• ベストアンサー

反応機構など

反応機構などちょっと考えてもわからなかった部分があるので質問させてもらいます。 1:最初のブロモ化はα位に導入されているとは思うのですが、その後の2,3はなにをしているのかがわかりません。窒素が求核攻撃しているとは思うのですが・・・どう進行しているのでしょうか? 2:なぜ側鎖の長いエステルだけ還元されているのでしょうか?単純に立体障害でしょうか?また2のプロトンソースは何のために加えているのかもわかりません。 わかる方いらっしゃいましたらご教授、アドバイスお願いします。

この投稿のマルチメディアは削除されているためご覧いただけません。
  • 化学
  • 回答数4
  • ありがとう数4

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
noname#133813
noname#133813
回答No.3

この問題を解くという事は、恐らく、4年生か、修士1年生でしょうから 、添付した図を見れば理解できると思います。

yuu007
質問者

お礼

ここまで親切に書いて下さるとは・・・ほんとにありがとうございます。おかげで疑問が解消できました。

その他の回答 (3)

noname#133813
noname#133813
回答No.4

お礼を書いていただきましたが、老婆心ながら以下の考えを参考にしてください。 実は、No1, No2のご回答には少し疑問があります。 特に、2番目のエステルの加水分解の選択性の問題ですが、これは分子内5員環ラクトンを経る事により選択性がでると考えられます。 これに類似した考え方にはStobbe縮合を参考にされるとよいでしょう。 あまり、ここに回答される考え方を鵜呑みにしない事です。 今回偶然目に付きましたので初めて回答しました。

yuu007
質問者

お礼

ご丁寧にありがとうございます。もちろんすべての人が正しい答えをかけないことはわかっております。あくまで参考とさせていただきます。ありがとうございました。

noname#116453
noname#116453
回答No.2

1 第一段階はカルボニルのα位のブロモ化です。それに続いて分子内求核置換でアンモニウムになります。NaHCO3は第1段階のブロモ化の際に生じるHBrを中和することにより、アミノ基がR-NH(Et)2^+になるのを防いでいます。この形ではNの求核性がなくなり、閉環が起こりません。(3)に関しては見えません。 2 加水分解されない側では、カルボニル基とエトキシカルボニル基に挟まれたCHの部分の酸性度が高くなっており(活性メチレンなので)、容易にエノラートになります。結果的にその部分に負電荷が生じ、加水分解に必要なOH-の求核攻撃を妨げますので、加水分解が進みにくいんでしょう。 最後のH+は加水分解(けん化)で生じた、R-COO^-の部分を酸処理によってR-COOHに戻しているだけです。単離精製のための処理の一環です。 なんで、専門家が自信をもって・・・・以下自粛

yuu007
質問者

お礼

ありがとうございます。2については完璧に理解できました。

noname#160321
noname#160321
回答No.1

1.これはブロモ化ではありません。四級アンモニウム塩が出来ているだけで、臭化物イオンがカウンター陰イオンとして付いているだけです。 続く処理は液性の中和だけ。三番目の処理が何か小さくて見えません。 2.これも還元ではなくエステルの加水分解ですフェニル酢酸型の方が安息香酸型より酸として安定(pKaが小さい)なのでそちらが先に加水分解されます。

yuu007
質問者

お礼

1:なるほど。ちなみに3番目はΔで加熱のことです。 2:そうでした。勘違いしてました。還元でなく加水分解ですね。安定度の問題とは・・・よくわかりました。ありがとうございます。

関連するQ&A

  • 反応機構の問題の解き方

    有機化学の問題で『~の反応機構を書け』という問題があるのですが、たくさんの反応段階があり、また求核攻撃、プロトン付加などどの順番で起こるのかわかりません。これは答えを見て順番やどのような反応が起こるかを覚えるしかないのでしょうか?なにか問題を解くコツや方法があるのなら教えてください。よろしくお願いします。

  • 反応機構について質問させていただきます。図に示した2つの反応機構につい

    反応機構について質問させていただきます。図に示した2つの反応機構についてですが、 1)はまずmethylamine hydrochlorideが作用してエナミン構造をとりその後NaH(OAc)3により還元というながれでよろしいのでしょうか?またなぜここはNaH(OAc)3のような還元剤を使ってるのでしょうか?オレフィンがあるためそこを還元しないようこの還元剤を使ってるのでしょうか? 2)これはアミンの水素を引き抜いてアニオンにした後オレフィンに求核攻撃するのでしょうか?またはホルムアミドがなんらかの動きをして行くのでしょうか? どちらかでもいいのでアドバイスなどよかったらお願いします。

  • Ferrier反応について

    文献の反応でFerrier反応を用いて立体選択的に行ってるんですが、その反応機構と立体選択性がどのように進行してるのか理解不足なのでご指導、アドバイス等よろしくお願いします。 反応機構ですが、まずルイス酸がエトキシ基に配位しピラン由来の酸素が押し出すことをドライビングフォースとして、シリルケテンアセタールのTBS由来の酸素が押してオレフィンが求核攻撃すると予想し、(1)このときTBSはどうやって外れるのか? (2)立体選択性は 1位のR(大きい官能基です)による立体障害からanti体が生成しやすいと考えてよろしいのでしょうか?

