaで-1℃前後と暖かくても大雪に見舞われるケースがあるので予報は難しいわけです。 ・http://www2.u-netsurf.ne.jp/~hulk/Ame.yuki-hanbetu.htm 最後に、参考までに「雨雪判別表」というものを紹介しておきましょう。 例外的には気温10℃くらいで降雪を観測した例が、日本にも諸外国にもあると聞いております。

その他の回答 (2)

  • manno1966
  • ベストアンサー率37% (1085/2875)
回答No.2

> 地上では4度となります 0℃を超えた瞬間に突然雪は溶けるのでしょうか? 5℃程度でも乾燥した状態なら、昇華等の気化熱により、雪が降る事があります。

  • nananotanu
  • ベストアンサー率31% (714/2263)
回答No.1

ヒントです。 質問者さんが考えておられるように、雪が上空から降ってきて、摂氏0度を超える気温により溶けたとします。溶けて雨になるためには周囲からエネルギーを吸収する必要があります。 エネルギーを奪われた周囲の気温は、どうなりますか?

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