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インターネットとTV放送の融合について。

インターネットとTV放送の融合について。 こんにちは。 以前に、楽天がTBSの株を取得する動きがあったりと、インターネットとTV放送の 融合が話題になっていましたが、なぜ、日本ではなかなか広がらないのでしょうか。 個人的には、TV局が所有するコンテンツをインターネット経由で有料で提供し、 視聴者が見たいときに観られると便利だと思いますし、TV局の収益にも繋がると 思います。 法律的な制約があるのか、それともなにか別の問題があってできないのでしょうか? とても興味があるので知りたいです。 よろしくお願いします。

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noname#140925
noname#140925
回答No.3

利権ゴロがゴネてる限り無理ですよ。 日本じゃフェアユースすら許されていないのが現状ですから。 (米国はフェアユースが明文化されているので、B-CASのような阿呆なシステムは導入されないですし。) 彼らはネットで配信=無限にコピーされて金が入らない、という考えですので。 実際は地上波にB-CASでスクランブルかけようが、スクランブル自体が無意味で即日海賊版が隣国等で放映されているわけですが・・・(視聴者・消費者に迷惑をかけるだけで、保護システムとしては正直者だけがバカを見る仕組みになってます。) 実際問題、ジャニ系とかはTV局サイトでの番宣にすらタレントの顔写真使うのを禁止したりしてますし、ネットに写真出まわると模造商品が作られて(隣国などで)売られている、という問題に頭抱えてますから。 番組を作る時点で、ネット配信を前提に契約すれば良いのですが、そういう理由からネット配信するなら出演拒否、というのも多々有る訳で。 視聴者が見たい時に見られる代わりに、視聴者の個人情報(性別や年代、在住地域など)に合わせた広告を配信出来るようなネット配信の仕組みを作れば、視聴者にとっても、広告主にとっても利害が一致するハズなのですが・・・(興味の無い広告は飛ばされても、興味の有る広告なら見てくれる率は高いですし、ターゲットを絞り込んでCM配信出来るので効率的。) それをやると、どんぶり勘定(視聴率)で広告費をボッタクってるTV局としては広告費を釣り上げにくいですからね。 ゴールデンタイムのCM枠買うために、深夜枠も一緒に買わないと駄目、みたいな抱き合わせも出来なく無りますし。 時間関係なくなるので、料金が一律化される危険性が高いですし、ネット広告と同じくらいの値段までプライスダウンせざるを得なくなる可能性もありますから。 結局、権利者側が目先の利益しか見ていないのが一番の障壁になってます。 著作権を楯に、文化と言う名目で自分たちの利益のみを最優先に考えて行動してますから。(本来の文化を守る、と言うのは口実に使われているだけですしね。) 音楽のネット配信を思い出してみてください。 iTunesが普及するまで、国内音楽産業がどういう対応を取ってきたかを。 要はそれと同じ事です。 海外から国内の仕組みをぶち壊す黒船でも襲来しない限り、この国の利権ゴロは既得利権を守ることだけに注力し続けると思いますよ。

labrakun
質問者

お礼

詳しい回答ありがとうございます。 結局は利権なのですね。B-CASも、なぜこんなものが必要なのか不思議におもっていました。 ありがとうございました。

その他の回答 (2)

回答No.2

著作権の一つに放送権があり、 制作者=テレビ局でない場合に、テレビ局が制作者から放送権を購入している場合、 インターネット配信をするためにはテレビ局が持っている著作権と制作者が持っている放送権と、 その動画の中に使われている音楽などの著作権など、 許可を得るだけでも大変な状態になっています。 テレビ局同士の中継でさえいろんな利権がせめぎ合ってるところに、 インターネット関係の会社が入り込もうとしているわけですから。 youtubeやニコ動などは、音楽に関しては包括許諾を受けているところは自由に使用できますが、 そうでない個人配信のところは逐一JASRACをはじめとする音楽著作権管理団体に許可を得る必要があります。 本来の著作権はそこまで複雑じゃないはずなんですが、 音楽関係、テレビ局関係に限ってはどうにも一般人の踏み込めない状況になっているようです。 > なぜ、日本ではなかなか広がらないのでしょうか。 録画、ダビングしていつでも無料で視聴できていたものが有料になってしまう、ということじゃないでしょうか。 VODでは法律で認められている私的私用でさえ制限されてしまってますしね。

labrakun
質問者

お礼

詳しい回答ありがとうございます。 やはり、権利関係も障壁になっているのですね。 ありがとうございました。

  • EFA15EL
  • ベストアンサー率37% (2657/7006)
回答No.1

>TV局が所有するコンテンツをインターネット経由で有料で提供し、 視聴者が見たいときに観られると便利だと思いますし、TV局の収益にも繋がると 思います。 VODは随分前から始まっていますし、見逃し放送も始まってますよ。 それでもテレビ局の落ち込んだ収益を補填するには少なすぎるのですが。 2011年には放送と通信(ネット)の各種法律が統合される見通しです。 つまりこれまでテレビ局の既得権益であった分野に、他の企業も参入できることになるのです。 つまり、出来ていないのではなく、やってるけどあなたの耳には届いていないということです。 ご存じないかもしれませんが、2011年へ向けてこの数年は業界が大きく変動してきました。地デジもそのひとつですし、テレビ局が次々とホールディングス化しているのもそのひとつです。ちょっと調べれば分かりますが、制度、法律、技術、コンテンツ、本当に様々な変革が起こっており、その速度は加速し続けています。 とはいえ、現時点で趨勢が未定なのもまた事実。 騒いで動いてはいるけれど、明確なビジョンがない、という感じですね。

labrakun
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 2011年の動きに注目してみたいと思います。 ありがとうございました。

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