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トートロジーについて

poirot_catの回答

回答No.5

追加ですが ¬(A⇒¬B)⇒(A⇒B)が「背理法」の式というのは,私もおかしいと思います。 直接証明,間接証明,もしかすると,トートロジー以前の問題かもしれません。 例, f(x);xは6の倍数,g(x);xは2の倍数 と論理関数を定義します。 また,2つの命題として A=∀x f(x),B=∃x g(x) とします。Aは偽,Bは真ですから,A→Bは真ですが, A→B≡∀x f(x)→∃x g(x)≡∃x (f(x)→g(x)) です。 これを,この「背理法」で証明しようとすると ¬(A→¬B) ≡A∧B ≡∀x(∃y(f(x)∧g(y))) ですが,やはり偽です。 Aは偽,Bは真ですから当然ですが。 ¬(A→¬B) が真であることは,導けない。A→Bの真偽は不明です。 一方,背理法A∧¬Bでは ∀x f(x)∧ ¬∃(y g(y)) ≡∀x f(x)∧ ∀(y g(y)) ≡∀x (f(x)∧ g(x)) で偽,矛盾と導けます。 前の「背理法」では, ∃x (f(x)→g(x)) ここでは,(6の倍数⇒2の倍数)をみたすxが存在する,の証明でも,用いられないことがある。となり,使用は限定的にならざるを得ません。 それは, この「背理法」では A→B真 B∧¬Aが真 では,Aが偽,Bが真となって,A∧Bが真は導けないからです。

skoyan
質問者

お礼

早速のご回答ありがとうございました。 Caperさんへの再回答に、皆様へのものも含んでいると思いますのでご覧下さい。

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