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脳動静脈奇形(AVM)

私は28才の女性です。高校生の頃より、ひどい偏頭痛に悩まされておりましたが、偶然、脳のMRI検査にて、脳動静脈奇形(AVM)がみつかりました。現在、病状を詳しく検査するため、脳血管造影検査を予定しております。 現在は、京都の病院に通っておりますが、担当の先生より、最近は脳動静脈奇形(AVM)がみつかっても、手術をしないで、そのまま様子を定期的にみることが治療方針であるといわれましたが、出血のことを考えると本当になにも治療せずこのままでいいのか、悩んでしまいます。ネットで検索しておりますと、大阪の富永病院が評判がよいようで、その病院では脳動静脈奇形(AVM)の手術件数が掲載されており、一度セカンドオピニオンをうかがいたいと思うようになりました。 しかし、今かかっている京都の病院もずっとお世話になっている先生から紹介していただいた経緯もあり、セカンドオピニオンを聞きに行きたいとなかなか言い出せません。そのような状況から、ここでの質問をさせていただきました。質問は以下の内容についてです。 (1)京都、大阪など近畿県内で、脳神経外科の評判のいいところがあれば教えていただきたいです。 (2)脳動静脈奇形(AVM)は、場所などにもよると思いますが、最近はどのように治療することが主流なのでしょうか。(なにもしないという選択肢は普通なのでしょうか。) (3)出血率は、私は年間1%未満と主治医の先生からはうかがいましたが、富永病院のホームページやネットには2~3%と書いてありました。実際はどのくらいの出血率なのでしょうか。 (4)出血率を年間2%とすれば、今28歳でかりに80歳まで生きるとすれば、残りの52年間を考えると出血率が104%となり、かなりの高確率で出血するということになるのですが・・・このような単純計算にはならないのでしょうか。 長い文章で申し訳ありませんが、知識のあるかたがいらっしゃれば教えてください。よろしくお願いいたします。

質問者が選んだベストアンサー

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  • gogosmart
  • ベストアンサー率60% (229/378)
回答No.1

脳内AVMの出血率は色々と報告がありますが、平均すれば2%/y程度でありクモ膜下出血を起こす脳動脈瘤の破裂率よりは高いというのが一般的な認識でしょう。そして既にご存知かも知れませんが、AVMは流入動脈、ナイダス、流出静脈から成り、ナイダスの大きさや流出静脈の部位、ナイダス内の動脈瘤の合併、ナイダスの位置などによって出血率が異なると言われています。  治療方針については、出血率が比較的高い疾患であることを考ると、可能であれば積極的に治療するというのが一般的な考え方だと私は思っていました。 治療方針を決定するにはSpetzler-Martin分類を参考にするのが一般的です。この分類は、ナイダスの大きさ、AVMが存在する場所が機能的に重要である場所かどうか、導出静脈の部位、の3つのポイントにおいて点数をつけてグレードを決めるというものです。グレードはI~Vまでありまして、グレードが上がるほど治療が難しくなります(従ってグレードが高い場合には、治療できずに経過観察という方針もあり得ると思います)。  具体的な治療方法には手術、血管内治療、放射線治療がありますが、可能であれば手術でナイダスを摘出するのが基本であり、血管内治療はその補助的治療としておこなわれることが多く、放射線治療は手術が困難な場所にAVMがある場合などに行われることが多いです(ただし手術可能な部位であっても、施設によっては積極的に放射線治療を選択するところもあると思います)。    以上、質問者さんのAVMが治療すべきもの(或いは治療可能なもの)かどうかの判断は、実際に血管撮影などの画像所見を見てみないと何とも言えません。従って現在の主治医の方針に疑問があるようであれば、やはり一度他院でセカンドオピニオンを受けた方が良いのではないかと思います。 質問に対する回答: 1) 個人の病院は分かりませんが、一番最初に思いつくのは教授の宮本先生が血管障害が専門の京都大学附属病院と、その宮本先生が以前に勤務されていた国立循環器病センターなどでしょうか。勿論それ以外にも良い病院はたくさんあると思います。 2)3)4)上記を参照してください。

kyo123sana
質問者

お礼

ご回答いただきましてありがとうございます。 病気に精通する医師もお教えいただき大変参考になりました。 脳血管造影が終わり、詳しい内容がわかりましたら治療方針など、グレードもどのレベルなのかわかると思いますので参考にしたいと思います。 詳しく教えていただきましてどうもありがとうございました。

その他の回答 (1)