  • 酸無水物とアルコールの反応

    環状ジカルボン酸無水物にエタノールと濃硫酸を加えた場合、まず、カルボキシル酸素にプロトンが付加して、次にエタノールの酸素が求核炭素に攻撃すると思うのですが、具体的な反応機構わかりますか?それと最終生成物がエステルとカルボン酸からなる環状構造になるのでしょうか?お願いします。

  • エポキシドとアミン硬化剤の反応機構(熱硬化反応)

    熱硬化エポキシ樹脂接着剤におけるエポキシドとアミン硬化剤の反応機構について教えて下さい。 加熱によりアミンもしくはエポキシドがどの様に変化して、反応が開始されるのでしょうか。 簡単な教科書やWebで調べてみると、アミンNの不対電子がエポキシドの水素が二つ付いた炭素への求核攻撃により、開環しアミンが付加し、更に2級化したアミンが別のエポキシドと反応するといった機構がありました。この認識で間違いないでしょうか。 また、アミンのNが求核攻撃する前にエポキシドがプロトン化するといった内容もあったのですが、これはどういった反応でしょうか。 可逆的な平衡反応でエポキシドのCとOが分極しているということでしょうか。 あまり専門的なことが分からないため反応メカニズムについて詳しく教えて頂けないでしょうか。

  • 反応機構は?

    クエルセチンをピリジン存在下、無水酢酸で反応させたら何が得られるのでしょうか? 考えた反応機構は以下のとおりです。 まず、ピリジンは求核剤として作用し、Nの非共有電子対が無水酢酸のカルボニル炭素へ攻撃。→無水酢酸のOCOCH3が外れる。→残ったカルボニル炭素とピリジンのNが結合。(これは無水酢酸よりも活性が高いのでクエルセチンOH-が攻撃しやすくなった) 以上、ここまでの反応機構はあっているでしょうか? この後のOH-の攻撃ですが、クエルセチンのどの部分のOH-が攻撃するのでしょうか?COの隣のOH-でしょうか? ここから先の反応が分かりません。 どなたか分かる方、ご教授お願い致します。 よろしくお願いします。

  • SN2反応とE2反応

    SN2反応では立体障害の大きい求核試薬、E2反応では立体障害の小さい求核試薬を用いた方がよい理由と、E2反応では立体障害の大きい基質を用いたほうがよい理由がわかりません。教えてください。

  • 金属アルコキシドのエステル交換反応はどんな機構で進む?

    金属アルコキシドのエステル交換反応について教えてください。 下の(1)式において、Mは例えばSiなど、比較的安定な金属アルコキシドです。 M(OR)n + R'COOR'' → M(OR)n-1(OR'') + R'COOR (1) 上記のような反応が(恐らく)酸性条件で進むと思うのですが、 これは通常の有機物でいうところの「エステル交換反応(2)」とは反応機構がまったく異なるのでしょうか? ROH + R'COOR'' → R''OH + R'COOR (2) (2)の(可逆)反応だと、エステル加水分解と同様、(酸性条件では)カルボニル炭素をアルコールが求核攻撃することによって反応が進むのだと思います(間違いがあればご指摘ください)。 しかし、(1)でそのような機構を考えるのはやや無理があるような気がするのですが・・・・ どなたかアドバイス頂けないでしょうか?

  • (CH3)3CCl のE1反応とSN1反応

    (CH3)3CCl のE1反応とSN1反応についてです。 まず、知識の確認からさせてください。 水や有機溶媒などのなかでは、E1 反応やSN1反応がおこり、強い求核剤や強塩基性の状態では、E2 反応やSN2 反応が起こります。 またE1 反応は強い求核剤があり、かつ攻撃相手の立体障害が少ないとき SN1 はそれほど強い求核剤がなかったり、攻撃相手の立体障害が大きいときにおこります。 またE2反応は塩基性が強い条件で起こりやすく、またSN2 は求核性が大きい物質があるときにおきやすい。 また、求核剤の立体障害が大きい場合や、逆に攻撃相手の立体障害が大きい場合はE2 反応が起きる。 以上、間違いがないでしょうか。 さて、本題に貼りますが、(CH3)3Cl のE1反応とSN1反応についてです。 最初の問題では、溶媒が水でした。 なので、SN1 かE1 が起きると思います。 さらには、(CH3)3Cl の立体障害が大きいので、E1 が起こり、結果、(CH3)2CH=CH2が生成するのかと思いました。 しかし、解答は 「SN1 により、(CH3)3COHが生成する」でした。 さらに、次の問題はH20 とNaOHの存在下でおなじ(CH3)3CCl はどうなるかという問題でした。 私は、溶媒が水なので、SN1 かE1 がおき、さらにNaOH →Na+ + OH- で、OH-という強い求核剤があるので、SN1が起きるのかと思いましたが 解答は 「E1 により、(CH3)2CH=CH2が生じる」でした。 これって、もしかして、最初の問題と後の問題の解答が入れ替わってるんですかね? もしくは、私がとんでもない間違いをしているのでしょうか。 どなたかご教授いただけると幸いです。 宜しくお願いします。

  • 電子吸引基が共役したアルケンの反応

    電子吸引基が共役したアルケンの反応 次の反応の反応機構がわかりません。 CH2=CH-COOH+HBr→Br-CH2-CH2-COOH プロトン化されたカルボニル基にBr-が求核攻撃すると考えると上記の生成物になりません。 この反応機構がわかる方、ぜひ教えてください。