  • xneuronx
  • ベストアンサー率50% (1/2)
回答No.2

私、同じく脳動静脈奇形(AVM)手術完治、自宅療養中です。 ご心配内容お察しいたします。 まずご質問内容 (1)オススメの病院 ◎私の場合   富永病院にて手術しました。   いい病院であると思いました。(話せば長いのでこのくらいで)   脳神経外科医の世界で4つのジャンルがあるのはご存知でしょうか。      ※脳神経外科の4領域 1.脳腫瘍(しゅよう) 2.脳卒中・・・脳梗塞・脳出血関連⇒(血管系) 3.事故などによる外傷 4.脊椎(せきつい)・脊髄(せきずい)疾患  専門医でも、1人ですべての分野に習熟することは容易でない。  大きな医療機関では、それぞれの担当チームに分かれて治療することが多い。 ◎ホスQ この病気にこの名医 http://www.hosq.com/modules/konobyokinikonomeii/?id=152 (脳血管系の医師はこちらになるかな・・・と思います) これらはご自分自身が納得して 医師と相談し治療検討し手術をうけるなり結論を出すといいと思います。きっと恐れる気持ちも吹き飛びますよ。^-^ (2)最近の主流な治療・・・というのは表現むずかしいですが・・・特にないのです。   手術のテクニック、機器などの医療は進んでいるようです。  ・治療法は3種類(前から3種類)    疾患・部位によって全く違うのですが、基本的に脳動静脈奇形 摘出は基本的に「手術」です。   手術が難しい部位の患者さんには ガンマナイフです。それもできないAVMの大きさの場合は   塞栓という血管中にて血管をふさいでその後手術なんとかするといった方法。   治療をなにもしない場合は・・・「治療できない疾患部位」である可能性です。   (これ 経過観察のみの状況とは・・・・何故かをお聞きではないのかしら・・・?)   なので 複数の医師に診断していただくことをお勧めします。というか・・必須ですね。   「セカンドオピニオン」行ってくださいね。   他の病院の体面など悩むお気持ちわかりますが 最近は普通にセカンドオピニオンを受けるのが   広まっています。   遠慮して・・・・納得いく治療できず・・大変なことになりたくないですよね?  (3)一般的に出血率はあくまでDATAです。   この年間2~3%の出血率が自分にいつふりかかるか悩んでもどうにもなりません。   ちなみに・・・私見ですが 既に前から頭痛が続いていた中 だんだんひどくなっていませんか?   もし そうだったら 間違いなく出血すると思います。   脳動静脈奇形の血管は劣化しやすいからです。その兆候だといわれています。   私は この頭痛から体調不良になっていました。微妙に悪くなっていました。   これはAVMの前兆です。 (4)その記載している出血率計算ですが そう真剣にこだわる必要はないです。   逆に言えば・・・・かなりの出血可能性があるということです。   何故なら・・・その年齢で頭が痛いという疼きで調べて発覚したということは・・   前兆があったということでもあり「血管劣化」の寿命であると考えられると思います。   私は、出血率に対する考え方は そう理解しています。   ********************************* 私からのご忠言。 kyo123sana さんの文章を読んで 察したことなどあります。 1.AVM部位がどこであるか。  とても重要なことですよ。深部もかなり注意です。  「自分自身で知り納得し理解し 相手にゆだねること」は要(かなめ)です。 2.脳出血したらどうなるか・・・想像してみてください。   できるだけ良い環境、治療を行ってくださいね。 3.相談したい人は 誰にすればいいのか・・・   わかりませんよね・・・。周りにそんな同じ病気な人いません。   私はネットで情報を集め参考にしました。   それらを知っていると不安な気持ちは無くなります。   今 小さなあれこれ 不安でどうしたらいいのかもわからなくなりますが   戦ってくださいね!   あなたは病気に立ち向かう立派な戦士ですよ^-^   がんばって! 以下 自分でいろんな事を調べたブログです。 私の記録もあります、ご参考に♪ Bomb in Brain http://ruaparu.jugem.jp/

参考URL:
http://ruaparu.jugem.jp/
kyo123sana
質問者

お礼

ご回答いただきましてありがとうございます。 富永病院をはじめ、病院のURLを載せてくださったので、脳外科の病院を知ることができて大変助かりました。たくさん病院があり、専門医の先生がおられても、どこの病院がよいのかがわからずセカンドオピニオンを行く病院を考えておりましたので、とても参考になりました。 参考URLも拝見いたしました。 これからよく調べ、納得して治療してゆきたいと思います。 どうもありがとうございました。

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